ランボー 最後の戦場:作品を観た感想(20)

「ランボー 最後の戦場」 怒りの大魔神
やや語弊があるかもしれないのですが、痛快な映画と言ってもいいかもしれません。極悪非道の悪者を、虐げられた者の代わりにランボーがぶっ倒すという、典型的な勧善懲悪の物語。バッタバッタと敵を倒していくさまは、時代劇の大立ち回りのような痛快感があります。[ロッキー]にしても[ランボー]にしても人気シリーズとなったところで、アメリカ万歳的なナショナリズムを感じるようになり、当初作品が持っていた良さがなくなったように思えました。本作では、ランボーは本来のアウトローに戻り、シリーズの基本に戻った作品に仕上がったと思います。
はらやんの映画徒然草
2010年3月7日

『ランボー 最後の戦場』’08・米
20年ぶりの新作ですがかなりグロかった。海賊から助けてもらいながら、人を殺したランボーを激しく非難していたマイケルは、自分たちの為に命をかけて戦ってくれている傭兵を助ける為に、殺人を犯す。いくら綺麗事を言おうが、現実問題として人を殺さないと、人を救えない事を理解できたろうな。駆け寄ってマイケルに抱きつくサラ。静かに暮らしてたのに、サラの為だけに戦士に戻ったランボーやけど、失恋しちゃったか(笑)
虎党 団塊ジュニアの日常
2009年10月6日

ランボー 最後の戦場 (2008)
★★★ コレは凄まじかった。人体破壊の嵐!飛び散る頭・腕・足!!B級スプラッターより金が掛かっている分恐ろしくリアル。ランボー&傭兵部隊とミャンマー政府軍の血を血で洗う救出劇!シンプルだけに描写がキツイ!自分の生きる道はコレしかない!!というランボーの腹のくくり様が見事。"ムダに生きるか、何かのために死ぬか" 何か異様なカッコよさがありました。メインは勧善懲悪の大量大虐殺なんですがその裏側にはしっかり「戦争の悲惨さ」が描かれていて意外にも真面目な作りに。この判り易い描き方がスタローンっぽい。
肩ログ
2009年7月27日

「ランボー 最後の戦場」
★★★ 相変わらずの派手な銃撃戦や、ハード・アクションとともに、ミャンマー軍のジェノサイド(大量殺りく)、残虐性を浮き彫りにしてみせた。ランボーは弱腰になった5人の傭兵に「ムダに生きるか、何かのために死ぬか」のセリフを言う。戦闘が終了したあと、高台から戦場をじっくりと見渡す。このとき彼は何を考えていたのか。本作は戦闘・残虐シーンを強調しすぎて、ストーリー性が希薄になった面があるのではないか。
シネマ・ワンダーランド
2009年4月25日

ランボー 最後の戦場
★★★ 上手くまとめられていると思います。ストーリー的にも実にシンプル。スタローン自身が監督を務め、ストーリー上の贅肉をとことん排し、ランボーの勇士・戦闘アクションのみをたっぷり観せて来たという感じがします。弓矢や機関銃なんかも、主演が監督なだけに、ファンが求めるランボー像を見事に体現してくれています。すべての戦闘後、サラを見つめるランボーの目が印象に残りました。
LOVE Cinemas 調布
2009年3月5日

ランボー 最後の戦場
シンプルなストーリーで敵をバッタバッタとなぎ倒す様は見ていて痛快。殺害描写はグロイシーン満載だったので、そういうの苦手な人はきついかも。しかし見ていて個人的に疑問点も。何で捕虜奪還した後、そのまま逃げたんやろ。トラック等に細工するなり、トラップしかけたりと追跡してくるであろう敵の人数を減らす小細工をしてもいいのに。ランボーみたいな戦場をくぐり抜けてきた猛者ならそれぐらいできると思うのに。
だらだら無気力ブログ
2008年8月30日

ランボー 最後の戦場
テレビ放映不可能な、超絶バイオレンスでした。ストーリーはこのシリーズ一貫して社会派で、舞台は最近話題のミャンマーの"今"です。マジでテレビ放映用にカットするかモザイク入れたら全体で30分も無いかもしれない。&一人で監督・脚本・主演をこなすスタローンはエライ!!
極私的、格付け!映画ガイド
2008年7月7日

ランボー 最後の戦場
★★★★ 肉体派スタローンは社会派だった! 俳優として経験を重ねたからこその今、会心の作だと思う。 でもさー、らンボーってどうしていつも半裸なんだろう。 暑いから? 服着た方が怪我しないのに。
映画初日鑑賞妻
2008年6月22日

映画『ランボー最後の戦場』を観て
映画ファンがランボーに期待するのは、やはり激しい戦闘シーンであるのも事実。相変わらず不死身なランボーだが今回は傭兵達にも犠牲者は出る。そして、ラスト・シーンはサラに何度も「故郷に帰るべき。お父さんはきっと待っているはず」と説得されランボーの中でもその言葉が胸に響いてたのだろう。戦闘シーンばかりの中盤以降だったが、ラスト・シーンがある意味で本作で一番印象的だった。
KINTYRE’SDIARY
2008年6月15日

『ランボー 最後の戦場』
★★★エンドロールで久しぶりに実家に帰って行くランボーをカメラは引いたままで映し続ける。 ただただ静かに、長く続く実家までの道を歩いていく姿が、彼が今まで死と隣り合わせに生きてきた日々の苦悩を、一歩ずつ家族との再会の喜びを噛み締めるがごとく、元のランボーに戻っていくようなラストシーンだった。
京の昼寝〜♪
2008年6月12日

ランボー 最後の戦場 2008-30
今年で62歳とは思えない動きでジャングルを走り回ります。ココまでリアルにする必要があるのか?とは思ったけど、戦争は残酷なモノだと知らしめる効果はあると思う。この描写のせいで、R-15なんでしょうけど、戦争の悲惨さを子供たちに知ってもらう事も大事なんとちゃうのかな?…今回の採点は、☆4つです♪いや、完全に復活したと言っていいでしょう!アクションはちょっと控えめだったけど、次作を作るんだったらもっとランボーが活躍して欲しいです〜♪
観たよ〜ん〜
2008年6月2日

『ランボー最後の戦場』を最後にしてもよいものか
残酷なシーンのオンパレード。血肉どころか足や首までもがボンボンと吹っ飛んでいきます。これ戦争なのよねぇ、なので当たり前といってしまえばそれまでですが。目を背けたくなるようなシーンの印象が強烈です。最後はやるせなさと悲しみにただただ立ち尽くすランボー。この余韻でとりあえず何かを感じてくださいと振られてしまった感じです。さらには故郷に帰って・・・安らぎはあるのでしょうか。
日本サッカーホールディングス
2008年6月1日

☆☆ 『ランボー 最後の戦場』
スタローンという人物は、荒っぽく見えるところもあるが、繊細さもあわせ持っており、基本的にはサービス精神が旺盛な映画人なのだな、と思った。極悪非道の軍隊が敵となっているが、政治的なメッセージは全くない映画で、どちらかといえば政治には関心がなく、無宗教、無神論、という立場は一貫しているように見える。男に依頼された仕事は断わるが、美しい女性に依頼されると、いったんは断わっておきながら、最終的には引き受ける、という娯楽映画の基本に忠実なエピソードもあった。
映画の感想文日記
2008年6月1日

【2008-125】ランボー 最後の戦場
前作までの大儀に比べるとNGO救出は事としては小さく見えるが、大量虐殺行為を行う非道なビルマ軍に怒りの鉄拳を揮うランボーは「怒りのアフガン」と同様(内容的に似てるが)、彼の大儀は変わっていない。ドンパチドッカンでスカッと楽しむいう映画ではなく、英国軍の置き土産や民族の虐殺・鎮圧、かなり悲惨で目を覆ってしまう映像が多々ありいろいろ考えさせられる内容の映画だ・・・
ダディャーナザン!ナズェミデルン...
2008年5月31日

『ランボー 最後の戦場』
「これは観るのに苦痛を伴う映画です」来日したスタローンは正直にそう語っている。そこまでして軍事政権下の残虐性を告発したかったのか。確かにそれもあるだろう。確かに苦痛を伴う映画だし、心臓の悪い人は絶対に観てはいけない。僕自身、この映画はもう二度とは観たくないが、このシルベスタ・スタローンの映画人としての意欲には多くの人たちが瞠目すべきだと思う。
セガール気分で逢いましょう
2008年5月31日

「ランボー 最後の戦場」鑑賞
結局武器を持って立ち向かわないと何にも支援出来ないし変わらないと言う風にも見えました。気持ちだけではどうにもならないもんなのか。確かに相手があそこまで残酷だと話も全然通じないだろうし、あっという間に殺されてしまったら本当に無力。いったいどうすればいいねんって感じ。本当に戦争って怖いなあと思って見てました。チャーリー・ウィルソンズ・ウォーでも同じような気持ちになりました。
BIGLOBE平主任ブログ
2008年5月30日

「ランボー 最後の戦場」さらば怒りの戦士よ
★★★★ロッキーシリーズをかなり完成度高く締めくくったスタローンは、対照的にこちらランボーを人間の狂気の中に放り込む、人間性を失った怪物が飛び散る人間だったものの中で歓喜の歌を歌い上げてる。ひどく血なまぐさく、そしてあるイミ静寂の世界で醜悪な美しい幕引きだ。
soramove
2008年5月29日

ランボー 最後の戦場
★★★自らの代表作に決着を付けるスタローンの異様な気迫がみなぎっている。タイで隠れるように暮らすランボーが、非道なミャンマー軍部との壮絶な戦いに挑む物語だ。R指定だけあって、凄惨な残虐場面は目を覆うほど。
映画通信シネマッシモ☆プロ映画ライター
2008年5月27日

ランボー 最後の戦場
男は再び戦場へと向うのです。男の帰る場所は、戦場。彼はそこでしか生きられない戦士。そんなランボーが、再びナイフと弓矢を手に戦場へと舞い戻るのです。 実際に本作に関わっているタイやミャンマーのキャストやスタッフ、エキストラは、戦火の犠牲にあった方々なんだそうです。ちょっと重みはありますよね。まぁ社会派とまではいかない内容なんだけど、それでもリアルで残酷な描写は観るモノの心に何かを残すかもしれません。
☆彡映画鑑賞日記☆彡
2008年5月27日

中高年こそ劇場でみよ!! メッセージ性の高い秀作だと思う 〜 ランボー 最期の戦場
寡黙なランボーが圧倒的な存在感をかもし出す 深い悲しみのオーラーをまとい 切ないホントに切ない・・・・自分のこれまでの戦いに「決着」つける この映画はスタローンの初監督作品であるが、彼の人生の集大成となるような映画と思う 残りの人生をどう生きるべきか考える漢(おとこ)くささ満載 若い人より、人生の残り半分を過ぎた人ほどメッセージを感じるかも?
らくえん の LOHAS 
2008年5月25日


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