ちょんまげぷりん:作品を観た感想(29)

「ちょんまげぷりん」
お侍さんをケーキ作りの大会へ出させたり、「東京vs江戸」なんて煽ってみたり、ケーキ作り大会がいつの間にか模型作り大会になってたり、というイケイケ展開は、物語としては面白いのかもしれないけど、なんかお侍さんの純粋さが台無しになっていくような気分にもなりました。これ、主人公が絶対に謝ったり反省したりしないんですよね。絶対に女性主人公を責めない。こういう映画の主なターゲットとなる層の方に対する配慮がはんぱねえーな、と感じました。大事な部分をうにゃむにゃにして、一時の娯楽として楽しければいいじゃん、という姿勢なんですね。
CR俺のブログ
2011年3月11日

ちょんまげぷりん
★★★★ 先日みた[洋菓子店コアンドル]よりケーキがおいしそうにみえた(笑)たぶん楽しそうに作ってたし、みんなおいしそうに食べてたから。タイムスリップした侍錦戸が思わぬ才能発揮でパティシエに。後半はちょっとシリアスながら、大切なものを見つけていく…。失業問題は江戸時代からか〜!? 子役の男の子がかわいいの!不細工なのにかわいいってやつで、癒されます。
食はすべての源なり。
2011年2月9日

【映画】ちょんまげぷりん
様々な視点で、女性だけでなく男性にも問題定義を投げかけている作品だと強く感じました。働く女性にも勇気が持てるし、男性には働くだけが全てじゃないというような。笑いもあり、感動もあり、ちょっとホロリとするところもあり、だけど、最後はほっこり良い気分になれる映画です。
☆紅茶屋ロンド☆
2010年12月4日

[ ちょんまげぷりん ] 奥向きのご用は、拙者がお引き受けいたす
映画は、中盤から予想以上に深みのあるヒューマンドラマへと転調していく。それも決して無理がなく、見応えさえ感じるほどだ。序盤は、ひろ子・友也親子の他者からの視点で東京に迷い込んだ侍・安兵衛を描くことで、コメディタッチになり、その後は安兵衛にフィーチャーしていくことで、侍としての矜持をもった彼の生き様にふれ、感動的なストーリーへと昇華されている。予定調和な結末ではあるが、口にした約束は必ず守るという男気あふれる侍スピリットが表れているとみれば、まんざらでもない。できれば「江戸阜凛」は「ちょんまげぷりん」であってほしかった。
アロハ坊主の日がな一日
2010年10月7日

ちょんまげぷりん
★★★★ 江戸時代からタイムスリップしてきた侍が人気パティシエになるんだから、奇想天外な設定だよね♪でも、シングルマザーのがんばる姿や、子供と仕事での間で悩む姿はどこにでもある出来事も描いている。錦戸君の礼儀正しい言葉使いやピンとのびた背筋、間違っていることはちゃんと深い愛情をもって子供をしかるってところや、母を敬う心をまっすぐと教えている姿は、んー武士道っていいな〜って思いました!私たちが何気に生活するなかで感謝しなくてはいけないこと、仕事がある、家族がいる幸せを、思い出させてくれたような気がします☆
C'est joli〜ここちいい毎日を〜
2010年10月7日

ちょんまげぷりん
一見、奇抜な設定なのに、違和感なくストーリーに引き込まれてしまうのは「仕事」や「家族」がテーマになっているからでしょうか。「侍」なので草食男子にあらず。男らしくて優しくて、子供を叱る時にはバシッと筋が通っている。家庭と仕事を両立させること、そして家族の幸せとは? と、働く人なら誰でも一度は考える問題を扱っているのがいいですね。笑える場面も多いのに、泣いている人も多かったです(笑) 私、子役の鈴木福くんの「泣き顔」に何度もウルウルしてしまいました。ラストも良かったです! 鑑賞後は、やっぱりプリンが食べたくなりますね(笑)
Peaceナ、ワタシ!
2010年10月1日

ちょんまげぷりん
台詞の掛け合いとか言い回しとか…そういうところが絶妙です。そこに日本の古いしきたりと現代社会の合理的な部分を上手くミックスさせてて、見る側に伝えたいことが明確に伝わってくる。最高の演技をしたのは鈴木福くん!! 彼なしでこの作品はあり得なかったのではないかと思うくらいです。ストーリーも"ともちゃん"が引っ張ってる感じだしね(笑) 笑って泣いてロマンスもあるんだけど…、ラストまで見なくても読めてしまうような作品ですが、見終わってなんだか顔がニンマリしちゃうおいしい映画。是非、鑑賞してみてくださいね!
ひばなのシネマの天地
2010年9月27日

ちょんまげぷりん
★★★★ 安兵衛役(錦戸亮)は、江戸と東京のギャップにあたふたとする武士の雰囲気が良かった。ともさかりえが演じた、バツイチで子持ちのキャリアウーマンひろ子がとてもチャーミングで魅力的。さらにこの二人の仲を取り持つ友也役の子役が実に巧い。この映画は単なるファンタジーでは終らない。コメディータッチでありながらも、父親を知らない子供の淋しさや、夫婦間の役割、強い父親の不在など、現代社会が抱える家族問題にメスを入れている。だから涙が落ちてきて止まらなくなるのだ。そしてラストの実に見事な締めくくり方にも、きっと誰もが感動するだろう。
ケントのたそがれ劇場
2010年9月15日

ちょんまげぷりん
いやー、笑った、笑った。錦戸亮がハマりすぎ、ともさかりえの母親役もはまっていた。お侍さんが現代に現れるまでの話はすっぱり切ったのかな? 現代は共働きの家庭が多いし、昔みたいに父親の威厳が無い家庭も珍しくないのかな? そのあたりの描写がファーストフード店でのシーンに。ここで安兵衛が怒鳴りつける…のを見て懐かしい気持ちになりました。前半はコメディ要素で観客をつかみ、ケーキコンテスト以降はヒューマンドラマ的要素も。構成がうまく出来ていて起承転結のメリハリがちゃんと有ってよかったかなと。おすすめです!
単館系
2010年9月6日

ちょんまげぷりん
何がこんなに面白く、切なく、ホロリとさせるのか。筋書きはシンプルなのに、面白く観れたというのは、ミスマッチゆえに面白い素材(木島安兵衛)の価値観や言動である。それが顕著なのは、ファストフード店で大騒ぎしている子供たちと大人の対応に対して、安兵衛が堪り兼ねて一喝するくだり。本当ならツッコミたくなるところを簡単に流し、少々の無理があってもすんなりとお話に引き込み、流れに乗せてどんどん進め、時折笑いを取ったり、意表を突いたり、自然にラストまでを導く…。小説家、監督ともに力量のある方なんじゃないかと思えてきた。
悠雅的生活
2010年9月4日

【ちょんまげぷりん】
うーん、大満足!!とーっても面白かったです。設定はあまりにも漫画的、でもだからかスンナリ受け入れられちゃうかもしれません。アッサリとひろ子や友也が受け止めるのが好印象!ともさかりえちゃんの軽いコメディっぽい台詞が私はかなりツボ!錦戸君、優しく厳しいお侍さん。カッパ頭で頑張ってました(笑) ラストは少し寂しさが残ってしまって…でもピリピリカリカリしていたひろ子が穏やかになれて、友也の心にも忘れられない思い出が残って、これでよかったのかもしれません。気軽に見て、にっこりほっこりできる映画でした。お薦めです♪
日々のつぶやき
2010年8月24日

ちょんまげぷりん
あり得ない状況に陥ったサムライのリアル困惑振りが、かなり巧かったです、錦戸くん。ひもじくて憔悴していく安兵衛…しかし、世の不条理や礼節に欠ける行為は見過ごせない。窮地を救ってくれたひろ子に対してはいつも節度をもって接し、友也に対しても守るべき礼儀作法については毅然として諭す。引き受けた「奥向きのこと」はパーフェクトにこなし、現代の男子には見られない新鮮な男らしさも誠実さも、ここ一番で発揮する安兵衛がどんどん素敵に見えてくる。マジメいっぽうの安兵衛の武家言葉が可笑しく、でも妙に嬉しいのはなぜだろう〜♪
to Heart
2010年8月22日

『ちょんまげぷりん』(2010)/日本
★★★★ 安兵衛のくっきりとした信条がいいんです。叱るときはこうやって叱るんだ!みたいな場面が出てきますが、こういう風に昔はちゃんとしていた「叱る基準」が出てくるとホッとします。やたらと尊大ではなくて、自身をわきまえていた部分がとても好きです。ともさかさんは自然でとてもよかった。ひろ子は彼女なりに精一杯突っ張って生きてる。友ちゃんが心の支えになっている訳です。安兵衛との出会いが彼女に女らしい柔らかさをもたらしていく様子も、いいものです。心があったかくなる場面が、いくつもちりばめられて、素敵な映画でした。
NiceOne!!
2010年8月20日

映画『ちょんまげぷりん』
クスッと笑えて、ちょっと泣けて、でも「オイオイ!」って突っ込みたくなるような作品です。見所といえば"錦戸亮の侍姿"でしょうか。その佇まいだけでもなんだか笑えます。でも、詰め込み過ぎで説明不足な点が多い。盛込み過ぎでひとつひとつのエピソードがじゃっかん薄くなっちゃってるのです。なぜ安兵衛がパティシエになろうと思ったのか、ケーキ作りに対する想いがあまり伝わってこないのですよねぇ…。安兵衛とひろ子の恋愛とか、安兵衛と友也の疑似親子エピソードもあまり残らない。そのあたりが、なんだかもったいない気がします。
Viva La Vida! <ライターCheese>
2010年8月18日

ちょんまげぷりん
★★★★ 素直に面白かったー!!お約束な展開だけど笑うトコは笑ってちょっぴり泣かせるトコは泣かせる、ラストはほんわかしたシメでとっても良いお話でした。ま、ツッコミ所満載なんですけどそこが面白かったりして。江戸と現代とのギャップやそのズレ感がたまらなく絶妙で面白い〜。共通点があったり変わらないものもある。ファーストフード店で安兵衛が友也を怒鳴るシーンはグッときた。楽しませてくれると同時に母子家庭の苦悩やいろいろな問題も描かれていて考えさせられる所もあって、甘さの中に苦みが加わって良い塩梅の作品でした。
映画鑑賞☆日記・・・
2010年8月15日

「ちょんまげぷりん」 タイトルほどふざけてない堅実な仕上がり
★★★★ リアリティーはないけどまあそれはお約束ということで、「かたじけない」とか今は使わない言葉が新鮮。親の言うことをきかない子供、お礼を言わない大人、そんな現代人を木島安兵衛(錦戸)が厳しく諭す様子はスカッとしたね。現代と180年前とのギャップ、ともさかりえのキャラクターと絶妙な間が小さい笑いを絶えず見せてくれてこの暑い季節、劇場で上質な映画を見れる幸せ。ラストは切ないが、でも明るく希望があるもので、始めから終りまで、ゆるーくほんわりとした見事な着地だった。
soramove
2010年8月14日

『ちょんまげぷりん』 ('10初鑑賞107・劇場)
★★★★ おもしろい作品でしたよ。木島安兵衛役の錦戸亮、なかなかの演技であります。侍の所作をしっかり身につけているようで、独りだけ時代劇になっていました。モスバーガー?で、ガキどもが大騒ぎ、母親たちはちゃんと注意しない。その時の安兵衛の一括が痛快でしたね。現代にタイムスリップした侍の目を通して、現代人の忘れている礼節とか忠義とか躾とか、そういったものが説教くさくなく描かれていて、とても好感が持てました。ラストはタイム・スリップものでは定番の終わり方。友也の保育園の卒園式の場面でジーンときてしまった。
みはいる・BのB
2010年8月11日

『ちょんまげぷりん』 (2010)
江戸と東京を強引に結び付けてしまう荒技の「ゆるさ」が設定のクッションにもなっていて、「まっ、いいんじゃない」なんて思って観ていたりする。生きる時代のギャップが、この作品の面白さの「芯」だと思うし、だから意味があるんだと思う。今までにもどこかで観てきたような題材でもあるので、新鮮味があるわけではない…。なのに「いいなあ」と思わせるのは、リアリティとは別の場所に在る大切なものが、隅っこにさりげなく置かれていて、日本人の根っこ、みたいなものまでほんわか思い出させてくれたりするからかもしれない。
よーじっくのここちいい空間
2010年8月11日

『ちょんまげぷりん』
ひろ子殿、友也殿、木島安兵衛の江戸阜凛でござる。当たり前のことを温かな雰囲気でしっかりと見せてくれる、これは良き映画。凛々しさと徐々に遠ざかっていく安兵衛殿のお姿もこれまた映像的に滑稽なこと。友也殿の「プリンはどうするんだよ!」という言葉に180年という時間を越えてしっかりと応えてられた安兵衛殿こそ、今の日本に最も必要不可欠な存在。温かな家庭や社会も成績ではなく、甘味と渋味を使い分ける人間性が構築するもの。そんな大事なことを甘味と渋味を巧く使い分けて見せてくだされたこの映画。拙者、いたく気に入り申した。
めでぃあみっくす
2010年8月9日

ちょんまげぷりん
★★★ 普通に面白かった!ドラマとしては私はグッとこなかったんですけど、コメディとして笑えたもの。バツイチ子持ちの会社員・ひろ子の居候になる侍・安兵衛。居候する代わりに、仕事が忙しいひろ子の家事全般を承ることになったんですけど、その奮闘っぷりが笑っちゃうの。お前は、どこの主婦だ(笑) 特に洗濯洗剤アタックを使いこなすあたりは超笑っちゃいました!ラストも感動っぽくしてあるんですけど、私にはシュールな画に見えてしまって、感動というよりは笑いそうになってしまったよ。そんな終始コメディな作品に感じました。
☆☆むらの映画鑑賞メモ☆☆
2010年8月9日

ちょんまげぷりん
これはかなり面白かった!特にギャグもなく、ただただ江戸時代の侍が現代で生活することで起きる数々のギャップが面白く、最後まで笑いっぱなしでした。それに江戸時代の侍からすると、ここが江戸だと言われても信じられないだろうな。自分がいた頃の面影なんて江戸城とか寛永寺みたいな寺社か、昔からある坂道ぐらいだろうし。後は、やんちゃでひろ子の言うことにもあんまり聞かなかった友也が安兵衛と接し、時には叱られることで徐々にしっかりしていく様は見ていて何か暖かい気持ちになる。
だらだら無気力ブログ
2010年8月8日

『ちょんまげぷりん』
期待値が高かったにも関わらず映画が楽しめた。江戸時代の風習・考え方、現代の風習・考え方のそのギャップをユーモラスに対比させて、でも深くは掘り下げないっていう、その塩梅が絶妙。せっかくこういうコメディタッチのドラマなのだから、必要ないものはそぎ落とさないとね。雰囲気やトーンが最初から最後まで変わらなかったのが、とてもよかったと思ったりします。錦戸亮は2枚目半な役どころをうまくつかんで演じていたって感じたかな。映画の作中に出てくるケーキやスイーツがめちゃくちゃおいしそう。楽しめるポイントが色々とあった映画でした。
Cinema + Sweets = ∞
2010年8月8日

現代女が鼻に付く。『ちょんまげぷりん』
★★★ 私はダメでした。何がダメかというと、ともさかりえ演じるシングルマザー。木島安兵衛がお菓子作りの才能を買われ、外へ働きに出てからの彼女の変貌っぷりにはもう嫌悪感しか残りません。自分にとって都合のイイ事がなくなってしまった時の彼女の物の言い草ときたら…!なんだよ…この女は。相手に自分の願望を押し付ける、自己主張ばかりの面倒くさい女。女性から見ても彼女が離婚した原因は歴然。ハッピーエンドでも爽快感は残りません。内容が面白くないとかではないのですが、安兵衛の凛とした姿に対して現代女の素行ばかりが鼻に付く映画。
水曜日のシネマ日記
2010年8月7日

ちょんまげぷりん
ホームドラマとしてはよくある話で、武士が感じる現代に対する違和感も予想の範囲内。「ポケモン」が「ポケ衛門」に聞こえたとか工夫はあるのだけれど。もっとショックがある筈だが、なぜかあっという間に現代に一応適応してしまうのは、180年前の江戸時代でも旗本内失業の身で、戻ってもあまりいいことなさそうだからだろうか、と観る方で気遣ってしまう。しかし、映画は違和感も委細構わずスイーツ路線を突っ走る。剣術の腕を応用して調理をたちまち覚えた安兵衛。ケーキ選手権の際の助手の友也の失敗は後に暗示的な感じがする。
佐藤秀の徒然幻視録
2010年8月4日

「ちょんまげぷりん」 現代に生きるにはエネルギーがいる
本作の笑いは江戸時代の侍と現代社会のカルチャーギャップによるものですが、それは今の社会というのを浮かび上がらせてもいます。安兵衛がいた時代は男は外向き、女は奥向きの仕事をする、というシンプルなルールである分、生きるにエネルギーはいらないというふうにもとれる。現代は人の生き方も多様化し、制度やルールが複雑化、何事をするにもエネルギーがいるようになってしまった。安兵衛は現代にきたことにより、彼が持っていた才能をみつけ、それを活かして生きるいう人生を送ることができた。本作のラストの余韻はけっこう好きです。
はらやんの映画徒然草
2010年8月2日

『ちょんまげぷりん』の仕事術
本作では、仕事が上手くいって、職場で評価されるにはどうすれば良いかが、判りやすく示される。安兵衛が、家事も育児も引き受けてくれたことで、ひろ子は仕事に集中でき、リーダーを任されるに至る。一方、ケーキ作りの才能を認められた安兵衛も主任に昇進する。しかし、ひろ子も安兵衛も仕事に打ち込んだら、ひろ子の息子・友也はいったいどうなるのか…。映画は仕事と家庭にどう折り合いをつけるのか、明確な結論を出してはいない。こればかりは、個々人が見出していかなくてはならない問題である。
映画のブログ
2010年8月1日

ちょんまげぷりん
錦戸亮さんはお侍さんの姿が似合っていました。彼の侍としての佇まいが映画の全体に広がって、妙にしっくりくるところがとても面白かったです。シングルマザー役のともさかりえさんも、それほど片意地を張っているように見せないのに、シングルマザーの大変さを自然に伝えてくれて、上手い女優さんだなあと感じました。そして何と言っても息子役の鈴木福くん!笑顔も泣き顔も本当に可愛いですね〜。彼とともさかさんの二人を見ていると、まさに仲の良い親子そのものでした^^ 美味しそうなお菓子と硬派な侍とのコントラストはやっぱり可笑しかったです。
とりあえず、コメントです
2010年7月24日

ちょんまげぷりん 目力〜リアクション〜泣き顔〜
かなり面白かった〜。脚本と展開と間がいいから退屈することもなく、最後まで楽しめた。錦戸亮の力みと空回り(褒めている)と、かっぱ顔。もさかりえの33歳のシングルマザーが醸し出す微妙なくたびれ感(褒めている)、鈴木福のぶっさいく顔、ここが俺の見所、面白かった。こんな映画なのになぜかメッセージ性まであるように思えてしまったのは、監督や役者の力量? 作法・行儀・礼節・仁義・躾、そしてジェンダーに関してどのように理解するのか、馬鹿笑いしながらも、真剣に考えることがなぜか多かった。これはなかなかかなりの映画やで(笑)。
労組書記長社労士のブログ
2010年7月23日

ちょんまげぷりん
★★★★ いやはやこりゃ楽しい!ギャグが満載という訳ではなく、ひとえに現代に降り立った江戸の武士と、ある母子の会話や考え方のギャップが面白い。錦戸亮の意外なほどに良く似合う丁髷姿と、母親役がぴったりのともさかりえの芝居の間合いが絶妙です。働いているひろ子に成り代わり"奥向きの事"全てを見事にこなす安兵衛。もはや私たちの目は彼の一挙手一刀足に釘付けです。テンポ良く進む映像、絶妙なセリフの間合いと掛け合い、徐々に惹かれあう2人の演技。脚本・演出・芝居の三位一体が織り成すハーモニーを気軽に楽しめる作品です。
LOVE Cinemas 調布
2010年7月14日


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