戦場のピアニスト:作品を観た感想(7)

『戦場のピアにスト』 
ナチスのホロコーストが描かれた映画は数を重ねて観て来た。どれも力強く素晴らしい作品ばかり。同じ環境設定でありながら同じものは二つとない。極限状態にある人がただ「生きたい」と願うその時、感じるのは、魂。そういった状況に置かれながらも決して忘れないもの、それは人としての尊厳。そんな時だからこそのユーモアだったり、或いは命の危険を以ってしてでも手放せない、譲れない何か。本作にあるもの、それは、予想もしなかった部分に光が当てられているということ。この作品が鑑賞後に大いなる感動に包まれるのは、そこにある。
シネマな時間に考察を。
2010年3月22日

【戦場のピアニスト】銃声の中の静寂
占領軍は無表情にためらいもせず銃をユダヤ人に突きつけ何も言わずに撃つのだ。音もなくその場に倒れる人間。何体も何体も築き上げられていく死体の山。その静寂が、とても恐かった。1つの考えに洗脳された集団は恐い。戦争が終わって穏やかにショパンを奏でるシュピルマンの頬をつたう涙。地獄を見たからこそ、噛みしめる幸せ。しかし、戦争が終わっても元に戻らない物がたくさんある。家族、友達、そして、あのドイツ人将校。戦争は奪う物は大きく得る物なんて何もない。繰り返してはならない。
映画@見取り八段
2009年8月15日

【映画感想】戦場のピアにスト(ロマン・ポランスキー )[2009-080]
ユダヤの人々を、あまりにも残酷に、そして無差別/無意味に殺していくドイツ軍の姿に、本当に背筋が凍りつきました。人はここまで残酷になれるのか?恐ろしい現実を見せ付けられました。主人公は決して自分では戦う事をせず、逃げ隠れながら生き抜く道を選びました。それは決してカッコイイ姿とは言えません。でも、戦時下を生き抜き、ピアニストとして再びコンサートを開くシーンを観ると、「あんな状況下においても、決して諦めず、夢と希望をもって生き抜いたことの意味」 を感じさせてくれました。
映画+小説+家族=MyLife
2009年7月5日

戦場のピアニスト
ユダヤ人として生きることの厳しさが伝わってくる作品で、それなりにバックグラウンドを知っていても、悲惨さがずんずん伝わってきました。本当に普通の人たちが、強制労働に駆り出されて、、、そして殺されていく。 ちょっと重いので、観る前には勢いが必要かも。でも、一度観てみて損は無いと思いました。 もちろんピアニストのお話だけあってピアノ音楽も良かったです。
もっとこんな日記ですが
2007年2月12日

[ビデオ]
DVDレンタルで観る。面白かった。 最初は次々にユダヤ人に受難が襲う展開。 ジェットコースータームービーか! 後半は主人公の流転なのだが、彼は戦わないので戦争映画なのにスカッとしない、ただただみじめであるという戦争の本質を突いた映画だった。 世界を失くしたような光景がでてくるが「ワルシャワ蜂起」を描いているのであろう。
「短歌と短剣」探検譚
2006年5月8日

戦場のピア二スト
最近感動したことないな・・と友達のblogに書き込んだところで、思い出しました。この前見たコレ。母が「妹がお勧めだって!」と言って買ってきたDVD。何のために戦わなければいけなかったのか?民族の違いにどれほどの差があるのか ファンタジー人気に押されて見逃してたけど、今まで見たファンタジーがすごく薄っぺらく感じてしまいました。
そらのいろ つちのいろ
2004年11月11日

戦場のピアニスト/THE PIANIST
邦題:戦場のピアニスト原題:THE PIANIST監督:ロマン・ポランスキー受賞:2002年カンヌ映画祭パルムドール評価:・・レンタルしたDVDです。家事をしながら観てたので、感想は割り引いて読んでください。ストーリー実在したポーランドのピアニストで作曲家でもあるシュピルマンの戦争体験を描いた原作を映像化。ワルシャワに進出したドイツ占領軍。ユダヤ人は、ゲッ...
Pocket Warmer
2004年4月3日


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