ジャック・メスリーヌ Part1 ノワール編:作品を観た感想(8)

ジャック・メスリーヌ1.2
なかなか見応え充分なノワール映画で、4時間もあるのにテンポがとても速く、時間を感じず鑑賞できる。事実に忠実に描いているのか、英雄視して描いていないのも良い。なぜかリアルに作っているのに映画の冒頭で、"すべての映画にはフィクションがあり、一人の男の人生を忠実に描くことはできない"なんて出てくるが、これは人間の本当の内面は、その人間にしか分からないという事かな?こんなテロップ入れるなんてフランス映画らしい感じだ。まぁ話はVシネなどと変らないが、男臭い骨太な映画で飽きずに楽しめた。フランスの豪華出演人も見逃せない。
元レンタルビデオ屋店長の映画感想
2010年5月5日

ジャック・メスリーヌ PART1 ノワール編
実在した凶悪犯ジャック。彼は本当にこの生き方がしたかったのだろうか…。退役してからのジャックの行動は静と動の繰り返し…。穏やかな日と過激な時と交互に表れ、戦争でのメンタルダメージが大きかったのではないかと推測してしまいます。そして父親を尊敬したいと願う心の叫びも聞こえてきます。一度は家族の為に堅気に戻り、穏やかに暮らしていたのに、、。彼に何が起こったのか? とても興味を引くストーリー。強盗・殺人・脱獄…どれも計画はほとんどなく大胆な行動です。PART1では、悲しいほど犯罪の深みに落ちていくジャックが描かれています。
ひばなのシネマの天地
2010年4月23日

『ジャック・メスリーヌ Part1 ノワール編』 (2009)
いきなり映画冒頭が、PART2のラストへと繋がる雰囲気のシーンらしくて、掴みはバッチリ(死語?)って感じ。なおかつ、これがマルチ・アングルを多用していて、初期のデ・パルマを思い出させたりするんで、個人的にはOK!、嬉しくなります。全部で32回の銀行強盗、4回の脱獄だそうで、PART1では半分も描かれていないんですね。そういえば恋愛とか結婚の描写もあるんで内容は盛り沢山。一応、ここまでで前編なんですからスゴイです。監督も気合が入っているんでしょうね。娯楽作としてとても面白かったです。やはり2作目ルージュ編も観なきゃね。
よーじっくのここちいい空間
2010年1月19日

ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵No.1と呼ばれた男 Part 1
ヴァンサン・カッセルが良い。これが彼の代表作になるぐらい当たり役ではまってたと思う。Part2と合わせて4時間、全くだれることなく最後までこのフレンチノワールの世界にはまってしまいました。終盤でカナダの富豪を誘拐した罪でUSC(特別懲罰刑務所)送りになったメスリーヌがあらゆる責苦に耐えながら脱走を計画して実行するシーンは、えっ!そんな簡単に脱走できるの?って感じでしたけど、それでも結構ハラハラして観てました。結局どんな優れたシステムでも運営する人間次第なんだなぁと思いましたが、メスリーヌの観察力と実行力は大したもんです。
だらだら無気力ブログ
2009年12月20日

『ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵No.1と呼ばれた男 Part 1 ・Part2 』
★★★★ 最初の妻のソフィアとのシーンはまるで恋に恋する2人みたいだったし、ジャンヌとの関係は、目的のためのクールなもので、その対極にパッションがあったものだし。シルヴィアはコケティッシュな魅力と、可愛らしい感じがミックスして小悪魔っぽい女性。3人まるで違うタイプなのに、惚れさせてしまうメスリーヌの魅力って何なんでしょう。それはカッセル自身の魅力がそう思わせるのかもしれません。2本合わせて4時間!、存分にヴァンサン・カッセルの魅力を堪能させていただきました。^^やっぱり観てよかった〜。
NiceOne!!
2009年12月6日

*ジャック・メスリーヌ/フランスで社会の敵No.1と呼ばれた男 Part.1 ・ Part2 *
展開も息つく間もないほどですごく面白いです。結局ジャックって自己顕示欲が強いのですね。新聞の一面を飾れないと悔しがったり、インタビューに答えたりしてますから、一種の英雄気取りだったのでしょう。コツコツと働いたところで将来は見えていて、高級車や宝石とは無縁の生活を送らなければならなりません。そういう社会への一種の抗議でもあるのです。いずれにしてもせっかくの優れた能力を持ちながらそれを犯罪にしか生かせなかった彼の哀しみ?というのも少し感じてしまいました。ヴァイオレンス度が高くてひゃーなシーンも多かったですが、のめり込んで見てしまう作品でした。
Cartouche
2009年11月16日

ジャック・メスリーヌ/フランスでパブリック・エネミーNo.1と呼ばれた男 Part.1&Part.2
★★★★ メスリーヌがどうやってそんな事がなしえたのかという興味と、テンポの良さで飽きさせない。簡単に逃亡したり、張り込まれてる病院に軽々と入り込んだりする無鉄砲な様が観ていて面白い。逆らったら容赦ない、ぶち切れたら最後。そのくせ犯罪を犯しながらも本人は革命家気取りでメディアを利用としたり頭は切れる。その辺りの人物描写がきっちりされているところが上手い。演じるヴァンサン・カッセルは完全にハマってる。脱獄シーンなんて今度はどうやってやるのか興味持って観ちゃうし応援すらしちゃう。前後編で長いけど展開がスピーディで見応えたっぷり。実話の映画化として面白く作られた成功例の作品☆
我想一個人映画美的女人blog
2009年11月12日

ジャック・メスリーヌ Part1 ノワール編
★★★★ 最初ころのジャックは後に"パブリック・エネミー"などと呼ばれるほどアナーキーではありません。前科者のジャックは最初にクビになり、昔のギャング仲間たちがまた仕事にさそってくるから大変。自分の妻に対して暴力を爆発させてしまったジャック。思えばここが出発点だったのかもしれません。パート1最大の見せ場は監獄からの脱獄シークエンス。その後武器を携えて刑務所襲撃―。この一連は息をつかせぬハイテンポ。流石に駆け足だった感は否めません。ですが、これだけ濃い内容てんこ盛りなら仕方ないというもの。
LOVE Cinemas 調布
2009年11月11日


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