シークレット・サンシャイン:作品を観た感想(18)

シークレット・サンシャイン (2007)
★★★★ タイトルである「秘密の陽射し」はやはりソン・ガンホのことなんでしょう。ラストに映し出される庭でのシネの散髪を手伝うジュンチャン、そしてラストシーン。仰々しく降り注ぐ太陽の陽射し(宗教)ではなく、気付かないような庭の隅にある陽だまり(いつも傍にいる人)が支えとなる、ってことなんでしょうね。何も解決していない後味の悪い作品なんですが、チョッとだけ明るい希望が持てるラストが秀逸。"宗教の矛盾"や"人間の本質"など、頭の中がグルグル回り訳が解らなくなって、とにかく後からジワジワ押し寄せるやるせない気持ちになってしまう絶品の作品でした(笑)
肩ログ
2010年10月24日

映画「シークレット・サンシャイン」
意を決して赦しを与えに行ったはずの面会の場で、囚人である彼が放った言葉には愕然とする。遺族を前にしながら既に神に赦しを貰い平安な日々を過ごしているという。あの場で発狂するほどに絶叫するのではないかと思ったけど、失意のあまりに失神してしまい、それからの彼女の行動が気が触れたにしても面白い。この映画の見所は、どんなに夕食の約束をすっぽかされようと、どんなに疎まれようと、彼女のことを思い続けるジョンチャンのひたむきな愛のほうかも知れない。
茸茶の想い ∞ 祇園精舎の鐘の声
2009年5月31日

『シークレット・サンシャイン』'07・韓
子供を亡くした悲しみは、入信しただけであんなに簡単に立ち直れるもんなんか?「誰かが私を愛してくれてる。それを感じるのが幸福」それなら、別に入信せんでも、ジョンチャンが愛してくれてるやんけ!って思ったけど…。口では綺麗事を言ってるシネだが塾講師の娘には罪がないのに、苛められているのを助けようとはしなかった。敵を許し敵を愛せと言われても、本人どころか罪のない娘すら許せないのが、人間やもんな。
虎党 団塊ジュニアの日常
2009年5月30日

シークレット・サンシャイン
★★★★★絶望と希望、赦し…。 深く考えさせられる問題が次々に出てきて、いったい本当は何がテーマなのかと途中でとまどってしまいました。人生観、倫理観、宗教観が問われます。時間も長く、重いけれど、心に残る作品です。
玄米遊女夢映画
2008年12月21日

シークレット・サンシャイン□韓流ベルイマン?
地面を這い回るようなリアルさがある。もしかしたら、これは韓流ベルイマン作品かもしれない。それゆえ安易に神や宗教にすがることを強烈に批判している。それは息子を誘拐し、殺害した犯人と面会するシーンで残酷なまでに描かれている。では、人を救うものは何か?この映画はその問いに対する答えのきっかけを示す。それはラストシーンの陽光に照らされた庭の片隅に凝縮されているようだ。
映画と出会う・世界が変わる
2008年8月24日

『シークレット・サンシャイン』@シネマート六本木
★★★★★1回目は深いテーマの話で主演の二人の演技は圧巻でうまいけど重過ぎると感じました。2回目で、表現したかったことの少しでも感じられたような気がしました。生きるとは?赦すとは?神とは?宗教とは? 2回鑑賞して、また違った見方ができてよかったです。チョン・ドヨンはこの作品で2007年カンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞。この圧巻の演技は賞をとってもおかしくないでしょう。
たーくん'sシネマカフェ
2008年8月11日

シークレット・サンシャイン
悲しみは癒えるわけないんでしょうから、引きずっていくしかないんじゃないのかな。消し去りたいと思うから、もがいたり、苦しんだりしたけど、消すことは出来ないと思います。重い悲しみを、引きずっていく勇気が、最後にちょっと見えたような気がしますね。それでも、シネの弟が言っていたように、ガンホと結ばれるようなことは、ないだろうな〜。
へでいくっ!
2008年7月26日

シークレット・サンシャイン
信じることにした神にも裏切られ、言動も怪しくなっていき、ある日・・恐らくスッピンでシネの心の変化を体現したチョン・ドヨンの演技に心を揺さぶられました。 精神的にボロボロになってしまったシネは、突発的にある行動を起こしてしまいます。それでも、ジョンチャンのシネを支えようとする姿勢は全く変わりませんでした。映画であることを忘れて物語に入り込んでしまいました。
映画通の部屋
2008年6月30日

『シークレット・サンシャイン』
シネは幾度となく訪れる“思考停止”を乗り越え、その混沌の向こうに光を探りはじめる。冒頭、カメラがじっと空を見つめるショットに始まり、そして光の降り注ぐ地面を見つめて幕を閉じるように、この映画は「降り注ぐ光の軌跡」を丹念に辿り、まるでそこに神の意図を見出そうとしているかのようだ。しかし僕らは主人公の傍らにいつもぼくとつと心優しきジョンチャンの姿があったことを忘れないだろう。
セガール気分で逢いましょう
2008年6月30日

イ・チャンドン監督の「シークレット・サンシャイン」を観た!
舞台は韓国南部の地方都市・密陽(ミリャン)、この町の名前を英語にすると「シークレット・サンシャイン」、映画のテーマは「陽射し」、なるほど良くできた映画でした。綿密な場面構成も、細かい俳優の台詞も所作も、すべて付箋となって張り巡らされています。それらが後になって、「そうだったのか」と観る者は気づかされます。
とんとん・にっき
2008年6月30日

『シークレット・サンシャイン』
ピンポイントで感情移入したわけじゃないとはいえ、心が壊れてしまったシネの姿はあまりにも痛々しいから、息苦しさを感じながら、彼女の一挙一動に気をもんでしまう。そして、観客に過ぎない私はただ眺めることしかできないけれど、ジョンチャンが常に彼女の傍らにいてくれることに安心感を覚えるのだった。
かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
2008年6月29日

シークレット・サンシャイン・・・・・評価額1700円
人間だけでなく神にまで裏切られたシネが、天を睨みつけながらある方法で信仰を破壊しようとするシーンは衝撃的だ。心の拠り所を失ったシネは、自らの生を確認するかの様に自らを傷つける。極限まで追い込まれた人間存在の切なさを、その華奢な体いっぱいに表現したチョン・ドヨンが素晴らしく、彼女は本作で韓国人として初めて、カンヌ国際映画祭の主演女優賞を受賞している。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2008年6月29日

「シークレット・サンシャイン」
最後に映る小さな日溜りを撮りたくて そして チョン・ドヨンを思い切りアピールしたくて 作られたかな  彼女は十分(過ぎるほど)熱演好演でした。観客も一緒に苦しくなって、どうすりゃいいのさ、です。
粒太の背中
2008年6月28日

陽だまり〜『シークレット・サンシャイン』
全編出ずっぱり、チョン・ドヨンの演技が凄い。恐ろしいほど、役に憑依している。この役を演じるには相当タフでないと、精神的にも肉体的にも持たなかっただろう。眉も整えない無防備な素顔、細身の頼りなげな立ち姿で体現する、シネの薄幸とやり場のない哀しみ。しかし、その役作りもカンヌ映画祭での主演女優賞と、母国での文化勲章授与で十分、報われたのではないだろうか。
真紅のthinkingdays
2008年6月28日

シークレット・サンシャイン
見知らぬ土地で懸命に生きる女性の脆さ、理不尽な悲劇、宗教考察と、見所は多い。女が自ら髪を切るのは再生の証。その意味で、一度は心の均衡を失ったシネの最後の姿は、それでも生きていくという決心と希望だ。ドヨン、ガンホ共に名演で見事。
映画通信シネマッシモ☆プロの映画...
2008年6月28日

『シークレット・サンシャイン』 (2007) / 韓国
★★★★★自分の心を癒そうとすればするほど、行く先々に傷つけるものばかりが現れる。そこから逃れようと辺りを見渡した時、いつもそばにいてくれたのはジョンチャン、そして暖かい陽射し。何も見えないから信じないと言い切っていたシネ。けれど、ずっと自分を見守っていてくれた存在の偉大さにいつか気がつくときがあると信じたくなった。無骨な男を演じたソン・ガンホの包容力も素敵でした。
NiceOne!!
2008年6月28日

【2008-141】シークレット・サンシャイン
刑務所での犯人との再会シーンは精神的に残酷で、事件に巻き込まれた遺族の方は耐えられないだろう。ヒロイン役のチョン・ドヨンの壊れっぷりには圧倒される。ソン・ガンホのオヤジぶりは、男なら共感するところだろう。ヒロインは再生するのか?それとも壊れ続けるのか?意味深なラストだ。
ダディャーナザン!ナズェミデルン...
2008年6月26日

シークレットサンシャイン
★★★★ 夫と息子を亡くしただけでも大変な人生なのに、その後の展開がとーっても複雑で、映画鑑賞って精神的パワーが必要だなと思っちゃった。 ドーンと来る作品だった。 暗くて重たいけどいい映画だと思う。シネがどんなひどい状態のときでも、明るく励ます不器用男・ジョ..
映画初日鑑賞妻
2008年6月8日


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