ディーパンの闘い:作品を観た感想(10)

『ディーパンの闘い』をギンレイホールで観て、
★★★ 主人公ディーパンは丹古母鬼馬二さんのようだった。妻はイライラさせ役の上手い大竹しのぶ(すげえ姉さんになってまう)、 子供は芦田愛菜あたりで日本版をリメイクするけ。
ふじき78の死屍累々映画日記
2016年6月12日

「ディーパンの闘い」
人生は全て選択と闘いの繰り返しなのだ。あとから思い返すと、そのことがじわじわと効いてくる。偽りの「家族」が本当の「家族」になっていく描写も大変丁寧で、非常に興味深い。比ぶるべきもない、自身に起こる小さな闘いについても、考えを巡らせる作品であった。
ここなつ映画レビュー
2016年4月11日

ディーパンの闘い
★★★★ 偏見、経済問題、言葉の壁。難民が社会に溶けこむためのハードルはたくさんあります。それでも生きなければならない彼らの大変さというのは、映画をみて教えられることであり、カンヌで表彰されるの分かるシリアスさでした。それだけに、ラストは驚いたけど、もしかすると、ラストは現実でないと考えれば、それはそれでしっくりきます。エンドロールも賛美歌っぽい幻想的でしたし。アントニーターサン・ジェスターサンは、少年兵としてスリランカ内戦を闘った当事者で、だからこそ出る迫力はすげーの一言。演技経験はゼロのアントニーターサン・ジェスターサン、素人から演技を引き出すジャック・オーディアール監督はすごいと素直に思う。
映画好きパパの鑑賞日記
2016年4月7日

ディーパンの闘い
ようやく観ることが出来た作品には、無残な内戦と一筋縄では行かない生活の様子が描かれていました。大切な人を守ると決めた男の強さを実感させられました。観終った時、誰もが幸せな生活を送られるような世界が待っているといいのになとしみじみと思った1本です。
とりあえず、コメントです
2016年3月19日

「ディーバンの闘い」
ちょっとオシャレをして老人の部屋で出会う異国人のフラヒムにほのかな恋心を見せるヤリニの姿が可愛い。フランス人俳優ヴァンサン・ロティエは冷血漢フラヒムを怪演している。この俳優は優しい顔立ちなので、相反してますます凄みが伝わってくる。ほとんど演技の経験がないという3人のスリランカ人にびっくり。
ヨーロッパ映画を観よう!
2016年3月17日

ディーパンの闘い
★★★ 3人が大変な現実と向き合って暮らすうちに関係が変わっていく様子が見どころと言えます。それにしても、フランスは、中東やアフリカからの難民のみならず、アジアの難民までも引き受けていて、随分と大変な状況にあるのだな、と思いました。本作では、今ヨーロッパで大問題となっている“難民”の置かれている状況の厳しさが随分と描き出されています。
映画的・絵画的・音楽的
2016年3月8日

『ディーパンの闘い』 郊外の戦争
ジャック・オディアール監督の見ごたえある映画だった。タミル語とフランス語、英語が飛びかう。望遠系のレンズで撮ったスリランカの森のざわめきと象の眼のショットが何度か挟まれる。広角系のクールな映像ではなく望遠系を多用したショットが、ディーパンの思いとともに監督の熱い血を感じさせる。最後、ディーパンが立ちあがるところは東映任侠映画のカタルシスに似るけど、それもまたよし。
Days of Books, Films
2016年2月24日

ディーパンの闘い〜移民の中でも少数派
★★★ 本作ではタミル人の信仰対象、ヒンドゥー教の神のガネーシャに祈りを捧げるシーンがあり、実際のインド象も象徴的に出て来る。娘役の女優カラウタヤニ・ヴィナシタンビが物凄く可愛い。
佐藤秀の徒然幻視録
2016年2月22日

『ディーパンの闘い』 内に秘めた暴力が爆発するとき
ヨーロッパ映画で移民というものが題材として目立つようになったのはいつのころからなのだろうか。この作品もそうした問題を描いているのだが、入口は移民問題でも出口は妙な方向へと進んでいく。ラストの展開は、まるで任侠映画で敵地に乗り込むヤクザのようでもあった。エンディングロールではディーパンの髪をなでるヤリニの手が映されるのだが、それはディーパンの頭から流れている血を押しとどめている仕草のようにも見えた。
映画批評的妄想覚え書き/日々是口実
2016年2月15日

ショートレビュー「ディーパンの闘い・・・・・評価額1650円」
★★★★ これは一筋縄ではいかない、極めてトリッキーな作品である。意外性の塊である本作は、「ラスト10分の衝撃」のコピーが相応しい。「これはこういう映画だから、こうなるんだろう」という観客の予想や思い込みを、ことごとく裏切る筋立ては、なるほどカンヌの審査委員長だったコーエン兄弟の作風と重なる部分がある。ある意味古典的ジャンル映画で、ある意味非常にモダンな作家映画。クライマックスで主人公に張り付き、客観情報を入れないカメラなど、「サウルの息子」とはテリングに共通する部分があるのが面白い。ヘビーな映画好きほど、楽しめる作品だと思う。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2016年2月11日


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