リリィ、はちみつ色の秘密:作品を観た感想(18)

リリィ、はちみつ色の秘密
かなりシビアで現実的な物語だが、少女が学び、葛藤し、成長していく過程は厳しくも希望もある。人生の道のりだね。リリィという役にダコタちゃんが丁度ハマっていて、思春期に大人に変わっていく心の成長を巧く演じている。現実問題の差別を通して、世の中の厳しさを映し出している。設定では1964年だが、このような差別は良くなっても変わらないからね。感動!ってまでは行かないが、目に涙を浮かべてウルウル..。なんて場面は何箇所かあった。
元レンタルビデオ屋店長の映画感想
2010年2月23日

リリィ、はちみつ色の秘密
★★★★ ダコタちゃんは巧すぎます☆ もう立派な女優〜ってかんじ☆ 話の内容はけっこう重い感じ..。だけどクィーン・ラティファの存在や、彼女の住んでいるお家、ダコタちゃんの可愛らしさなどで、その重さは緩和されています☆ そして、見事に少女の成長と人種差別問題を絡ませた美しい作品に仕上がっていました☆ 父親役のポール・ベタニーは凄く役にあっていたと思うし、うまかった☆ リリィに対する態度は頭にくるけど、奥さんを憎んでいるのと同時にとても愛していたと言う事が伝わってきて切なかったです。
Addict allcinema おすすめ映画レビュー
2009年10月8日

リリィ、はちみつ色の秘密 [DVD]
★★★★ とっても素敵なお話で癒されました。60年代のアメリカ南部を舞台に、必ず出てくる人種問題。ずっと罪の意識を抱えながら生きてきた少女リリィと白人から暴力を受けた家政婦のロザリンがたどり着いたボートライト家はそういう時代を全く感じさせない場所でとても癒される場所でした。母親の自分への愛情を確かめたいと思ってる姿がとっても切なかった。父親のTレイのリリィに対する態度頭くるんだけど奥さんを憎んでいるのと同時にとっても愛していたんだなと思うとこちらも切ないです。
映画鑑賞☆日記・・・
2009年9月28日

父、不要? 「リリィ、はちみつ色の秘密」
ダコタ・ファニング演じるリリィは原作者自身なのだろう。 母性、 女王蜂…これらのメタファーを通じて母と娘、 あるいは人種や血縁を超えた愛が描かれている。本作は総じて男を卑しく描いている古いタイプの女性映画という気がしなくもない。 ピンクに塗られた家で快活に暮らす女たちは素敵に思えたが、 それ以上の感銘はない。 お父さんだって頑張ってるしリリィを愛しているに違いないのだが、 ここでは母のことを聞き出す情報源にすぎない。
シネマ走り書き
2009年7月27日

【リリィ、はちみつ色の秘密】
暦の名前のついた三姉妹、この三人に会えたことでリリィが救われて本当に良かった!愛していた妻そっくりの娘、だからこそ可愛がることができなかったのかもしれない。黒人差別がまだ残るこの時代に、あの農場でリリィが暮らすことは大変なこともきっとあるんだと思うけど、オーガストにとってもリリィの存在は良かったことでしょう。何度も涙が溢れるとっても優しい映画。心洗われるとても素晴らしい映画でした〜!!
日々のつぶやき
2009年5月16日

リリィ、はちみつ色の秘密
★★★★★ 女の子の家出物語から黒人差別へと思いがけない展開だったのでびっくりしました。登場する全ての黒人女性が実に魅力的。特に養蜂業を営む長女は貫録たっぷりで、この女性から目が離せませんでした。
玄米遊女夢映画
2009年5月2日

リリィ、はちみつ色の秘密
原作を既に読んでいたので、登場人物の個性が小説のように出ていればという前提でのみでほぼ安心して見られた。主人公の少女は実際同年齢の俳優であり違和感もなく、序盤から傷ついている少女は良くできていて、後半も巧いところとぎこちないところが寧ろ不安定な歳そのもので。ポイントは養蜂をしている黒人三姉妹のそれぞれの強い個性が良く出ているかだが、それがどんぴしゃりの配役・演技でとても良いものです。
しぇんて的風来坊ブログ
2009年4月13日

『リリィ、はちみつ色の秘密』 試写会鑑賞
★★★ 人種を超えた絆、愛、そして成長、いろいろなものが描かれていました。リリィはティブロンに行ってよかった。ティブロンに行ったことでどれだけ彼女の心が癒され、そして成長することができたか。また白人、黒人の人種の違いを超えた愛がとてもよかったです。オーガストもきれいごとだけではない、黒人であるが故の複雑な思いをきちんとリリィに伝えるんです。しっかりとしたとてもいい作品でした。
映画な日々。読書な日々。
2009年3月30日

*リリィ、はちみつ色の秘密*
後半ぐっと高まるのが登場人物の内面のこと。リリィはお母さんのこと。姉妹は元々心に傷を抱えて、差別などつらい現実に直面して…みんな重い悩みを抱えているのですが、それをまとめて引き受けてくれる長女オーガスト。この人あっての家族で、ラスト、とっても感動的です。ダコタさん…理知的で透き通るような美しさ!!芯が強くてくじけないけれど、あるとき爆発する悲しみ。。。すごく上手です。
Cartouche
2009年3月28日

映画「リリィ、はちみつ色の秘密」
一番思ったのはダコタ・ファニングの成長振り。蜂蜜の瓶を壁に何度も投げつけるのにはモッタイナ〜イって思うけど、14歳の彼女にはもう金切り声のイメージはすっかりなく、少女でありながらも十分オトナの女性の風格さえ漂わせている。内容的に気になったのは、嫌われ者になってしまった父親の愛…最後に思い切り良く、せいせいするよと言い放った父親の娘に対する愛情が切なく哀しくて、唸ってしまいそうになる。
茸茶の想い ∞ 祇園精舎の鐘の声
2009年3月28日

リリィ、はちみつ色の秘密
愛情に飢えた少女の心の痛みがとても切なかったですT_T 久々に観たダコタ・ファニングは感情を無くした少女をしっかりと演じていました。感情を出さない演技と言うのはとても演じ難かったと思うのですけど、無言の瞳に思いっきり気持ちを込めて哀しみをみつめていました。温かい愛をようやく手に入れた少女の幸せを思いつつ、観終わった時、少しだけほっとした気持ちになった1本です。
とりあえず、こメントです
2009年3月24日

「リリィ、はちみつ色の秘密」試写会
誰もが少なからず心の傷を持っていたり、辛いことがあったりしますが、今ある環境の中で精一杯前向きに生きようとする姿を見ていたら、泣けてきました。家族に対する愛情、友だちに対する愛情、周囲の人たちへの愛情、自分自身への愛情…誰からも想われず、愛されずに生きている人はいない。。そんな思いにさせてくれます。いろいろな愛情が様々なシーンで感じられ、とても温かい気持ちになりました。
今日という一日。
2009年3月24日

[映画『リリィ、はちみつ色の秘密』を観た]
かつて[アイ・アム・サム]で、幼女と少女の間の「女」を見事に演じたファニングが、少女から女性に変わろうとする「女」を見事に演じている。この作品の素晴らしいのは、天才ファニングの、演技以上のプライベートな変化を見事に捉えている点。難しい物語であったが、私には、リリィの真摯な思いが共感できた。…ともあれ、次に銀幕で会う時は、大人になっちゃっているでしょう。少女時期は刹那、だから輝く…。
『甘噛み^^ 天才バカ板!』
2009年3月23日

リリィ、はちみつ色の秘密
★★★★ 14歳の少女の心の成長を丁寧に描き、また彼女を通じて人種差別問題をも描き出した作品です。出演者は決して派手ではありませんが、実力ある演技でしっかりと魅せてくれます。特にダコタ・ファニングはこの若さで素晴らしい演技力を披露してくれました。重いテーマですが観終わった後、とても気持ちよくなれる作品です。
LOVE Cinemas 調布
2009年3月23日

リリィ、はちみつ色の秘密
★★★★★ ダコタ・ファニングちゃん巧すぎる!ちょうど少女から大人へと成長していく過程でもあり、まさに"今"しか観られない彼女の貴重な作品かもしれない。J・ハドソンは社会に深い憤りを抱きながらもしっかりした信念を持つ女性ロザリンを好演していました。リリィはお母さんから愛されていなかったのか。お母さんは本当にリリィを捨てたのか…そしてリリィは決断する。木漏れ日にふわ〜っと包まれるような作品でした。
UkiUkiれいんぼーデイ
2009年3月22日

「リリィ、はちみつ色の秘密」
★★★★ リリィたちの秘密とともに物語の核となるのは、ボートライト家のジューンとメイを取り巻く進行形の話。しかし、こうした彼女らの秘密を大きな心で包んでいた長姉・オーガストこそが物語の支柱である。黒人蔑視の中で、その苦労故に突然やって来たリリィたちの心の傷を見抜き、見守り続ける。大きな愛の中で一人一人が救われていく過程が心に染みる。Q.ラティファ。まさにハマり役、その安定感には感服させられた。
☆ EL JARDIN SECRETO ☆
2009年3月21日

『リリィ、はちみつ色の秘密』
とっても自分好みの作品が観られました。ちょっときれいに描きすぎかなーという気がした分、感動のふり幅が若干目減りした感じが残ったんですけど、それでも公民権法制定でも根強く残る黒人への差別ぶり、亡き母の愛を確認するために行動を起こす少女の成長物語は観ていて、とても印象的なものでした。オーガストの包容力に、観ているこちらまでが優しくなれるような素敵な作品になっているかなと思います。
cinema!cinema!ミーハー映画・DVD
2009年3月19日

リリィ、はちみつ色の秘密 / The Secret Life of Bees
★★★★ ダコタちゃんの自然な演技もあってか、話にぐいぐいと引き込まれていって、泣くような映画だと思って観てなかったのに、後半ではいつの間にか涙があふれてきてた。この繊細な演出はやっぱり女性監督ならではかな。リリィの悲しみや、子供ながらに愛されたいという一心な願いがすごく伝わってきて切なくなった。14才のリリィにとってのかけがえのない日常生活が丹念に描かれてる。
我想一個人映画美的女人blog
2009年3月14日


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