エレジー:作品を観た感想(17)

映画『エレジー』を観て
イザベル・コイシェ監督が、親子ほど歳の離れたデヴィッドとコンスエラの間の関係を巧みに描いている。コンスエラがデヴィッドを両親に紹介する段階になるとデヴィッドは怖気づいてしまう。2年の時を隔てて、始めて彼女の精神的な部分も含めて受け入れることが出来た。この二人の関係がイーブンになった瞬間…。デヴィッドを演じるヴェテランのベン・キングスレーの安定感があり歳を感じさせない演技。劇中で名画「裸のマハ」と比べられるペネロペ・クルスの見事な肢体があっての本作品でした。
KINTYRE’SDIARY
2011年3月27日

『エレジー』'08・米
確かに、体が歳をとるように心の中も年をとる訳やないな^^; ペネロペは学生役って事で、かなり若返ったような印象やな。たとえ同年代やったとしても、コンスエラみたいな超絶美女と付き合ったら、誰だって心配するけど、デヴィッドは年齢の事もあり、なおさらやな。これって、美しさの壁に阻まれ内面が見えてない発言?(笑)そんだけ嫉妬しておきながら、家族に挨拶できずコンスエラを手放すなんて理解に苦しむわ。デヴィッドの前に再び現れたコンスエラ…。デヴィッドとコンスエラはハッピーエンド。キャロラインは、デートクラブ通い決定か(笑)
虎党 団塊ジュニアの日常
2011年1月13日

≪エレジー≫
ペネロペが・・美しすぎ!! 圧倒的美女で、どんな角度から見ても美しくてウットリため息もの。本当に芸術的! で、肝心のストーリーは…男性の願望物語って感じが。一度の結婚生活は経験し、お金と自由と女性に不自由しない独身。仕事も充実、ステイタスはあるしそれなりに名声もある。そこで登場した若き恋人。一度は別れるもののやっぱり二人の心は変わらずで、相手は自分を必要としていた..。なんていうか、都合よすぎな感じに「はいはい…」ってちょっと思っちゃったなー。ま、とにかく美しいペネロペ・クルスを見ているだけで楽しい映画でした。
日々のつぶやき
2010年1月25日

エレジー
30歳以上の年の差、大学教授と教え子との情事… ベンさんは渋いしペネロペは美しいし、そこまで違和感はなかった。老いているからこそ一歩踏み出せない、男の愛と葛藤はよく伝わってきました。長年の愛人の女性の孤独や、幸せを手に入れていながらもさらに何かを追い求める男女の関係なんかもよく描かれていたと思う。未来の喪失が2人に恐れを捨てさせるというある意味で皮肉でもあるラストはとても美しかった。
いやいやえん
2009年8月3日

エレジー を観ました。
キャラロラインの呟きが切ない…。年を重ねることが楽しいのであるが、その一方で「老い」ということを、男性の目とあわせて考えると哀しくなる…。そんな日が来るのだなぁ…って考えるとココロの奥がキュッと締め付けられるような感じがあったなぁ。出てくる女性がみな美しいのです。ペネロペ・クルスの胸、パトリシア・クラークソンの引き締まった背中、そして…ブロンディーのデボラ・ハリーの横顔。
My Favorite Things
2009年2月16日

「エレジー」
女性監督が描いたラヴ・ストーリーならではのメイク・ラヴのシーン…ピアノ曲が流れ、オペラも使われている。ひたすら美しく描いている。そして、何度か登場する恋人たちの海のシーンが哀しくも美しくて印象に残る。恋愛=sexを信条に生きて来たデヴィッドはsex若いコンスエラに嫉妬心を燃やし妄想する。老いた男の哀れさがにじみ出ていて悲しい。感情は肉欲に勝るラストが素敵。デニス・ホッパーが懐かしかった。
ヨーロッパ映画を観よう!
2009年2月10日

「エレジー」
★★★ 肉体的に結ばれたふたりはその後、"いかにも"な男女の駆け引きをくり広げる。おもしろいのは、デヴィッドが襲われるコンスエラに対する嫉妬心に、本気で恋に堕ちた人間の滑稽なまでの独占欲が読み取れる点。しかも、社会的成功とは裏腹に、愛と向き合うスタンスが未熟。肉欲を抜きに異性と付き合った経験が乏しいせいか、受け入れるべき現実を拒絶する。デヴィッドのこうした人間くさいギャップは、ある意味この作品の妙味である。
フリーライター・山口拓朗
2009年2月9日

*エレジー*
ラストに結論はなく、素晴らしかったです!!社会的成功とは裏腹に、それまでは愛と向き合うことがが未熟。一度の結婚でも、不倫問題に悩む息子さんともちゃんと対処せず、自分の都合のいいように逃げて、人間が真に人を愛することの意味が60を過ぎてようやくわかるディビッド。精神って年老いてもなお成長することができるのですね。気品ある女子学生。セクシーに、そして病魔と戦う姿まで演じたペネロペさん。適役でした。
Cartouche
2009年2月8日

エレジー
★★★★ 30歳以上も歳の離れたカップルだけど、未来を考えたい女、未来を考えるのが怖い男なんてのは、理由こそ違っても男女の関係において普遍の溝とも言えるかな?久しぶりに観たデニス・ホッパーが老けてしまったなぁ〜という感じがしたのですが、彼もまた最高の演技を披露しています。ベン・キングスレーは言うに及ばずですが、最高に魅惑的なぺネロぺ・クルスの美貌と肉体はまさに芸術品でした。
☆彡映画鑑賞日記☆彡
2009年2月6日

エレジー
心に染み入る秀作。コンスエラとの出逢いは、必然であり自己解放の旅でもありました。逢瀬を重ねるだけでは満たされない心。彼女を全てを支配したいという感情と、嫌われるのが怖いという臆病な感情。まるで初恋であるかのように、純粋にコンスエラを愛してしまう。デヴィッド自身が、自分の中にある情熱に戸惑っているように見えました。セリフ毎に心の機微を繊細に再現するベン・キングスレーが本当に素晴らしかったです。 
映画通の部屋
2009年2月5日

エレジー
繊細な心の揺れが伝わってくるような演出も女性監督ならではなのか、せつなさを噛締めるよなピアノの旋律も照明の遣い方も美しい。台詞なんかも芸術品だなんて云われたら鼻水出ちゃいそうだけど、キレイだキレイだと云われ続けてるとヤな気はしないし、そんだけ云ってくれる人だったんだから自分からバイバイしといて勝手だとは思うけど、おそらくコンスエラと同じことを頼むんじゃないかと思うの。
いとしこいし
2009年2月4日

『エレジー』 (2008)/アメリカ
★★★★ 愛して、愛される女性の心の弾みを表現しつつも、30歳以上も年上のはずのデイヴィッドよりも、大人びた考えを持つコンスエラの役はかなり難しいですが、それをさらりと演じているペネロペ・クルス。大胆で、かつとっても素敵でした。相手のベン・キングズレー。彼もまた素晴らしかった。こんな風に愛されてしまったら、女はもう、他に思い残すことはなくなるのかもしれません。そのくらい濃密な愛がありました。
NiceOne!!
2009年2月4日

エレジー
★★★★ 彼女はまっすぐに教授を愛しているのに、それが伝わらない。伝わってても、彼に自信がないのだ。ペネロペ・クルスが、もう美しくって、ため息もの。ベン・キングスレーも、オジサンだけど、かッコよかった。2人の今後がどうなるのかその後も見たい…。
映画初日鑑賞妻
2009年2月3日

エレジー 2009-5
ベン・キングズレーがイイ♪恋愛のプロであるような発言をしながら、コンスエラにのめり込んでいく姿が可愛い。そして悲しみを堪えている時の姿もイイ!流石アカデミー俳優ですね。男っていつまでも子供なんですよね…30歳も年下、そして男性関係も少ないコンスエラに終始リードされてます。まあ、アレだけ美人の恋人ができたら、舞い上がるのも理解できますけど…あの二人、あのあとどうなるんかなぁ…。
観たよ〜ん〜
2009年2月1日

エレジー
★★★★ デイヴィッドと別れ2年、コンスエラが彼の前に、彼女の体は乳がん。自分の美しい体を最も愛してくれたデイヴィッドの元で、彼女は自分の姿を写真に撮ってくれるように頼みます。静まり返る室内で一瞬の恥じらいを見せながら"乳房"が露になります。ただひたすら美しい。特に言葉はありません。あるのはただ静寂のみ。気がつくと涙を流している自分がいました。
LOVE Cinemas 調布
2009年1月27日

エレジー
★★★★ ペネロペが品のあるコンスエラを完璧に演じていてとにかく美しいです!デヴィッドはコンスエラに惹かれながら老いを恐れ、愛を見失っていきます。。家庭を持ち、安定した生活は望んでいないけれど、第一線?からは退きたくない様子。。コンスエラはそんな風に考えたりはしないだろうなと思うんですけどね〜。それをデヴィッドがわかってないのが痛い!エンディング、出会った頃の海辺での二人の後姿が印象的でした。
☆試写会中毒☆
2009年1月18日

『エレジー』 (Elegy)
ベンが演じる大学教授が、品格のある役を素晴らしい演技で印象的。こんな魅力的な初老の男性ならもてそうな雰囲気をもっている。彼のアカデミーノミネートは確実でしょう。徐々に大学教授が、生徒に惹かれ自分を抑えきれなくなるようすをバックに流れるピアノの音楽が美しくそして官能的に演出している。ペネロペの生徒役がかわいらしくてなお美しく彼女にぴったり。この監督は大人の恋愛作品は上手いと感じた。
Mooovingな日々
2009年1月15日


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