奇妙なサーカス Strange Circus:作品を観た感想(2)

奇妙なサーカス
まるで悪い夢を見ているような作品。 赤は血の色ですが、作品の世界観とあいまって嫌悪感が先行してしまいます。 これは他の色彩についてもいえることでしょう。 しかし、この映画に限って言えばネガティブな評価は褒め言葉です。 確かに確信的、もっと言うと耽美的な感じがする。 過激な題材をエロティックに、また美人が美しさを重視して映されると耽美的になるんでしょう。 宮崎ますみはひたすらエロティックですね。 自分の肉体を惜しげもなく晒すところがすごい。
泥海ニ爆ゼル
2006年2月1日

[ 奇妙なサーカス ]園子温ワールド
最初は娘・美津子の語りで、ストーリーは進められるが心や体が入れ替わることで、主体は誰なのかわからなくなってくる。 白(現実)と赤(夢)で世界を色分けする。また、その色づかいが見事に退廃的な世界観を表現している。それにエログロさも満載で[乱歩地獄]のワールドも感じる。 微妙に夢と現実を行きき、最後には予想しなかった結末を迎える。 客入りこそ少ないが、ちょっとしたサスペンスもどきで、意外に楽しめる映画なのだ。
アロハ坊主の日がな一日
2005年12月31日

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