わたしに会うまでの1600キロ :作品を観た感想(6)

「わたしに会うまでの1600キロ」
オープニングとラストに流れるサイモンとガーファンクルの“El Condor Pasa (コンドルは飛んで行く)”がナイス。同じくS&Gの“Homeward Bound(早く家に帰りたい)”も流れ、この曲はヒロインの心境を現しているようでニクい。シェリルが一人奮闘している中、道中で出会うグレッグ、フランク、ジョナサンたちとのエピソードをさりげなく挿み良い感じ。旅のゴールであるオレゴン州の“神の橋”が見えた時のシェリルの爽やかな顔が素敵だ。映画のラストは感動を与えてくれる。相変わらず邦題がダサ過ぎる。
ヨーロッパ映画を観よう!
2015年9月16日

わたしに会うまでの1600キロ
★★★ 予想したよりは面白く見ることが出来ました本作のように、ずっと広がる砂漠地帯とか、雪が降り積もった山々などを3ヶ月もかかって一人で歩き通して、最後に「神の橋(Bridge of the Gods)」にたどり着いたシェリルを見ると、きっと何か自分を変えるものがあったに違いないとは思えてくるのですが。本作は、2008年に見た『イントゥ・ザ・ワイルド』の女性版なのではないかという気がしてしまいました。
映画的・絵画的・音楽的
2015年9月15日

わたしに会うまでの1600キロ
★★★ 本作は余りにも過去のフラッシュバック挿入が多過ぎて却ってのめり込めないのが難点。46歳で亡くなったシェリルの母親ボビー(ローラ・ダーン)の青春時代が70年前後で、当時のカントリーウェスタンの懐かしいヒットソングが数多く聴ける。エンドロールで本物のシェリルの写真が数多く紹介されるが、どこかダーンに似た雰囲気がある。
佐藤秀の徒然幻視録
2015年8月30日

「わたしに会うまでの1600キロ」究極の自分探し。
リース・ウィザースプーンは今回まさに“体当たり”で主人公・シェリルを熱演しています。大人の、演技派の女優として、着実にステップアップをしています。そんな彼女の姿は必見です。過去にオスカー獲ってますが、あの頃よりも更にイイ女優さんになっていますよ!監督は前作「ダラス・バイヤーズ・クラブ」で、主演男優と助演男優にオスカーをもたらしたジャン=マルク・ヴァレ。アメリカの広大な自然とそれに挑む1人の女性の姿を、淡々とそれでいて何とも感動的に撮りあげています。
シネマ親父の“日々是妄言”
2015年8月27日

「わたしに会うまでの1600キロ」☆為せば成る
前途洋々、明るい晴天がゴールでなく、困難にくじけず、1歩1歩進んだゴールが神聖なまでに静かで霧に煙った寂しげな景色というのが実に良い。それはまさに人生のトレイルはこれからなのだと教えてくれる。
ノルウェー暮らし・イン・原宿
2015年8月26日

わたしに会うまでの1600キロ・・・・・評価額1700円
★★★ なんだか女子向けを強調するような脱力系の邦題がついているが、中身はけっこうハードな骨太の人間ドラマだ。俳優たちの熱演を、繊細に描写するジャン=マクル・ヴァレの丁寧な演出が光る。男女を問わず、ちょっと心が疲れている人には強力なエネルギーを注入してくれる作品だと思う。同じモチーフの「奇跡の2000マイル」と両方鑑賞して、二人の主人公の抱えている葛藤の違いを感じとると、より興味深く観られる作品かもしれない。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2015年8月22日


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