のんちゃん のり弁:作品を観た感想(17)

のんちゃんのり弁 (2009)
★★★ 世間知らずの30代肝っ玉お嬢さま、人生やり直し奮闘記!なんですかね、良い周りの人に恵まれましたなぁ。同級生・建夫にしろ、"ととや"店主にしろ、しっかり小巻のことを見守ってくれている。厳しくもありながら何かと応援してくれている。うーん、ちょっとご都合的かもしれませんな。「人生、何かを得ようとすると、何かを失う」手垢の付いた言い古された台詞ではありますが、こういう時にグッとくる言葉です。やはり下町人情劇は隣ご近所ありきってことですかね。古きよき昭和劇にサッパリとした小西真奈美がマッチして思った以上にはまり役でした。
肩ログ
2011年10月13日

『のんちゃんのり弁』'09・日
子供がおるんやし、離婚するんやったら仕事が見つかってからにすりゃエエのに無謀過ぎる。慰謝料も貰わない、人に甘えない小巻は融通の利かない性格してるしな^^; 周りが可愛いキャラ弁の中で1人真っ黒のり弁で、のんちゃんは苛められるかと思いきや、予想外に大人気で、のり弁ブーム到来(笑) 夜の仕事も出来ない小巻が、鯖の味噌煮に出会って、生き場所を見つける。相手に反論する暇を与えず、自分自身に突っ込み入れながら熱弁するのがおもろかった。金を貰うのは悪い事ではないと教えたり、あの一徳が、めっちゃ格好良かった(笑)
虎党 団塊ジュニアの日常
2010年11月4日

小西真奈美 村上 淳 岡田義徳 / のんちゃんのり弁
うだつの上がらない亭主役に岡田義徳。酔っぱらった小西真奈美が初恋の相手、村上淳に電話をかけるシーンがあるんですけど、こん時のコニタンが超カワイイ! 「居場所じゃなくて行き場所が見えたんです!」というセリフもグッと来ました。ポジティブなイイ台詞だと思います。夫と復縁もせず、新たな恋も振り切って、ひたすらに仕事に打ち込む小西真奈美の姿は、同世代のアラサー女性の胸を打つやもしれませんが、それ以外の人にとっては いまいちカタルシスに欠ける展開なんじゃないかな、と。
中川ホメオパシー 
2010年6月30日

≪のんちゃん のり弁≫
美味しいものを作ったり美味しそうなお弁当が沢山登場すると思ったんだけど…色々なことを吹っ切ってちゃんと離婚して自立する方向へ・・っていう方がメインだったようです。小巻は、とっても甘くて普通の社会人が見ると「ふんっ!」っていう部分も多いんだけど、小西さんのキャラのせいか、とても軽やかでそう嫌味なく好感持てました。終盤の大喧嘩はねー。ここは嫌いです。人のお店であれはないでしょう!って感じ。岸部さんいい人すぎ。あれがなければもうちょっと爽やかに感じて終れたのに…。でもとても楽しい作品でした!!
日々のつぶやき
2010年4月8日

のんちゃんのり弁
漫画が原作のせいか、リアリティさには欠けるが、なかなか面白い映画に仕上がっている。テンポも良いし、すっきりした終わり方だった。リアリティさがないのは、演出が大げさでコメディのような演出。わざとだろうが、これだと映画を見た後の余韻がなくなる。映画の時間だけは楽しめるようにしてしまったのは残念。美味しい弁当は、ある程度料理の知識があれば出来る。それを売るとなると原価がどれくらいか?が一番考えるトコ。入れ物とか見た目がいいのは高いし、大量に買わないと安くならないし。料理に多少センスあっても現実は厳しい。
元レンタルビデオ屋店長の映画感想
2010年2月18日

のんちゃんのり弁
あれほど独り立ちしたいと絶えず願っている主役の小卷(小西)が、働きに出もせずにどうしていい加減な男性と若くして結婚してしまったのかがヨク分かりません。とはいえ、マアそんなこともあるのかなと余り躓かずに通り過ぎることはできます。ただ、見終わってしまうと、全体としてあまりにも単純で常識的な映画でかなりがっかりしてしまいました。どこまでも手堅く制作されているがために、コメディのもつ破壊力・爆発力といったものは失せてしまっていて、その意味でもつまらなかったといえます。
映画的・絵画的・音楽的
2009年11月19日

「のんちゃんのり弁」
小西真奈美が、ダメ亭主に三くだり半突きつけ、自立を目指し、自分の"居場所じゃなく行き場所を見つける"為に涙ぐましい奮闘ぶりを見せる。下町の商店街で働く人たちの人物描写も悪くない。何より小巻の娘、のんちゃんが可愛い。彼女のくったくのない演技が一歩間違えると陰惨なドラマになりかねない小巻と範朋夫婦の骨肉の争いをも中和する役割を果たしている。自立する女性、自分探しというテーマを、下町人情、当世就活事情、弁当グルメなどの要素も巧みにミックスして自在に描いた緒方演出はさすがに的確。
お楽しみはココからだ
2009年11月16日

『のんちゃんのり弁』 (2009)
ここちいい映画^^ 気持ちよくって、懐かしい触れ合いの存在する「時代」に連れ去ろうとする映画です。いろいろなタイプののり弁が、どれもとても美味しそう。出て来る人も悪人はいないし、みんな優しくて小西真奈美演じる小巻ちゃんを、なんとか助けてやろうと神経を使ってくれる人ばかり。でも、置いてきぼりの「のんちゃん」は、どうなっちゃうんだろう? のんちゃんも、すくすく幸せに成長するんだろうなあ。小巻ちゃんよりしっかり者に育っちゃうんだろうな、なんて余計な想像までさせてくれる映画です。
よーじっくのここちいい空間
2009年11月12日

「のんちゃんのり弁」は緒方明監督の職人技で成り立っている
とにかくきっちりと作品を撮る監督である。この作品もその通りで、実はさほど面白くもないような素材と人物たちを実に巧く描いて、面白い作品に仕上げている。地方の共同体や風土というものが東京の下町にある。その下町の共同体の風情に寄りかかることなく、それが次第に消えつつあることを工事現場を多く見せることで描いている点がこの作品の特長であろうか。
映画と出会う・世界が変わる
2009年10月25日

のんちゃんのり弁
これ、よかった。今までの小西真奈美からは想像できなかった…。幼稚園に通うのんちゃんのためにつくるお弁当の分解図が面白かった。話の展開でさば味噌煮をあるお店で食べるところから話が急展開?!のり弁をわすれさば味噌煮にはまる主人公。このお店あとあと伏線になっているのがいい。写真の現像などの仕事をしている同級生が絡んできていい関係に。幼稚園の卒園式の写真を撮るのは彼でもよかったのでは?とも。
単館系
2009年10月12日

のんちゃんのり弁
小巻の人生は"思いつく→頑張る→成功する"という簡単な物語にはなりません。現実はそれほど甘く無いし、だからこそ小巻は現実を知らなければならない。また、世間知らずの小巻も、実は自分の置かれている現実や自分の弱さをかなり理解しています。その上で、自分の夢に突き進もうとするのです。その強さはちょっと羨ましいなあと思いました。小巻に現実を教えつつも、時には諭すように語り掛ける戸谷の厳しさと優しさは彼女の頑張りと共にとても印象に残りました。
とりあえず、コメントです
2009年10月8日

のんちゃんのり弁
★★★ 実家に出戻りして再会する同級生の男建夫(村上淳)はなぜカメラマンなのかと思う。もう一人小料理屋主人戸谷(岸部一徳)。説教はかなり使い古されたものが多く、余りに優等生な立ち居振る舞いが却って鼻についてしまう。それを掻き消してくれるのが小巻とスネ夫との場内乱闘劇だろうか。この手の映画でありがちなことは、男性は優柔不断なこと。そのために、よすがが何もない女性の強さをいやまして強調される。娘ののんちゃんもめげない点で同じ。
佐藤秀の徒然幻視録
2009年10月4日

のんちゃん のり弁
★★★ もっと軽い話かと思いきや、意外に見応えのある人情ドラマでした。主役の小西真奈美。良くも悪くも綺麗過ぎでよい意味でのアクがないところが、今回の小巻役は綺麗にハマっていました。本作で好感が持てるのは、安易に新しい出会いになびいたり、元ザヤに戻ったりしなかったこと。即ち小巻は人間として独り立ちし成長を遂げるには、どちらの男も頼らないという妙にフェミニストの喜びそうな決断を下すのです。。建夫の父ちゃんが最高♪
LOVE Cinemas 調布
2009年9月30日

のんちゃんのり弁
★★★ 小西真奈美の勢いのある演技が魅力的だ。ヒロイン小巻は世間知らずだがとにかく前向き。思い切りがよく、真っ直ぐな性格で苦境を乗り切っていくので、思わず応援したくなる。ダメ亭主との攻防や、かつて好きだった同級生との再会、料理修業などがテンポよく描かれる。きっぷのいい母親や料理の師匠である小料理屋の主人の、厳しくも温かいまなざしがいい。どの料理にも人生を前向きに生きる勇気という名の隠し味が入っている。見終わるとのり弁が食べたくなる。
映画通信シネマッシモ☆
2009年9月28日

のんちゃんのり弁
★★★ この作品では、ビックリするくらい喜怒哀楽の激しい小西さんを堪能できます♪岡田義徳演じる道楽者の旦那・範朋との大ゲンカのシーンは必見です。迫力あるんだかないんだか…(どっち? 笑) あと16年ぶりにあった初恋の同級生・川口建夫(村上淳)との、微妙な距離感なんかの描写が大好きですね〜♪ ちなみにロケ地は、墨田区の京成曳舟駅から5分ほどのところにある「キラキラ橋商店街」や亀戸天神など。今度ロケ地巡りしてみようっと♪
ともやの映画大好きっ!
2009年9月28日

のんちゃんのり弁
単なる自立した女性になるという話でなく、責任ある道を探すために諦めない女性を小西真奈美が、彼女でなくてはという、はつらつで媚びない感じで好演。料理屋の主人は、柔和でいつつびしっと言う事は言う親父で、岸部一徳の完璧な存在感。それから、ちょっとけば目の山口紗弥加もナイス。緒方明監督は今回、敢えて漫画原作モノをやったが、流行に釣られてというより、自身の作風の広がりとしても良かったのでは。
しぇんて的風来坊ブログ
2009年9月27日

のんちゃんのり弁
いやぁコニタンの笑顔は素敵やわぁ。前半は、世間しらずの小巻が夢ばかりで全然地に足つかない状態で、見ていてイラッとくるような感じなんですが、徐々に現実を受け入れて見つけた目標に一直線に奮闘して成長していく様は見ていて微笑ましい。劇中、いろんなのり弁の映像とその説明の絵があるんですが、どれも是非食べてみたいものばかり、こういうおいしそうな料理が出てくる映画って何気に好きです。
だらだら無気力ブログ
2009年9月27日


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