私は貝になりたい:作品を観た感想(14)

【私は貝になりたい】フランキー堺版→所ジョージ版→中居正広版 理不尽な判決
お涙頂戴を覚悟して見たからというのもあるけれども、泣かせようとしているシーンではウルっと来たし、私が一番「うぇぇぇぇ」と思っていた妻が署名を集めるシーンは山の紅葉や雪景色が美しく、映画にするなら確かにこういう映像入れないと…と思えるものだった。夫婦愛のような物が誇張されている分、この時代の理不尽さのような物を描く部分はテーマとして半減されている気がする。
映画@見取り八段
2012年9月27日

「私は貝になりたい」罪があるとすれば・・・
昭和初期の町並みを再現したのは評価に値するけど、やや新しい目のセットの域を超えないのが残念。思えば戦争映画にしては全体的に映像が明るいのが、なんとなく2時間ドラマ風でもあり…。肝心な主役が主役だけに、脇を固める俳優陣の豪華たるや!それが反対に演技力の差をまざまざと見せ付ける結果となって…。友情出演の草薙くんも、普段はあまり演技が巧いと思わないのだけど、今回は実感。きっと彼だったら、ぐっと地に足の着いた戦争映画になったと思うわ。サプライズで友情出演させたり、歌えない歌を歌わせたり、余計な小細工は戦争映画には必要ない。
ノルウェー暮らし・イン・London
2011年3月5日

私は貝になりたい(2008年版)
失望感がありました。企画というか、脚本というか、ほんとに薄っぺらい感じに出来上がっています。泣けるエピソードをただ並べただけ。戦争の酷さとか悲惨さを上っ面で伝えようという気がして憤りさえ感じます。最近の戦争モノを見ていると明らかに昔の作品と違うのは、平気でその状況に疑問を持つセリフを入れていることです。戦争は二度と起こしたくないから、真実が知りたいのです。映画はフィクションが入るけれど、ゆがめてはいけないことがあると思うのです。
映画、言いたい放題!
2009年8月1日

私は貝になりたい
★★★ 期待したけど、思ったほど感動しなかった。 主役の2人が、あまりイメージと合わなかった。 どんなイメージって言われても困るけど。世間の片隅でひっそりと生きてきた2人って感じがしなかったの。
映画初日鑑賞妻
2008年12月30日

【映画】私は貝になりたい
エンドロール後半で流れるMr.Childrenによるこの映画の主題を全く理解していない主題歌。折角の静かな余韻が、一気に興ざめ。こんな曲流すくらいなら、そのままテーマ曲を流し続けるか、よさこい音頭をながしてくれたほうがどれほどいいことか。最後の最後でがっかりさせられた。中居正広は思ってた以上に役に入り込んでおり言いたい文句は殆ど無い。
新!やさぐれ日記
2008年12月23日

☆「私は貝になりたい」
★★★ 人懐っこい一般市民が戦争に取られ、運命を狂わされていく…って設定は、昔のものと変わってないのね。海や空や映像が奇麗な分、随分爽やかに見えてしまって…主人公のキャラは、皆に親しまれるお人よしでもいいけど、全体的に、どんより・重苦しい雰囲気がこういう作品のキモだと思ったんだけど。戦争犯罪人になってしまった一般人の不条理…深刻で重苦しいテーマのわりには、爽やか過ぎかな。
☆☆ひらりん的映画ブログ☆☆
2008年12月14日

『私は貝になりたい』 @日劇
草なぎ君の演技は意外とよくて、ちょっとジーンときちゃいました。この映画ではすっごい理不尽なことが描かれていて、豊松の人生なんて本当可哀想で仕方ないはずなのに、どこか明るくて軽くて、訴えたいことと、雰囲気が微妙に合っていない気がしてしまいました。「私は貝になりたい」と言うシーンも全然重みがなくて、豊松からそこまでの絶望感が伝わってこなかったのが残念でした。
映画な日々。読書な日々。
2008年12月11日

映画「私は貝になりたい」
憤りも覚えるし新たな感動もある。一番の収穫は巣鴨プリズンに先にいた大西三郎(草g剛)、外地で何があったのか、死刑判決の理由は明かされないけど、運命を受け入れたかのように落ち着き払い静かにその時を待つ、まるでもののふの悟りのように、彼の、草g剛の演技がとても素晴らしい。同じく死刑囚を演じた鶴瓶は、地のままに近い気はするけど、彼も自然な振る舞いのようで良かったですね。
茸茶の想い ∞ 祇園精舎の鐘の声
2008年12月6日

私は貝になりたい
いやぁ〜泣かされた!!後半なんか、泣き通しになってしまったよ!、初めてこの作品を観て、豊松が生まれ変わることができたとしても、もう人間には生まれたくないと思い、海の底に静かに佇む貝になりたいと願った気持ちがズシンと伝わってきました。豊松の妻・房江の献身的な行動に涙が出ました。監督は福澤克雄。観ていて感じたのは影を上手く使っていたなぁと。
UkiUkiれいんぼーデイ
2008年11月27日

私は貝になりたい (中居正広さん)
一般人が戦争に引きずり込まれるという話に、怒りとやるせなさが入り混じった複雑な心境になりました。豊松が悲しみや苦しみ、家族を心配する思いから解放されたくて、感情のない"貝"になりたいという境地に達するとこは、戦争の悲惨さを物語っている。房江の嘆願書への署名集めに奔走する姿は、夫への献身的な愛が感じられ、私自身すでに物語の結末を知っていたということもあって、切なくて仕方ありませんでした。
yanajunのイラスト・まんが道
2008年11月26日

私は貝になりたい
★★★★ 結局"軽い"んです。発する言葉が。戦前・戦中の人間を演じるのには無理があります。中居くん、お世辞にも今回の芝居は上手いとは言えません。ところが、もともとのストーリーには流石に力があります。あまりに圧倒的な迫力に押され続けて、私は"泣く"どころか、目に涙が溜まることすらありませんでした。フランキー堺主演版はかなり泣けたんですが。本作は新たな[私は貝になりたい]だと思います。
LOVE Cinemas 調布
2008年11月24日

私は貝になりたい
これは実話ではない。しかし、同じように戦犯裁判にかけられる[明日への遺言]は実話である。実際にこういう事が起こってもおかしくないし、似たようなことが知られてないだけかもしれない。ちなみにこの映画ではBC級戦犯として裁かれますが、罪の重さではなく、A級「平和に対する罪」、B項「通常の戦争犯罪」、C項「人道に対する罪」という種類分けだそうです。いい映画ですよ!皆さんも是非御覧下さい。
欧風
2008年11月23日

私は貝になりたい
泣けなかったです。何かそこまで伝わってこなかったです。あの裁判はアメリカによる日本への報復行為ですから。無罪を主張したところで無罪になるかどうか。勝てば官軍で、負けた方が全て悪者になってしまう。反戦映画という位置づけなんだろうが、反米映画として観てしまった。豊松が刑の執行を言い渡された以降の中居君の演技は迫力があって良かった。中居君って何か作品に恵まれてる感じがします。
だらだら無気力ブログ
2008年11月22日

劇場鑑賞「私は貝になりたい」
★★★★ 上官の命令には絶対服従の当時の軍紀や、アメリカの巧妙な裁判のやり方、庶民にまで及ぶ戦犯裁判の恐ろしさ、戦争の空しさなどを見事に浮き彫りにしていたと思います。さらに、実力俳優たちが脇を固めることによって、反戦ドラマとして、人間ドラマとして、昇華することに成功している。衝撃的なラストを迎えるえこの映画が、語りかけるものは一体何か?重いテーマではあるけれど、物語は秀逸。
日々“是”精進!
2008年11月22日


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