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 配給:パイオニア映画シネマデスク
 
   | 2011年製作 インドネシア  (100 min) 
 監督:カミラ・アンディニ
 出演者:
 アティクァ・ハシホラン
 レザ・ラハディアン
 スリ・アシィ
 復讐は私にまかせて
 ギタ・ノヴァリスタ
 
 エコ
、ザイナル
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| あらすじ:インドネシア・ワカトビ県の美しい海域では、浅瀬に高床式の小屋が建ち並び、“海のジプシー”と呼ばれる漂海民バジョ族が暮らしている。 10歳の少女パキスは、母タユンとふたり暮らし。 パキスは鏡(バジョ族にとって鏡は真実を映す神聖なもの)に、漁に出たきり戻って来ない父の姿が現れることを願っていた。 ある日、首都ジャカルタからイルカ研究者の青年トゥドがやって来て、村長の指示によりパキスの家が下宿先となる…。 ヒューマンドラマ。 
 東京国際映画祭トヨタ・アース・グランプリ、インドネシア映画賞最優秀新人監督審査員特別賞、他多数受賞
 
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| 父が戻ると信じている娘に、もう諦めるよう諭す母親もまた、心を隠すように顔を白塗りにしています。 海で生まれ、海の恩恵を受けて暮らし、海で死ぬといわれるバジョ族の母子の、希望と再生の物語。 母タユンと青年トゥド以外の出演者は皆バジョ族で、子どもたちの生き生きした表情と青い海を見ているだけで、心が癒されます。 ダイビングの聖地である美しい珊瑚礁の海(ワカトビ国立公園は1996年に世界遺産登録された)でさえ、地球温暖化や天然資源の開発の影響を受けていることがわかります。 |