スープ・オペラ:作品を観た感想(9)

スープ・オペラ
あたたかな視線で描かれた作品。 スープというのは色んな調味料や野菜を煮込んで、やがて出来るもの。全てに調和がなければ失敗してしまいます。生き方や、優しさ、愛も同じ。少しでも歪むと調和はなくなってしまう。
いやいやえん
2011年12月27日

《スープ・オペラ》
何がどうといったストーリーでもないのですが、ユルユルした中にも美味しいシンプルなスープの存在がとてもキリリとしていて良かったような。体に優しそうなスープ、本当に元気がでそうです。それぞれのキャラはあまり…共感したり好感持ったりできないような不思議キャラが多かったんだけど、それでも嫌な感じじゃない。加賀まりこさんのトバちゃんが素敵だったなー。あまりインパクトある作品ではないですが、のんびりユルユルしたい気分の時にはピッタリかと思います。
日々のつぶやき
2011年8月11日

スープ・オペラ
★★★ 設定にむりがあるわ。女性一人の家に男が2人おしかけてくるってありえない設定ですよね!んーこのスープがおいしそうに見えないんだな〜。食事のシーンが少ないからかインパクトがないんだよね。でも、同じ料理を食べるってことは、人との距離を縮めるんだな〜って思いました。坂井さんは不自然なくらいの演技だった〜。藤竜也さんがしぶくてよかった。平泉成さんのはじけかたにもわらいました♪お気に入りは、鈴木砂羽さん。脇にベテランの演技派の人がかためると、映画も安心してみれるのも不思議なものだって思ってしまいました。
C'est joli〜ここちいい毎日を〜
2010年11月18日

スープ・オペラ
★★★ 取り立てて目を引くような事件は何も起こりません。世の中の喧騒を忘れて、こんな物静かなお屋敷町の中にこんな瀟洒な2階屋があってこんな小奇麗な庭があったらいいなという家で、こんな暖かい人々が一緒に暮らしていたらいいな、という気分にさせてくれる映画で、主演の坂井真紀もさることながら、べテランの藤竜也が良い味を出しています。
映画的・絵画的・音楽的
2010年11月11日

*スープ・オペラ*
みんなで暮らすのも、一人で暮らすのもどちらもいいことでも悪いことでもありません。この映画は何か結論づけようとしてないし、善悪も決めてません。でもみんなと知り合ったことは大切だし、また戻ってくるかもしれなくて、それこそが人生なのだということが描きたかったのだと思います。全編通して軸となっているのが題名にもなってる通り、ルイと叔母にとっての命綱だった正統派・本格的なコンソメスープです。スープとルイをとりまく人間関係を通して、女性の生き方を描いた、さりげないけれど味わい深い映画でした。
Cartouche
2010年10月21日

スープ・オペラ
思ったよりファンタジー。キャストがいい味でした。なぜか心地いい共同生活。家族のようで家族でなく、恋人のようで恋人でない…エジプトのバスに乗り遅れたひとたちの住む家。シーンの段落を知らせる音楽が、インド映画かよっっ!ですが、ノスタルジックな音楽が素晴しい♪ いつでも乗れていつでも降りられる。が、いつくるか解らないエジプトのバス。ちょっと意固地にも、臆病にもみえるルイは誰かのエジプトのバスの停留所になろうとしていたのかも、と、ふと思いました。ファンタジーがダメでなかったら、ちょっとゆるい心地よい映画だと思います。
to Heart
2010年10月20日

スープ・オペラ
★★★ 原作の阿川佐和子さんの人柄が滲み出ているかのような作品でした。セリフの端々から感じられる、どこかほのぼのとした雰囲気や不思議な空気感、それを坂井真紀がそのまま体現しているかのようです。ただ、この作品の登場人物は全員何か不思議な人たちばかりなんです。・・結局人間なんて一人では美味しいスープにならない。色んな材料(人)をバランス良く煮込んで、愛という調味料で味付けする。どれか一つが突出しても味のバランスは乱れてしまう。ルイの作ったスープは美味しくて一口飲めば幸せで、きっとこれから彼女の周りにも幸せが訪れるはずです。
LOVE Cinemas 調布
2010年10月5日

スープ・オペラ
途中までは面白かった。ある日、一緒に生活を送ってた叔母が出て行き、入れ替わりのように男性二人と共同生活を送るくだりはコメディチックな展開もあり、面白く観られたけど、ラストのあの夢の中で、みんなで踊る展開は個人的には意味がわからずにイマイチだったかな。途中までずっと主演の坂井真紀を中谷美紀と勘違いして観てて、途中で中谷美紀じゃないって気付いたものの、結局最後のエンドロールで坂井真紀って分かったんだけど、なんか久しぶりに見て、こんなに可愛らしい人やったかなと改めて思った次第。
だらだら無気力ブログ
2010年10月5日

☆ 『スープ・オペラ』
大物俳優に演技指導する度胸がなかったのか、または各人が好き勝手に自分のやりたいように演じていたのか、結果的には居心地の悪さとバランスの悪さを感じながらスクリーンを見つめることになった。美術や撮影にはこだわりが感じられた。[かもめ食堂]と[百万円と苦虫女]との中間地点みたいな雰囲気。坂井真紀は、主役だとどうしても映画全体が地味な印象。西島隆弘のへなちょこさがすばらしい。藤竜也はこの映画でも年齢不詳だった。やはり若々しい。メリーゴーラウンドの場面がうまい具合に機能しておらず、白々しさを感じてしまったのが残念だった。
映画の感想文日記
2010年10月4日


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