孤狼の血 LEVEL2:作品を観た感想(4)

『孤狼の血 LEVEL2』を渋谷TOEI@で観て、
★★★★こんなんヤクザ映画じゃない。恐怖映画じゃ。鈴木亮平ももちろん怖いがその下に着く事で恐怖が疲弊し、歯車のようになって人間性を失う集団も怖いわ。本当にこれで大体すべて言いきってる。鈴木亮平も壊れてるが、松坂桃李も壊れてる。両者とも映画が始まる時には既に壊れているのだが、映画が始まってから壊れ出す村上虹郎も盛大な壊れっぷりで、考えたら恐怖装置としては彼が一番怖いかもしれない。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2022年6月7日

映画『孤狼の血 LEVEL2』ただ日岡刑事の執念を信じて観るのみ!
前作で、強烈な大上刑事(役所広司)を失っても日岡に期待して、続編が楽しみでした!警察じゃけェ、どんな手を使ってでも、治安を守るんじゃーという大上にならった、日岡の“正義”の奮闘がイイ。きっとこのままで、終わってほしくない。続編、さらに、待ってます。
yutake☆イヴの《映画☆一期一会》
2021年9月12日

「孤狼の血 Level2」
前作の大上(役所広司)を孤狼として、今回の孤狼は日岡なのである。大上が日岡に与えている影響力の強さが伺い知れるのは、続編の妙と言うべきか。中村梅雀や滝藤賢一などの一癖も二癖もある俳優を並べて、胡散臭さを倍増させる配役は見事。そしてやはり、鈴木亮平の狂気は、普段の感じからは思いもよらなかったということも含めて、凄まじかった。
ここなつ映画レビュー
2021年9月7日

ショートレビュー「孤狼の血 LEVEL2・・・・・評価額1650円」
★★★★ 前作以上に元ネタの「県警対組織暴力」の影響が色濃く、オマージュ描写もバンバン入れて来てるから、予想通りといえばそうなんだけど。色々ツッコミたくなる部分もあり、プロットのディテールは結構甘く、暴対法施行直前の話という時代性も、前作ほどは追求されていない。しかし、昭和面をした男たちによる、容赦のないバイオレンス活劇は、ちょっとした欠点などものともしない迫力に満ちている。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2021年8月28日

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