ヒューゴの不思議な発明:作品を観た感想(48)

【映画】ヒューゴの不思議な発明…ヤッツケ映画観賞記録(2)
★★★★ 観賞中にかなり退屈だった映画。特に前半が退屈だった気がする。美麗な美術+ファンタジー+コメディ…といったテイストの映画は既に沢山あると思うのですが、それらの中で特に飛び抜けて良く出来ているとも思えません。そもそも嫌いじゃないジャンルだと思うのですが、今回は合わなかったという感じ。
ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画
2013年7月18日

ヒューゴの不思議な発明
映画史のお勉強のような映画でした。子ども連れで入ってしまったら退屈で大変なことになりそうな映画です。皮肉な言い方をすれば,3Dブームに乗って,撮影技術の進化を肌で感じたかったのかもしれないと思った。ストーリーもありきたりで,がっかりしました。スコッセシに撮ってほしい映画ではなかった。
EURISKO2005
2013年1月9日

ヒューゴの不思議な発明 : ファンタジー映画風な
★★★★ ヒューゴの手に汗握る冒険やファンタジーとしての要素もあまり感じられません。あらすじは、何かファンタジー映画風などんでん返しが起こるように期待させながらも何も起こらないという展開が、観る者に全く先を読めなくしてます。メッセージとしては、”映画に対する深い愛情”と”人間に対する深い愛情”だと解釈しております。ヒューゴ役のエイサ・バターフィールドとイザベル役のクロエ・モレッツがジョルジュ・メリエスのために頑張る姿を見て不快に思う人はいないでしょう。「ヒューゴの不思議な発明」は、あらためて邦題の大切さを分からせてくれた作品。ただ、事前に予習してから観れば、映画好きには堪らない作品かもしれない。
こんな映画観たよ!-あらすじと感想-
2012年10月6日

「ヒューゴと不思議な発明」 映画愛最高(^o^)丿
★★★★ めっちゃヒューマンの感動作だった。これは是非皆さんに、観てもらいたい映画です。俳優陣も皆素晴らしい。今回目を引いたのが、ベン・キングズレー だった。映像はすごい、1930年代のフランスを見事に表現、その美しさには目を奪われるばかりだ。このように、ただのヒューマンでは無く映画への愛も存分に盛り込んだ作品になっている。
ジョニー・タピア・Cinemas
2012年8月29日

ヒューゴの不思議な発明
映画ってやっぱりいいよなぁ、と思える作品でしたね。少年と機械人形とか、お店の中の雑然とした感じとか、素敵と思える部分もたくさんあって、楽しかった、というのが第一印象。正直前半はちょっと無駄なシーンが多いかなとも。ドキワク感のする作品と感じ取れなかったのが残念。一人の少年の行動が、皆に微笑みを運んでいく。これはそういうお話でした。個人的にはベン・キングズレーさんが素晴らしかった。
いやいやえん
2012年8月27日

ヒューゴの不思議な発明(3D)
★★★★★ いやーーーこの映画好きでした!! とにかく冒頭から映像が本当にきれいだったな〜映像からすっかりこの世界に引き込まれてしまいました。スコセッシ監督はこのメリエスに自分を重ねていたのかな〜って思ってしまいました。今の時代の3Dでこういった映画をみるのも考え深いところがあるな〜 本当に、この映画見てるとなんかスコセッシ監督の映画にかける愛情とか、映像からあふれんばかりに感じられるよね〜 本当にめずらしく3Dで見てメガネが邪魔にならなかったというか、気にならないくらい没頭できました。
C'est joli〜ここちいい毎日を〜
2012年5月16日

『ヒューゴの不思議な発明』
ファンタジックな世界観、1930年代のパリを描いたレトロモダンな雰囲気ももちろんいいんだけれど、少年ヒューゴのバックグラウンドに興味を持たせる映画の導入はとても巧みに感じた。とても映画愛にあふれた作品で、素敵な映画だとは思うんだけれど、後半になってから映画とはこんなに素敵なものなんだよとごり押しされてるようにも感じる クロエ・グレース・モレッツはかわいいけれど、こういうちょっとクラシカルな世界観には合わないかなという感じ
Cinema+Sweets=∞
2012年4月16日

ヒューゴの不思議な発明
★★★ キャストが豪華で驚きました。さすがマーティン・スコセッシ。映像が凄かったです。汽車が脱線するところ等、迫力満点でした。古い映画がいろいろ出て来て映画好きなら楽しめると思うのですが、逆に映画にそんなに興味がない人はどうなのかな?と思ってしまいました。話の内容が散漫しています。花屋と警官や駅にいる人のエピソードはいらない気がします。音楽も効果的に使われてて良かったです。映像もキャストも豪華。でも一番ワクワクしたのはメリエスの作品や古い作品が出てきたシーン。
映画、言いたい放題!
2012年3月30日

『ヒューゴの不思議な発明』 映画愛ではない、とスコセッシは云った
『ヒューゴの不思議な発明』は、ジョルジュ・メリエスが映画人としてはどん底で、キャンディと玩具の販売をしていたころに焦点を当てている。劇中で紹介される彼の生涯は、史実をかなり忠実になぞったものだ。本作のクライマックスは、映画を巡る冒険ではなく、ヒューゴと鉄道公安官の追いかけっこだ。ジョルジュ・メリエスを中心に盛り上げる手もあっただろうが、本作はあくまで少年少女の冒険物語なのだ。
映画のブログ
2012年3月25日

シネトーク104『ヒューゴの不思議な発明』○あなたはスコセッシの映画愛をどう見る!?
★★★★ 3D感は素晴らしい!でも予告編や宣伝に偽りあり!話自体にはそんなに琴線に触れなかったけど、超アナログな古典SFを3Dデジタルという最先端の映画手法で甦らせるという、スコセッシだからできる映画愛的な“お遊び”が画面から伝わってきて、それが愛おしく思えたりする いつの時代でも映画というマジックに魅せられる人々の心は変わらない、というスコセッシのメッセージ、しかと受け取りましたよ〜!
ブルーレイ&シネマ一直線
2012年3月22日

ヒューゴの不思議な発明
★★★★ この映画は、『サラの鍵』などと同様に鍵が重要な役割を果たすというので期待して見ましたが、期待以上の優れた出来栄えで、挿画や写真のウエイトが高い原作小説に拠っている点を考慮する必要はあるとは思うものの、いわれるように前半が冗長ということもなく、最後までそのファンタジックな展開に目を瞠りました。
映画的・絵画的・音楽的
2012年3月20日

ヒューゴの不思議な発明
舞台設定と映像がファンタジックなだけで内容は現実的、どちらかというとオリバー・ツイストみたいなお話でした。オリバー・ツイスト的物語を描くことが主眼なら、これほどまでに手の込んだ映像表現は必要なかったかも。物語の内容に比して、映像や演出がスペクタキュラー過ぎて若干疲れる印象がありました。ヒューゴは決してだれかにすがっておいおい泣いたりはしないんだけど、かれの喪失の深さを思うと、いたたまれない気持ちになるのです。
キノ2
2012年3月18日

映画「ヒューゴの不思議な発明」監督の映画への想いのこもった作品、3D効果はもうひとつ
★★★ 映画ってなんだろう?何か新しいもの、何か心躍らせてくれるものもっと単純でそこに驚きがあって欲しい スコセッシのこの映画への思いが画面から伝わってくるモノクロから現在の3Dへきっとあの頃の観客の素直な驚きをこの映画で再現したかったのだろう。辻褄やしっかりとした筋立ても無視してもいいどこか突き抜けて映画の魔法をかけてもらいたかったがそこまでは達しなかったようだ。もちろん映画としては面白かったがこちらの期待が大きすぎた。
soramove
2012年3月13日

ヒューゴの不思議な発明
★★★★ 冒頭から降り注ぐ雪や、舞台となる1930年代のパリの街並み、そしてヒューゴが隠れ住む歯車だらけの時計台内部が、見事に立体感を持って映し出されております。スコセッシ監督が、“最新の映像技術を駆使して映画が誕生した時代を描いた作品”なのだということを知っているのと知らないで鑑賞するのとで、感慨深さや印象が全く違ってくるのではないでしょうか。そういった意味でも3D鑑賞がおすすめです。一つ一つの機械仕掛けのアイテムが子供心をくすぐって、とても幻想的な気分にさせてくれるのは間違いありません。統一された美しい世界観が作り上げられておりました。
映画 K'z films 2
2012年3月12日

映画「ヒューゴの不思議な発明(3D・字幕版)」 感想と採点
★★★ 本作の良し悪しの前に、ポスターや予告編の詐欺だと思います。なぜ邦題もファンタジー系映画を期待させるようなものにしたんでしょう。もっとスコセッシ監督の映画愛の作品である事を前面に出せば、3Dや色彩を楽しめるのに。とは言え、脚本がイマイチなので、微妙な作品ではありますが。
ディレクターの目線blog
2012年3月12日

ヒューゴの不思議な発明 映画愛に溢れていて映像が素晴らしくて・・・でもしかし・・・
作品全体で、視覚効果賞・美術賞・撮影賞を受賞したというのにはほんと納得、素敵な映像だった。しかし映画愛にいくら溢れていようとも、いくら映像が綺麗であったとしても、この映画はドキュメンタリーではないのだから、お話しはちゃんと説得力あって辻褄も合って、そしてほんの少しでも何かが心に残るものでなくてはならない。パリが舞台なのにイギリス的すぎたのに違和感があり、ヒューゴと父との関係も言葉足らずで、どうでもいいところは掘り起こしているのに、肝心の所が舌っ足らずで、なんとももやもやが残る。決定的にこの映画のダメだったことがある、邦題だ。映画の中身と違いすぎる
労組書記長社労士のブログ
2012年3月12日

ヒューゴの不思議な発明
最後に遺されたお父さんとの繋がりを一生懸命忘れないように頑張って修理した結果が、ヒューゴにとって帰る家を見付けることになったんじゃないかな、と。都合良過ぎると言われたけど、これは映画です。作中でも言っていた通り「めでたしめでたしとなるのは、映画の中だけだ」。そう。映画の中だから、都合よくハッピーエンドで良いのです。映像や雰囲気はさすが美術賞を取っただけあって、美しいです。その辺りはさすが。細かなところまでよく作られてた。当時の映画の再現も良かったです。
映画感想メモ
2012年3月11日

「ヒューゴの不思議な発明」鑑賞〜
今まで見た3D映画の中で一番素晴らしい3D映像だった思います。「ヒューゴの不思議な発明」は、なんとも映画への愛にあふれた作品でした。
映画の話でコーヒーブレイク
2012年3月11日

『ヒューゴの不思議な発明』’11・米
3Dだと思うが、3Dを最大限に生かすような冒頭のパリの俯瞰から、駅の中を縦横無尽に駆け巡るヒューゴを、普通ではあり得ないようなカメラワークで追いかける場面は見応えがあった。映画愛の部分は大人向けだけど基本的には児童小説なので、ノートを見た時の反応で、ジョルジュが機械人形を作った事イザベルが映画を観せてもらえないのは、ジョルジュが昔は映画関係者である事などは、直ぐに予想できたし機械人形が『月世界旅行』の絵を描いた時点でジョルジュが監督だと確信したのに、先の見えた話をダラダラと見せられて、中盤以降ダレたな(^_^;
虎党 団塊ジュニアの日常
2012年3月9日

ヒューゴの不思議な発明
★★★★★ “映画が人々にもたらす幸せを感じます”思うことが色々あって、何から書いていいのか迷ってしまうほど素晴らしい映画でした とても思うことが色々あって、何から書いていいのか迷ってしまうほど素晴らしい映画でした。 マーティン・スコセッシ監督の映画といえば物語の舞台を緻密に作り上げているというのが自分の印象です。この映画でもパリの街並み、雑踏でごった返す駅の様子、大きな歯車などがひしめく時計塔の内部などの舞台、そして登場する人々の衣装など、本当に観る人を映画の世界に引き込むに十分すぎる舞台が用意されているなと思います。
映画とライトノベルな日常自販機
2012年3月9日

映画「ヒューゴの不思議な発明(3D)」感想
3Dで観て欲しい映画。何故なら”映画”の進化をはっきりと実感して欲しいから。そして進化しながらも変わらぬものがそこにある事も。白黒のちょっとした映像の見世物だった映画が、夢とメッセージを伝える手段となり、人々に喜怒哀楽を与え、多くの魔法を現実にした。映画好きなら、作品のそこここにあふれるスコセッシ監督の映画への愛を感じる事が出来るだろう。普通の子供になってしまったラストのヒューゴや収拾出来ていないエピソードに物足りなさを感じるものの、手堅く美しい映像を観て楽しむには良い映画。
帰ってきた二次元に愛をこめて☆
2012年3月9日

ヒューゴの不思議な発明 3D・字幕
3Dに目が慣れてきたら、むしろ楽しんで観ることが出来ました。たくさんの人物が往来してる駅が舞台ですが、実のところ主要な人物は、絞り込んであるのでわかりやすくなってます。特撮技術も何もなかった時代です。また、その古い映画が3Dになっちゃってるところが、スゴいぞスコセッシ(笑)芸術遺産としての映画フィルムの保存や修復といった事も、見据えての映画メッセージでしょうね。(そういった事を監督は実際に行動を起こしているそうです)映画ファンとしても、興味深いお話が色々ありました。最後の方は、うる〜としちゃいました。映画は、いつだって魔法の世界。
晴れたらいいね〜
2012年3月9日

ヒューゴの不思議な発明
作品が始まると、、、ノスタルジックな匂いがプンプン。でもどことなく「最近の映像」も織り交ぜられていて不思議な映像美だったな。第一印象は名作「ニュー・シネマ・パラダイス」に近いのかなぁ?って思ったんだけど。どうももっとメルヘンチックだ。ニュー・シネマ・パラダイスも「映画」がクローズアップされてるけど、ヒューゴのはもっと「夢の世界」なんだな。意外な人生の物語がこの機械人形が動き出すことによって「動き出した」のです。この辺の仕掛け?みたいなのは観てて感心した、へえ、って思った。なにぶんアダルトな要素は欠片もないので、気持ちを、、、純真だった「あの頃」に戻して観るべし!
SUPER BLOG.JP
2012年3月6日

☆ヒューゴの不思議な発明☆
★★★★ 映画(特にサイレント映画)に詳しいかたには、見どころも楽しいところもそれなりに多かったのかもしれませんが、私のように映画の知識が乏しい者には、そのへんの楽しみもわかりにくく、そう言う観方もできませんでした(^_^;) 2D観ても綺麗だった、オープニングや駅構内、パリの夜景etc、3Dで観たらもっと凄いんだろうなあと想像しながらの鑑賞でしたが、3Dで観ていたら、映像の素晴らしさからテンション上がって、もっと、この作品に入り込めたのかもしれません。傷ついた魂を癒すヒューマンドラマでもあり、ラストの大団円、ハッピーエンドは後味が良かったですし、映画と言うものの魅力は十分に伝わった作品ではありました。
Cinema Collection 2
2012年3月5日

誤解を招きそうな映画。『ヒューゴの不思議な発明』
★★★ 決して面白くなかったわけではないのですがツッコミ所は満載といった感じの映画でした。劇中に登場するヒューゴは駅の時計台の中でひとり隠れて暮らしていましたが駅の構内で売られているクロワッサンとか牛乳とか万引きし放題だったのに結局その悪事はすっかり忘れ去られてしまっているのにも私的には納得できませんでした。劇中に登場した様々な嫌な出来事を最後には全て美談にしてしまったようなこの映画。邦題にしてもヒューゴの行動にしてもいろんな意味で誤解を招きそうな作品だと思いました。
水曜日のシネマ日記
2012年3月5日

「ヒューゴの不思議な発明」ぶらぼ〜!!
これは非常に素晴らしい映画でございますよ!ストーリーがまたイイ!何て優しくて、温かな演出!これがホントにスコセッシの映画??と、思わず疑いたくなるような嬉しい衝撃を受けちゃいました。最新鋭の3D映像を駆使しながらも、「月世界旅行」などの映画黎明期の映像も随所に散りばめられていて、何かとても懐かしい匂いのする、“映画愛”に満ち溢れた、大人も楽しめるファンタジー映画でございます。ホント、この映画は『ファンタジーとはこうあるべき!』って、見本のような映画になっています。とにかくすんばらしいのです!
シネマ親父の“日々是妄言”
2012年3月4日

ヒューゴの不思議な発明
いかにも映画らしい映画でアカデミー会員が好みそうな作品だった。3Dも他の3D作品にくらべれば効果的に使われているほう。“ものすごくうるさくて、ありえないほど近い” とsimilarです。ヒューゴもオスカーと同様、お父さんを(火事で)亡くしております。お父さんとの絆を回復するストーリーなのも同じ。もの、ありではその鍵がそのものずばり鍵でしたが、ヒューゴでは機械人形です。舞台設定は1930年代のパリ。男の子が大好きな迷路のような壁の裏の部屋に細々した機械がいっぱい。911後のN.Y.より、こっちの方が魅力的でした。映画愛にあふれた作品で必見の作品といえるでしょう。
あーうぃ だにぇっと
2012年3月4日

『ヒューゴの不思議な発明』
映画愛に満ち溢れた大人のためのファンタジー。映画は常に創造力をかきたててくれる。そしてこれからもそうあらねばならない。スコセッシ監督の、そんな決意と覚悟を感じる作品です。映像も音楽も、ひとつひとつのエピソードを収斂していく技術も、素晴らしい!残念でならないのが、何を考えているのか良くわからないトンチンカンな邦題と、相変わらずの的外れな宣伝・プロモーション展開で、せっかくの作品を台無しにしている、日本の配給会社だ。子供向けのファンタジーであるかのような、本作での宣伝展開もひどいものだ。
ketchup 36oz. on the table
2012年3月4日

「ヒューゴの不思議な発明」 映画讃歌
今、なぜスコセッシがこの映画を撮ろうと思ったのかも、わかった気がします。本作はスコセッシの、自分の好きな映画を作った人々への想い、そしてさらには映画を作った初期の人々への敬愛みたいなものが本作には溢れているように感じました。僕が本作をいいなと思ったのは、映画を観て「すげーっ!!」と思ったときの気持ち、たぶんおそらくスコセッシもそう思ったであろう気持ちが、素直に表現されているところです僕は観ていて「やっぱり映画はいいよなぁ」としみじみ感じたりして、なんだかスコセッシと映画談義をしたような気分になりました。映画ファンこそ楽しめるのではないかと思いました。
はらやんの映画徒然草
2012年3月4日

ヒューゴの不思議な発明
★★★ 巨匠マーティン・スコセッシが初めてチャレンジする3D映画とはいえその映像力の強さには素晴らしいものがあった。“映画の父”が駅で冴えないおもちゃ屋に身をやつしているのか。頑なに語ろうとしないジョルジュの心を開いたのはやはり映画だった。ここは映画の持つ力がというよりも、何があったのかは知らないがジュルジュが心の底から映画を愛していることが解るシーンだと思う。ここから彼がヒューゴたちに語り聞かせる内容は映画好きには堪らない。それは映画誕生の歴史であり、現在まで続く映画誕生の秘話とも言えるものなのだ。
LOVE Cinemas 調布
2012年3月4日

ヒューゴと不思議な発明
死んだ父親が残した機械人形を修理することで大冒険が始まると思っていたらちょっと違いました。題名を見て映画の内容を想像する納得のいかない内容となります。しかし、ハートフルなムービーに仕上がっているところは、エンターティメントとして良くできています。CDや昔の無音映画を取り入れたり朝や夕方の外の風景の光の当て方が、旨く出来ており、ノスタルジクを感じさせました。
こみち
2012年3月3日

ヒューゴの不思議な発明
★★★★★ 冒頭から映像の美しさに引き込まれました。背景がアニメのような実写のような不思議な感覚。そして30年代のパリの駅や街がとっても素敵ー。ヒューゴ役のエイサ・バターフィールドくんのちょっと控えめな感じがいいね。友達になるイザベル役のクロエちゃんもダサいジャケットを着てても何でも可愛いーっ。どちらかというと大人向け、特に映画好きは特に楽しめる内容なんじゃないかなと思いますね。所々モノクロ映画も出てきたりして、懐かしいと思う人や新鮮に思う人それぞれいると思うし、映画づくりの原点を見るという感じ。歴代の映画を作った人たちへの想いや、作り手側の映画への愛を感じる素敵な作品でした。
新・映画鑑賞☆日記・・・
2012年3月3日

ヒューゴの不思議な発明 2D
機械人形と魔術師がメインのCMは観たことがあったので、その人形の秘密だとか魔術師は魔法が使えるのかとか安易に考えていたら、裏テーマ?だったとは非常に驚いた。しかもフランスだし。サイレント映画の衰退がこれほど多くの人々や映画人に、影響を与えていたとは。偶然とは言えアカデミー賞でそのテーマの2つの映画が争うとは、なんという偶然だったのだろう。思っていたほどファンタジックではなかったが映像は最前列でも美しかった。2時間なんてあっという間で、非常に充実した時間であった。
ゴリラも寄り道
2012年3月3日

映画「ヒューゴの不思議な発明(3D版)」感想
内容的には「大人よりも子供向けに製作された作品」というイメージが強いですね。親子連れなどで観賞するには最適の作品と言えるかもしれませんが、正直「大人だけで観に行く」という主旨にはあまり向いていない映画なのではないかと。3D映像は近来稀に見る秀逸な出来ですし、ストーリーも余計な先入観を抜きにして観賞するならば普通に見れるものではあるでしょう。ただ、「映像が綺麗で良く出来ている」ことと「映画が面白い」というのは本質的に全く別のカテゴリーに属する話なのだなぁ、とは、この映画を観るとつくづく痛感せざるをえなかったところですね(T_T)。
タナウツネット雑記ブログ
2012年3月3日

ヒューゴの不思議な発明・・・・・評価額1800円
★★★★★ 1930年代のパリを舞台に展開する、幻想的に美しい3Dワールドは、映画を愛する全ての人の心を魅了するだろう。ヒューゴは人生の悲喜こもごもを見て成長するだけでなく、図らずも身の回りの人々の人生までも変えてしまう。そして、遂に彼の想いを受けとめたメリエスによって語られる、映画黎明期の情景の何と瑞々しく美しいこと!有無を言わさぬ映画の魔法に掛かっては、この辺りの多少強引な物語展開もすんなりと納得させられてしまうではないか。創作の喜びが詰まった、映画の再発明とでも言うべき傑作、存分に堪能した。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2012年3月2日

ヒューゴの不思議な発明
オートマトンを見て「悲しそうな顔をしている」というのも、本作の文脈を離れて印象的な台詞だ。人間と機械の境界線がなくなったことのある種の喪失感が反映されているかのよう。裏返せば人間の精神の儚さを思い知らせてくれるのも機械の誕生のためだろう。駅中の玩具店の意地悪親父が実は初の娯楽映画を作り、元祖SFX映画監督ジョルジュ・メリエスだったことが分かる。その玩具の中でゼンマイ仕掛けの鼠が初歩のロボットとして扱われる。こうなると、キャッチコピーの映画愛なのかロボット愛なのかよく分からなくなるのだけれど、映画だって機械仕掛けの夢なのだ。
佐藤秀の徒然幻視録
2012年3月2日

[映画『ヒューゴの不思議な発明』を観た(短信)]
3D作品を撮るにあたって、スコセッシ監督が思い描いていたであろうイメージが惜しみなく注ぎ込まれていたと思う この作品は3Dで見るべきだと思う。スコセッシの感覚は、手堅くきっちりと、されど、若々しいセンス・オブ・ワンダーにも溢れている。だが、正直、物語自体が、エンターテイメントとして楽しめるかと言うと、やや物足りない。途中から、主人公が入れ替わったかのようなテーマの流動も見られ、その物語性の拡散によりクライマックスの感動も薄い。画面作りは、グリーナウェイ作品なみに素晴らしく娯楽しているんだが…。しかし、このような時は、役者の演技で楽しむも良し。
『甘噛み^^ 天才バカ板!』
2012年3月2日

ヒューゴの不思議な発明
★★★ ヒューゴって発明してたっけ?
だらだら無気力ブログ!
2012年3月2日

ヒューゴの不思議な発明
観ているうちに映画の魔法にかけられてしまうような素敵な物語でした。それにしても、面白かったです〜映画の初期の話もたくさん出てきて、途中は映画の歴史の勉強をしているようでした。そして、映画を楽しむことがいかに素敵なことかを改めて感じました。もちろん、ヒューゴが幸せになるために頑張る姿も見ていて楽しかったです。こんなに幼い少年が生きるための存在理由を必死に考えなくてはいけない姿を観るのは辛かったです。機械人形と映画への憧れが繋げた縁には、温かい希望の未来が待っていました。観終った時、もう一度見たいなあと思った1本です。
とりあえず、コメントです
2012年3月2日

思えば遠くへ来たもんだ
これまでに体験したことのないような、まるで白昼夢の如き出来事が眼前に展開する。その驚きと興奮!全編に映画への愛情を感じられる作品で、マーティン・スコセッシ版「ニュー・シネマ・パラダイス」との印象を強くした。マーティン・スコセッシがジョルジュ・メリエスに「映画はここまで来ましたよ!」と報告しているようで、この趣向はあまりに甘すぎる嫌いはあるけれども、それでも胸を熱くさせるメッセージには違いない。告白すると、目頭が熱くなったよ。映画はここまで来た。だから、それを目撃するために本作は3D体験のできる映画館で観なければならないのだ。
MESCALINE DRIVE
2012年3月1日

ヒューゴの不思議な発明
1930年代のフランス・パリを舞台にして映画創成期の偉人たち(ジョルジュ・メリエスら)を登場させつつ、最新の映像技術を使った美しい映像物語を魅せてくれる。孤児となった主人公の少年が父の残した機械人形を修理する過程と、夢破れた映画作家の過去からの脱却が交差すると感動的な人間ドラマが生まれる。映画の世界が人々に夢を与えてくれることを、これほどうれしく感じるとはスコセッシ監督に感謝したい。是非、映画館で3Dのすばらしさを体験してほしい。2012年のベストテンに間違いなく入る作品だ。これほど映像と物語が感動を呼ぶと、宝石のような映画と言っていいだろう。
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
2012年3月1日

ヒューゴの不思議な発明
この時代、この町、この雰囲気の世界観に巻き込まれた。少年が見つけようとする自分の「役割」と、忘れ去られた人物の人となりを描いてゆくもので、それはそれで普通に面白いのだが、この作品の持ち味は、むしろそれ以外のところにある。それは、おもちゃ屋の老店主の、思い出したくない過去であり、そこで繰り広げられる映像の数々であり、映画という、今も昔も人々を魅了する媒体の魅力である。わたしはこれまで、スコセッシ監督作品が別に好きなわけじゃなかったが、これは、家族揃って楽しめる(かもしれない)涙と笑いのお話であった。
悠雅的生活
2012年3月1日

ヒューゴの不思議な発明
★★★★ マーティン・スコセッシ監督が初めて3Dを撮った!しかも,血なまぐさい・男クサい作品ではなくファンタジー!感嘆とともに幕を開けるオープニングの映像が最高!素敵なエンディングが泣ける!映画史を絡めたドラマは単純。すべて身近で解決してゆく様子にワクワク薄め。しかし,伝わるメッセージは最高。ただ,舞台がパリなのに英語な点に不満を持った。フランス語ならもっと素晴らしかっただろうに。。
Akira's VOICE
2012年3月1日

劇場鑑賞「ヒューゴの不思議な発明」
序盤はヒューゴについていろいろと疑問が浮かんでくるが、後に順を追って説明されるので、焦らずに日本版の予告編のような“ファンタジー”にはならないので要注意!とことん突き詰めた“人間ドラマ”となっています。子供向けというより、むしろ大人向けかな…とも。そうそう、3D効果もバッチリで、終盤の脱線事故(夢オチ)や降りかかる雪や蒸気、突き出てくる人の顔や犬の顔、舞い飛ぶ画などなど…どれも見応えありますよ とりあえず、映画ファンならば、必ず劇場のスクリーンで観るべき作品です
日々“是”精進!
2012年3月1日

ハートが鍵 「ヒューゴの不思議な発明」
あらためて監督の映画愛の深さを知って予想以上の感銘を受けた。人形のアップから大林宣彦風のレトロなテロップに変わり、 そこに Directed by Martin Scorseseと出たとき、 監督のいたずらっぽいドヤ顔がくっきり見えたようで、 よし自分も何か意外なことをやってやろうじゃないか的な気分を確かに受け取った。 そういう意味でも素敵な作品。 キャスティングもなかなかいい。
シネマ走り書き
2012年2月26日

ヒューゴの不思議な発明
★★★★★ ライラの冒険や、ナルニア国物語のようなファンタジーを想像していったのですが、まったくもって予習不足でした。じ〜んと来るセリフがいくつもあって、泣かされましたよ。。。初めて映画を観た時の感動がキーになっているので、映画ファンはなおさら感情移入しやすいかも。小道具やセットがアンティークでかわいいのも観ていて楽しめますね。
食はすべての源なり。
2012年2月26日

映画:ヒューゴの不思議な発明
あまり予備知識を仕入れずに観ることをオススメしたいので、これ以上は語らないことにします(笑)疑いも無く「映画愛」から発せられた映画であることは間違いない!
日々 是 変化ナリ
2012年2月25日

Hugo /ヒューゴの不思議な発明
★★★★ これは分かり易かったのと、映像がとにかく美しい子供向けファンタジーだから内容はあまりないかな?と思ったけど映画産業がテーマでもあって、映画ファンにはとくに楽しめる。もちろんファンタジー好きな人にも。
我想一個人映画美的女人blog
2012年1月24日


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