寝ても覚めても:作品を観た感想(6)

寝ても覚めても
★★★★多くの恋愛映画が描くのに、ライバルを始め、家族や会社のしがらみや病気といった障害を設定することで、ドラマを盛り上げようとするのに対して、ここでは、それらを一切排除して、ヒロインの感情の動きのみに沿って描いている、理不尽とも思える言動をヒロインがやってのけるが、それを演出と俳優の力で成立させてしまう、ごく稀な恋愛映画なのだ。
映画に夢中
2018年9月18日

『寝ても覚めても』: 死神に魅入られた女性の話 @ロードショウ・単館系
★★★★★ 恋愛映画のジャンルを超えた、別のジャンルの映画を観たように感じました。
キネマのマ〜りゃんひさ映画レビュ...
2018年9月13日

『寝ても覚めても』 朝子の自己欺瞞から解釈してみると
本作を朝子の自己欺瞞からの快復の物語として見ると、映画版は原作にはないエピソードをあちこちに配置した独自の脚本になっていることがわかる。こうした綿密な構成があるからこそ、説明的な台詞など必要なかったということなのだろう。本作は約2時間で終わってしまうけれど、個人的には朝子が亮平に追いすがって必死になるあたりをもっと見ていたかったという気もする。
映画批評的妄想覚え書き/日々是口実
2018年9月12日

「寝ても覚めても」
★★★★★ 凄い傑作に仕上がっていた。新人とは思えない、風格さえ感じさせる堂々たる出来栄えに感嘆させられた。とにかく、本作は今年の日本映画を代表する力作である。商業映画デビュー作にしてこれほど完成度の高い作品を作り上げた濱口竜介監督、凄い。
お楽しみはココからだ〜 映画をも...
2018年9月9日

寝ても覚めても
結構眠気を誘う。唐田が恋煩いの挙句、震災のショックで二重にショックを受けて2人の違いはどうでもいいです状態にでもなったのか。世評のような哲学的雰囲気は全然感じない。
佐藤秀の徒然幻視録
2018年9月3日

「寝ても覚めても」:恐るべき傑作
映画『寝ても覚めても』の衝撃度は、観る前は想像もできないものでした。東出昌大と(新人と言ってよい)唐田えりかという雰囲気の希薄な二人の主演だし、あの『ハッピーアワー』の濱口竜介監督だしってことで、しみじみ味わいのある作品にはなっても、こういう方向に行くとは思いもよりませんでした。っていうか、観ている間も作品の7〜8割ぐらいが終わるまでは、まさかこう来るとは思いませんでした。今もなお胸にズシリと来ています。心にスクラッチが残る作品です。
大江戸時夫の東京温度
2018年9月2日


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