カサブランカ:作品を観た感想(3)

カサブランカ
★★★ ラブロマンスは苦手です…。ですが、ロマンスものというより男の友情ものという印象を受けました。リックと署長とのやりとりが良かったな。特に飛行場でのシーンは好き。第二次大戦中に作られてることもあって、戦争によって出会い、引き裂かれる恋もあるわけで…。自分の思いを断ち切らなければならない男の苦悩が切ないんだけどちょっと素敵だったりして。イングリッド・バーグマンは美人というより可愛らしい方でしたね。今観るとあまりにもベタな展開なんですが、ハンフリー・ボガートの渋さは今見ても永遠ですなぁ〜。
映画鑑賞☆日記・・・
2011年1月27日

『カサブランカ』 戦争PR映画が"時の過ぎゆくままに"いつしか名作に昇華
ハンフリー・ボガード扮するリックは、金にも女にもまったくなびきません。そういう生き方を選ぶ奴も世の中にはいるさ、と理解を示すのです。カッコイイですな!当然、彼はまわりから尊敬されています。こういう人間が権力者からみたら一番怖い。つけいるスキがない。いくら占領下でも、命がどうなっても、仏領内で独国軍歌を歌わせるわけにはいかない(これはリックの恋敵の話。この人も骨太)。そういった男たちが(女性もそう)自己のプライドを賭け、しのぎを削りあいます。愛国心が万国共通であるかぎり、この映画はいつまでも愛され続けるでしょう。
23:30の雑記帳
2010年5月6日

午前十時の映画祭 カサブランカ これは洗練された...
戦時下を背景にしたメロドラマの名作。客とは一切、テーブルを共にしないということをはじめ、この店で起きる様々な事件に全く関わろうとしない中立の立場を保つリックは当時のアメリカ。そして、レジスタンスのリーダーが出国できるかどうかの鍵はそのリックが持っている。これもまた当時のアメリカの参戦を待つ連合国側の期待を表している。ラストの音楽は、この種のメロドラマとしては、異色であるフランス国歌。国歌がラストに演奏されるということだけでもこれは露骨な、しかし、見事に洗練された戦意高揚国策映画である。
映画と出会う・世界が変わる
2010年3月8日

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