フジコ・ヘミングの時間:作品を観た感想(2)

「フジコ・ヘミングの時間」:仕事と暮らしと人生と
題材となる人が異色なだけに、ドキュメンタリーの作りは非常にオーセンティック。丁寧で正攻法な描写の積み重ねの中に、フジコ・ヘミングの人生を浮かび上がらせていきます。パリを中心に他の土地の住まいも含めた暮らしの描写は、自然体にリラックス。エンド・タイトルロールの後に、彼女の父親が昔手がけたポスターを見る場面がありますが、許しと諦念と人生の重みと苦さ、この付け足し的場面により、作品の質がぐっと上がりましたねえ。
大江戸時夫の東京温度
2018年7月26日

フジコ・ヘミングの時間
★★★★ 両方の耳の聴力を失くしてからは、自分の感性と子供のころに弾いた曲を思い出しながら、演奏曲に強弱をつけて、その曲を自分流に解釈してアレンジをし、弾いて聞かせているのも素晴らしかった。ラストの、リストの曲で「ラ・カンパネラ」は圧巻でした。自分の今までの苦労を、その家を残して回るという楽しみを、「人生とは、ゆっくりと時間をかけて、私を愛する旅」だと自身を語る、彼女の過去と現在とを並列させることで生まれるモンタージュ。それに加えて、何気ないインサート映像を挟むことによって、フジコ・ヘミングの人柄を浮かび上がらせようと試みている映画でもあります。
映画に夢中
2018年7月19日

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