四月の余白:作品を観た感想(1)
『四月の余白』をヒューマントラストシネマ渋谷1で見て、
★★★★どう見ても宛書きにしか見えない一ノ瀬ワタル。追い詰められていく夏帆も凄い。不良少年の母親、占部房子の顔に沁みついた不幸が、いつも通り的確。不良少年が更生施設で一緒に暮らす少女を蹴っ飛ばすシーンの自然さが怖い。その彼が言う「相手が痛くても俺は痛くない」という主張も、そう言われると納得するしかない。夏帆ちゃんも荒れ狂う金髪くんをちゃんと指導したり偉いのだが、その後に問題を起こしてしまう。このバランス感覚の難しさよ。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2026年7月9日
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