舟を編む:作品を観た感想(26)

【映画】舟を編む
★★★★★ 地味ながら秀作!知らない世界を知れた喜びもありつつ、人間ドラマに引き込まれた面もありつつ、程々の恋物語にキュンとした面もありつつ、絶妙なバランス具合もとにかく印象的な作品でした。題材の面白さだけでなく、人間ドラマ、特にキャラクター設定が本当に素晴らしかったですね。演じた役者の演技もとても魅力的で、グッと引き込まれました。香具矢の人物像がもう一つ掴み切れなかったところだけはちょっと惜しいなと思ってしまいましたが、まあでも全体的にはとても魅力的な作品だったと思いました。
ただただ映画を楽しんでる人のブログ
2016年7月21日

舟を編む
面白かったです。用例採取という言葉が耳から離れません。辞書を作られている方々を応援したくなるような映画でした。
うろうろ日記
2015年4月16日

舟を編む
松田龍平は一見パッとしない役柄のほうが似合う。辞書を編纂する気の遠くなるような時間、それを職とする者たちの人生をかけた日常が品よくコミカルに描かれていて面白かった。
いやいやえん
2014年1月6日

『舟を編む』 なぜ1995年なのか?
辞書の編纂という地味で気の長そうな仕事が、想像を遥かに上回るほど地味で気が長いことを描き、そこから絶妙な笑いを生み出すコメディだ。本作は言葉の大切さに注目すると同時に、デジタルなコミュニケーションツールがなかった頃に立ち返り、孤独な人がコミュニケーションを成立させる過程をじっくりと描いている。
映画のブログ
2014年1月3日

舟を編む
★★★★★ 本当に感動しました。久々にいい映画みたな〜て気分です。松田龍平って本当に雰囲気もってる役者になりましたよね〜この映画本当によかったのは、オダギリジョーでした。
C’est joli〜ここちいい...
2013年6月11日

舟を編む
大家の孫娘に一目惚れするくだり、そんなに面白いとは思わなかった。石井裕也監督独特の笑いのツボがところどころあるものの2時間14分は長い。もうちょっと絞って1時間45分ぐらいにまとめたほうがより見やすい作品になったのでは?と思いました。
単館系
2013年5月29日

ショートレビュー「舟を編む・・・・・評価額1600円」
★★★ 映画の世界の職人たちが、世の中の縁の下の力持ち的存在である、辞書作りの職人たちへとエールを贈り、まるで作品自体が辞書の様に、丁寧に拘りを持って作り込まれた愛すべき佳作だ。本作には、まだ存在しない物を創造する喜びと厳しさ、モノ作りの醍醐味が詰まっている。惜しむらくは、全編が均一なタッチで淡々と紡がれてゆくので、物語的、映像的な抑揚に乏しい事。辞書大好き人間としては、一字一句に込められた魂に、今までより一層愛着を感じるようになった。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2013年5月11日

舟を編む
全体的に淡々としてますものね、さり気ない感触のまま見せる場面が多くてほんわかしてますものね、という具合に。根性論者が故に無意識に、努力、友情、勝利的内容を期待してしまったあたしにゃ焦点の合わせ難い物語になって御座いまして、その展開の尽くに説得力を感じず乗り切れず仕舞いで御座いました、と。
Death to Mary Pumpkinhead
2013年4月30日

映画「舟を編む」仕事に何を求めるのか
★★★★ この映画を見て、夢中になれるものを見つけた人の“強さ”に惹かれた。その途方もなく長い時間を彼らは言葉の海を渡っていくのだ、やはり羨ましい気持ちも感じる。
soramove
2013年4月30日

「舟を編む」
★★★★ 難しい題材を見事楽しめるエンタティンメントに仕上げている。登場人物のキャラクターが面白い。ジメついてしまいがちな愁嘆場、泣けるシーンはバッサリとカットし、目的に向かって突き進む疾走感を重視した演出が見事である。石井演出は、随所にトボけたユーモアを挟み(見出し語の解釈、毛筆のラブレター等)、後半は一気にスリリングな編集追い込みシーンをたたみかけ、緩急自在なテンポと、役者たちのアンサンブルとも相まって、見事な秀作が完成した。
お楽しみはココからだ〜映画をもっ...
2013年4月28日

舟を編む
それぞれのキャラクターがうまく練り上げられ、あまつさえラブ・ストーリーも絡み、石井裕也監督の作品としては、傑作『川の底からこんにちは』に次いで面白く見ることができました。松田龍平は、これまでとはかなり違った難役ながら、持ち前の優れた演技力によって、なかなかうまくこなしています。宮崎あおいも、馬締にいい具合に寄り添っているなと思います。加藤剛の辞書監修役は実に的確なキャスティングであり、さらにオダギリジョーもなかなかいい味を出していると思います。
映画的・絵画的・音楽的
2013年4月24日

映画「舟を編む」感想
とにかくひたすら地味な構成で、奇想天外な展開といったものがまるでありません。宮崎あおいが演じる林香具矢は、映画の前宣伝で大々的に強調されていたイメージと比較すると、出演頻度がかなり少ない印象を受けましたね。馬締光也が林香具矢に惚れる過程とは逆に、林香具矢が馬締光也を好きになる過程というのも今ひとつ分かりにくいものがありますし。日常生活を扱う人間ドラマが観たいという方にはオススメの作品と言えるでしょうか。
タナウツネット雑記ブログ
2013年4月23日

舟を編む
★★★★ 辞書作りって大変なんだな。最後までダレることなく観られた。特に派手な出来事もなく淡々と展開する内容だったけど、笑える所やジーンとくる所もあり、大いに見応えあった。宮崎あおいの板前姿、あれはイイな。凛々しくて萌える。
だらだら無気力ブログ!
2013年4月21日

「舟を編む」 大海を渡る拠り所
海を渡るときに拠り所となるのが、舟。言葉の海を渡る時の拠り所が辞書である。本作はその舟を何年もかけて作り上げた人々の物語。一つの仕事にそういう強い想いをもって取り組めるというのは、しんどいながらも幸せな時間なのだなと思いました。
はらやんの映画徒然草
2013年4月17日

『舟を編む』
辞書に対する見方が変わるだけでなく、会話や手紙を含め言葉に対する考え方も真摯になる、今年の邦画を語る上で外せない心温まる映画。
こねたみっくす
2013年4月17日

劇場鑑賞「舟を編む」
淡々とする展開ながらも、惹き込まれ…あっという間の2時間13分でしたよ。幸福なひと時を過ごすことが出来ました!松本先生が“大渡海”の構想を語るシーンにワクワクし、段々と出来上がっていく過程も興味津々なことばかりでした。初めて知る辞書作り…なかなか面白い。本作は辞書作りだけがメインではなく、馬締のラブストーリーも入ってくる。とにかくキャストも素晴らしかった。全体を通して…驚くような展開は無いけれど、安心して観られる作品。地道に真面目に生きることの素晴らしさを改めて実感させてくれる。
日々“是”精進!
2013年4月16日

舟を編む
静かな感動物語だ。大手出版社の新しい辞書作りという地道で細かくて、気の遠くなる仕事を丹念に描いた力作だ。仕事の大変さだけでなく、松田龍平演じる青年の成長の物語としても見事に完成している。お話に人情が絡んでくるので、清々しい感動を沸き起こしている。
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
2013年4月16日

映画 舟を編む
最初あまりコミュニケーションが取れなかった主人公の馬締が成長していくのだが、途中でいきなり13年後にワープしてしまうので、1年ごとに成長していく過程を見たかった。先輩辞書編集部員である、オダギリジョーの当初の彼らしくない風貌も新鮮だった。「チョベリグ」や「ルーズソックス」・「PHS」等の当時の流行言葉が出てきたときは懐かしさを感じる映画だった。
充実した毎日を送るための独り言
2013年4月14日

舟を編む
辞書作りという未知の世界がとても面白く感じられるような作品になっていました。面白い物語でした〜辞書がどれだけの作業と努力の賜物かということがスクリーンから感じられます。二人のもどかしいような恋の行方は、観ていると可愛くも感じて楽しかったです。観終わった後に購入したパンフレットはちょっと高めですけどとても充実していました。
とりあえず、コメントです
2013年4月14日

舟を編む
馬締が、松田龍平と聞いた時は「どうかな〜」と思いましたが、中々どうして。結構いい仕上がりになっていますね。さすがです。凛とした美しさを持つ女性には、やっぱり宮崎あおいは外せないですよねぇ。ただ、「自分、不器用ですから」と言いそうな、女高倉健の雰囲気は、彼女をしても、表現しきれなかったような気がします。軽妙な西岡を誰が演じるのか気になりましたが、オダギリジョーが上手く演じています。加藤剛の重厚感と、八千草薫の淑やかさがあって、この作品は逸品になっているんだと思います。原作に沿った内容になっていると思います。
勝手に映画評
2013年4月14日

映画 舟を編む
冒頭は凄く地味なストーリー。西岡正志と三好麗美のことがなければ、平凡すぎて飽きてしまうくらい地味だった。林香具矢役の宮崎あおいのメイクが若い頃から中年になると髪が短くなり、目尻も表現されるなど細かいメイクが印象的でした。
こみち
2013年4月13日

舟を編む
★★★ 本作は社会のというか、組織の日蔭者の物語で、自分の居場所を求める物語。女性の板前を目指す香具矢も何かしら日蔭者で板前という女性に馴染みのない職種に居場所を求めている感じだ。
佐藤秀の徒然幻視録
2013年4月13日

舟を編む
★★★★ エンディングしっくりこなかった。馬締光也を演じた松田龍平が良い。辞書作り+ラブストーリーではなく、純粋に辞書作りにのみ邁進する群像劇にしてほしかった。彼らの姿から、辞書が内包する奥深い世界感と、地味に生きる素晴らしさを伝えられた。全編が淡々として盛り上がりは無いが、喜怒哀楽を煽らず落ち着いた筋運びは好印象。行間を感じられて良かった。
Akira's VOICE
2013年4月13日

舟を編む
とても興味がある仕事の、専門的かつ基本的な作業の1から100までを描いてくれたこの作品は、ただそれだけでも嬉しいものだったが、そこで生きている主人公、馬締くんという人物もとても素敵だった。案外いい奴な同僚西岡@オダギリジョー。最高です。後半に登場してくる、黒木華(はる)も◎。お話も面白いし、上で挙げなかったキャストの1人1人、それぞれのコンビネーションも最高だし、静かで、真摯な全体の印象もいい。
悠雅的生活
2013年4月13日

【舟を編む】繋がりを編む人
1つの辞書が出来上がる工程と、1人の男が変わっていく過程が気持ちよくリンクし、穏やかな音楽の中に浮かぶ優しい映画だった。馬締を演じた松田龍平は、生真面目で不器用で人と接することを苦手とする繊細な青年役。とても良かった。オダジョのファンは絶対に見るべき映画!!クスッとしてしまうユーモラスな部分もあり、ホロっとさせる情緒的な部分もあり、そして最高に盛り上がる仕上げ部分…。133分は時代の移り変わりとともに流れるように過ぎて行った。
映画@見取り八段
2013年4月13日

舟を編む
ちょっと長いけど面白かった!身近にありながら製作過程不明の辞書が主人公というところが良い。興味深い題材+馬締の恋愛模様をほどよくブレンド。加藤剛が演じた辞書の監修者松本先生もポイント。あおいちゃんは、いつもと同じような役柄だ。安定してるけど物足りない。松田龍平も・・・いつもと似た感じだけど合っていた。ヘロヘロのわたしでも寝なかった作品。
あーうぃ だにぇっと
2013年3月31日


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