トゥルーノース:作品を観た感想(2)

「トゥルー・ノース」第33回東京国際映画祭
北朝鮮の収容所に入れられた日系家族の物語なのだが、アニメで良かったと心から思う。何故ならこの非道さ、残酷さは、実写では正視できないだろうし、むしろ実写で見る事ができるような描写なら、このように恐ろしさを感じる事が出来なかったかもしれない。
ここなつ映画レビュー
2021年6月7日

トゥルーノース・・・・・評価額1750円
★★★★★ 堅苦しい映画ではなく、事実に裏打ちされたストーリーは非常にスリリングかつ面白く、グイグイ引き込まれる。今、観るべき傑作である。人間が人間として扱われない、強制収容所という異常な環境は、囚人だけでなく、体制側の人間の心をも壊してしまう。本当に、本作が囚われている十二万人にとって希望の鳥になればいいと思う。少なくとも、この映画を観た人たちはもう無関心ではいられない。決して大きな映画ではないが、世界の多くの人に観てもらいたい作品だ。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2021年6月2日

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