レオニー:作品を観た感想(12)

『レオニー』 ('12初鑑賞29・WOWOW)
★★★ 母中心の作品なので、父親の野口米次郎(中村獅童)は、あんまり良い描かれ方はしてませんね。でも、息子が ”イサム・ノグチ” と名乗ったということは、父親ともなんらかの絆があったんだと思います。映画では描かれていないけど。妹の父親は結局誰だったんでしょうね。 史実でも謎だったのでしょうか?映画としては、「ふーん。そう。」ぐらいの感じしかなかったのが少々残念。
みはいる・BのB
2012年3月13日

【映画】レオニー
人種差別、性差別、因習、伝統など、今の人には想像もつかないほどのことが多々あったであろう明治・大正期に、白人女性が子供を抱えて日本に来て生きていくのは並大抵の 苦労ではなかったはずですが、強いです!レオニー。夫に妾扱いされたら自分で稼ぎだし 、家まで建てちゃいます。映画はというと、編集が素人っぽくて、なぜここでというイサムノグチの彫刻シーンの挿入の必然性の有無や、時間の軸の編集にやや難有りって感じがしました。判り難かった。でも、レオニーという人間の生き様を世の人々に訴え掛けたかった思いは大成功しています。
ハンティントンのブログ
2011年10月18日

レオニー
日本人の女性監督作品なのに、全編に渡ってヨーロッパ映画の様な雰囲気が漂っていて 邦画とは思えない出来上がりです。色彩やアングルに女性らしさがあって物凄く綺麗で1シーン毎が絵画みたいです。レオニーの半生を描いているのだけど、その物語の中に見えてくるイサムの芸術家としての人生。日本の古いしきたりに翻弄された母と子、そして父との確執など…ドキュメントっぽくなってしまいそうな物語を叙情的に描いていて見やすいですね。過去と現代を行ったり来たりする演出も自然に切り替わるので効果的でした。ホントにこの監督凄いです!
ひばなのシネマの天地
2010年12月14日

レオニー
★★★ 中村獅童が似合ってんのよ〜 あなた素で演じてない?その男?って思ってしまったわよ でも、この女性はすごいよ〜 一歩もひかないし、自らの意思で人生を決めているって感じだよね。
C'est joli〜ここちいい毎日を〜
2010年12月3日

『レオニー』(2010)/日本
★★★ 男性が優位で体面を保つ社会。それにレオニーは敢然と反旗を翻します。だけど当時の日本で、何の庇護もなく異国人が生計を立てていくということの想像を絶する困難さ・・・ 考えると絶望的なんですが、それでもレオニーは自分の道を押しとおすんですね。ただ、作品は全体的にレオニーの生涯をサラっと描きました…という印象だけが残ってしまいました。駆け足でなぞった感じです。
NiceOne!!
2010年12月3日

レオニー
日露戦争や第一次世界大戦が起きる激動の時代に、イサムをアメリカと日本の両国で育て続けたレオニーの母親としてのたくましさに感動した。生まれたのはまさに西部劇の時代であり日本の幕末だ。津田梅子が同じ大学出身者として登場するけど、それ以上に力強い女性がいたことに驚嘆する。映画の中のレオニーは偏屈ものだけど、実際には教育熱心な母親というのが実像だと思う。
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
2010年11月28日

*レオニー*
日露戦争や第一次世界大戦が起きる激動の時代に、イサムをアめリカと日本の両国で育て続けたレオニーの母親としてのたくましさに感動した。生まれたのはまさに西部劇の時代であり日本の幕末だ。津田梅子が同じ大学出身者として登場するけど、それ以上に力強い女性がいたことに驚嘆する。映画の中のレオニーは偏屈ものだけど、実際には教育熱心な母親というのが実像だと思う。
Cartouche
2010年11月26日

レオニー
★★★ 日露戦争による日本人に対する人種差別の強まりが米次郎をして単身帰国させる決意を固めさせるのですが、具体的に彼がどのような人種差別に晒されたのかを描かなければ意味がないと思うのです。何故なら、それが今度はレオニーが来日した際に逆の立場となって彼女を襲うことになるから。彼女の生き方は独立した一個の女性として男性と対等にといった考え方とはまた別のように思えるのです。日本には「若い頃の苦労は買ってでもしろ」なんて言葉がありますが、買った苦労を全て子供のために使ってしまったのが彼女だったように思えます。
LOVE Cinemas 調布
2010年11月25日

映画「レオニー」を観ました
日本人の女性の監督が撮り、日本人キャストも豪華大俳優揃いで、日本のシーンもかなりの見ごたえでした。時代が時代なので、レオニーは正式に籍を入れずに中村獅童演じる女たらし(根っからの放蕩詩人なのでしょうね)野口米次郎の子イサムとともに日本でシングルマザーとして生きていく暮らしを中心に描かれてます。イサムがNYで成功してからはレオニーの人生観も変わったような描かれ方をします。後半ははしょりすぎて薄くなっていたのが残念。最期は「ええ??」という感じで、周り皆がどよめいていたのが印象的でした。
ペインターみんみんの油絵制作
2010年11月22日

レオニー
これは事実に脚色を加えた物語ということになんだろう。来日したレオニーは路上で米次郎に女性は男より一歩下がって付いて歩くものだと言われたり、最初家に上がる時、靴を脱がないで注意されるが、どうもわざとらしい。いやしくも教養のある人が最低限の日本の風習を来日前に勉強して来ないなんてことはちょっと考えられない。イサム・ノグチの芸術的才能との関連も曖昧で、あまり日本と関連があるとは思えないし、レオニーとも関係性が希薄。結局、登場人物の中で一番自然に映るのは日本語でしかレオニーに接しない女性たちだけだった。
佐藤秀の徒然幻視録
2010年11月20日

レオニー
レオニーの半生を演じたエミリー・モーティマー。よくこの人をキャスティングしてくれたものだ。たとえ周囲にどう思われようとも、自分で選んだ道を自分の足で歩く、痩せ我慢なほどに歯を食い縛る女性がよく似合う。この作品は、レオニーやイサムが生きてきた事実を元に再構築されたものであるというが、時系列を多少前後させた表現も効果的で、端的にまとめられていて、とてもわかりやすかった。作品から感じられる空気は、アメリカが描く日本という印象もあり、全般にわたって日米双方の意見が入っているんだろうと思われる。
悠雅的生活
2010年11月20日

『レオニー』お薦め映画
★★★★★ 隣の芝生は青い。自分は平凡な人生を送っていると思っている方は、その幸せを噛みしめて欲しい。困難でも妥協せず自分流にという方は彼女の生き方を参考にして欲しい。明治の外国人女性の一代記。お薦め作品だ。
作曲♪心をこめて作曲します♪
2010年10月24日


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