ジュリエッタ:作品を観た感想(3)

「ジュリエッタ」:ヴィヴィッドで美しい色、色、色
ルモドバルが好きなので、その流れで本作も大いに堪能できました。いつも以上に圧倒的な色彩の乱舞。洋服の色、インテリアの色、自動車の色、どれもこれもヴィヴィッドで、キレイな色です。洋服の色のセンスといったら!序盤は少々かったるかったのですが、中盤以降ぐっと面白くなっていきました。
大江戸時夫の東京温度
2016年11月23日

ジュリエッタ JULIETA
観る方の年代・経験値にもよるかも知れないけれど、私的にはちょっと肩透かしだったかなぁ。冒頭から「ボルベール」「私が、生きる肌」を彷彿とさせるアルモドバル調の色彩、構図に期待は膨らみましたが、この物語の核である「母の秘密」が、え??であったことに少なからず落胆。
to Heart
2016年11月20日

『ジュリエッタ』 言えなかったこととは何か?
アルモドバルの作品では母と娘の関係は重要な要素となってくるわけだけれど、『ジュリエッタ』では娘のことは単なるきっかけにしか見えなかった。最後は今後の明るい展開を予想させるけれど、メインディッシュ前にディナーが終了してしまった感じで、胃がもたれるくらいのアルモドバルの諸作品と比べるとちょっと食い足りない。主題が中途半端に浮かんでは消えていくばかりでまとまりに欠けたように思えた。強烈な色使いは健在だし、カッコいい女優陣の活躍は楽しめるのだけれど…。
映画批評的妄想覚え書き/日々是口実
2016年11月9日

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