ハンフリー・ボガート

• 父ディフォレスト・ボガートはマンハッタンの開業外科医、母モード・ハンフリーは雑誌の表紙を描くイラストレーター。
  
  
• 17歳、フィリップス・アカデミーに入学。　１年弱で退学。
  
  
• 18歳、海軍に入隊。　その時、原因は定かではないが上唇右端に裂傷を負い、傷が残る。
  
  
• 19歳、除隊、帰還。
  
  
• 20歳、ブロードウェイの大プロデューサー、ウィリアム・Ａ・ブラディの事務所に地方巡業の責任者として勤める。
  
  
• 22歳、地方巡業で端役ながら舞台に立つ。
  
  
• 26歳、舞台女優ヘレン・メンケンと結婚。　翌年、離婚。
  
  
• 28歳、舞台女優メリー・フィリップスと再婚。
  
  
• 30歳、フォックスのフィルム・テストに合格。　短編映画「Broadway's Like That」に端役でデビュー。
  
  
• 32歳、「Love Affair」で初の主役。
  
  
• 34歳、舞台「化石の森」で冷酷無比の脱獄殺人犯デューク・マンテー役を演じ、好評を博す。
  
  
• 36歳、同じ作品名のワーナー・ブラザーズの映画でも同じ役を演じ、この役が当たり役となる。
  
  
• 37歳、メリー・フィリップスと離婚。　「札付き女」で共演したメイヨ・メソッドと3度目の結婚。
  
  
• 38歳、「彼奴は顔役だ！」などでハードボイルドなギャング・スターとして人気を得る。
  
  
• 41歳、「ハイ・シェラ」の脱獄殺人犯役で初の主演。
  
  
• 43歳、「カサブランカ」で、昔の恋人と出会う酒場の経営者リックの役を演じ、大ブレーク。　1943年度アカデミー賞主演男優賞にノミネート。　作品は同作品賞を受賞。
  “Here's looking at you, kid.”、「君の瞳に乾杯」は有名なせりふ。
  
  
• 45歳、メイヨ・メソッドと離婚。　「脱出」で共演したローレン・バコールと4度目の結婚。　24歳年下ではあったが同じニューヨーク生まれのバコールとは気肌がぴたり合ったようで、その後57歳で亡くなるまでの12年間、幸せな時を過ごすことになる。
  
  
• 47歳、プロダクション会社、サンタナ・ピクチャーズを設立。　サンタナは所有するヨットの名前。
  
  
• 49歳、長男スティーブン誕生。
  
  
• 51歳、「アフリカの女王」で酔っぱらいの船長役を演じ、1951年度アカデミー主演男優賞を受賞。
  
  
• 52歳、長女レスリー誕生。　スターとしてブレークした「化石の森」で世話になった主演女優レスリー・ハワードへの感謝の気持ちから命名。
  
  
• 56歳、「殴られる男」でスポーツ記者役を演じ、これが最後の出演作となる。　撮影終了後痛みを伴う激しい咳に襲われ、検査の結果食道ガンと診断される。
  
  
• 57歳、1957年１月14日、食道ガンで死亡。