関ヶ原:作品を観た感想(15)

映画評「関ヶ原」
★★★ 幕末にも安土桃山時代にも本格的な興味がないので、この映画の作り方ではよく解らない。問題はただ一つ。台詞の三分の一くらいが聞き取れないこと、これなり。歴史に詳しい人なら多少聞きとれなくても流れは解るだろうが、僕程度の知識ではまるで歯が立たないのである。合戦での画面はなかなか良い。司馬が創作した伊賀のくノ一・初芽(有村架純)を重視したところは現代的と言うべきだろう。
プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]
2018年7月27日

「関ヶ原」
★★★ 関ヶ原の戦いが、どういう経緯だったかを知るにはいいかも。音声が聞き取りにくく、どうしようもなくて字幕を出した。WOWOWは日本語の映画でも字幕を作ってくれるので助かった。あえて挙げるとすれば、滝藤賢一の秀吉が、わりと似合ってたのと、音尾琢真の福島正則が、いかにも短気な暴れ者っぽいのが、印象には残った。
或る日の出来事
2018年7月25日

『関ヶ原』をトーホーシネマズ新宿7で観て、
何回か見ると面白くなってくるかもしれないが、人がいっぱい出すぎて「ああだこうだ」謀略で揉めてるのが退屈。それにしても何て血生臭い石田三成。三成は戦に弱い役所職員みたいなイメージなので、それはもう完全に岡田准一とは一致しない。岡田君が演じているのはどっちかって言うと真田幸村っぽい。初芽の有村架純が相変わらずかーいー。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2017年9月21日

関ヶ原
★★★ 沢山の人物が登場するので、予備的な知識がないと混乱する感じであり、なおかつ、セリフがよく聞き取れない箇所が多々あります。クライマックスである関ヶ原の戦いの映像は、なかなか迫力に満ちていました。生真面目さを全面に出した岡田准一の演技は、本作の三成によく適合していると思いますが、クマネズミには、役所広司が力いっぱいに演じる徳川家康の人物像に一層の興味を惹かれました。
映画的・絵画的・音楽的
2017年9月8日

関ヶ原
★★★ メイクアップに圧倒された。日本史が苦手なのでざっくり言うと、石田三成と徳川家康がなぜにこうもいがみ合っているのか伝わってこなかった。原田真人監督作品はこれまでも数多く観てきましたが、役者の演技や重厚な演出力によって迫力ある作品といった印象が残る割に、人間の内面に迫るドラマという点では疑問符が投げかけられていたと思います。ハッキリ言うと苦手です。役者さんは全体的には良かったのですが、終盤になるにつれ早口になり、聞き取れない言葉が多すぎたのも残念でした。
ネタバレ映画館
2017年9月4日

「関ケ原」:なんだか総集編のようで
近年の原田映画の例に漏れず、映画作りの各パートが圧倒的なクォリティの高さ。ピンと張りつめたソリッドで美しい映像。その中の美術や衣装の見事さ。役者たちの素晴らしいパフォーマンス。原田眞人って今、日本の「ストロング・スタイル」の映像作家では最強なのではないでしょうか。その映像を観ていることが、「ああ、映画だなあ」という感懐に直接つながっていくのです。しかしながら、大江戸は本作にはさほど満足しませんでした。だって、なんだか大河ドラマの「総集編」みたいなんですよねー。良くも悪くも角川映画のようなケレン味や、わかりやすい大衆娯楽性は少な目なのですが、直球的な群像劇として頑張っていると思います。
大江戸時夫の東京温度
2017年9月1日

『関ヶ原』('17初鑑賞98・劇場)
★★★★ 合戦シーンはまったく不満が無いわけではないが日本映画にしてはよく頑張っていると思う。主役の石田三成(治部)演じる超ひらパー兄さんは、正直なところイメージが違う。徳川家康演じる役所広司は貫禄勝ち。こういう、汚いじじいの家康も充分ありですね。全体的に、セリフがものすごい早口。音楽はブルガリアン・コーラスの印象的なハーモニー。サウンド・トラックCDが欲しくなった。
みはいる・BのB
2017年8月30日

[映画『関ヶ原』を観た]
面白かった。勝手知ったる関ヶ原、観ている者の主観も飲み込めるだけの度量あるボリューム。セリフが良かった。セリフともども、何度か見直して把握するのも面白いだろう。有村架純だが、これも良かった。忍びのものと言う冷めた役柄での、石田三成への秘めた想いも良かった。
『甘噛み^^ 天才バカ板!』 b...
2017年8月30日

関ヶ原
歴史劇の拘束か、それほど劇的なまじりあいはない。どうせなら三条河原に引っ立てる前に逢って、初芽が三成を介抱するようなシーンもあっても良かったのでは。家康の「えい、えい、おう」も少々お疲れ気味。負けた方の三成の「ウォーーー!」の方が元気良すぎというのもどうなのか。
佐藤秀の徒然幻視録
2017年8月27日

関ヶ原
ダイジェスト的な感じでさくさく展開していきました。原作は長いと思うので149分にまとめるのは大変だったと思います。かなーり、上級者向けの作品でした!!一般向けではないので、原作をしっかり読むか予備知識がないと難しいです。役者さんが豪華ですし熱演でそこは良かったです。後半の合戦のシーンはかなりの迫力で見応えありました!
☆yukarinの映画鑑賞ぷらす日記☆
2017年8月27日

関ヶ原
すべてが三成目線で描かれていることで逆に大のアンチ秀吉&三成で家康のその政治力に惹かれるオレとしては家康があまりいいイメージで描かれていないこともあって微妙なイライラ感が募ったかなぁと。多くの歴史小説に架空の忍びキャラが登場し、ときとして物語の盛り上がりに一役買っているから必要なのも解らんでもねぇけど、個人的にはあまり必要ではなし…だもんで、有村架純とか必要なかったかなぁと。
風情の不安多事な冒険 Part.5
2017年8月27日

関ヶ原
★★★ 岡田准一さんは安定のかっこよさだとして、個人的におおーカッチョイイと思ったのは、島左近の平岳大さん。あと大谷吉継役の大場泰正さん。イメージどおりの刑部でしたヨ。
いやいやえん
2017年8月27日

関ヶ原
149分で纏めるには無理があったかな。合戦シーンの映像は見応えあったけど、それだけかな。駆け足な展開でダイジェスト感が半端なかったので個人的にはあんまり楽しめなかった。
だらだら無気力ブログ!
2017年8月27日

劇場鑑賞「関ヶ原」
見応えある作品になっていたと思います。登場人物が非常に多く、人間関係が詳しく説明されない上、展開はどんどんと進んで行く。飽きさせない展開なんだけど、少しでも考え事をしていると置いていかれるような…。石田光成役の岡田さんは、やっぱり演技が上手いですね。徳川家康役の役所さんは存在感あり。狸親父っぷりを見事に演じていました。個人的には島左近役の平さんがとても印象に残りましたよ。全体を通して、歴史ファンには満足出来る作品になっていたと思います。ある程度の知識があった方が楽しめるのはたしか。149分の上映時間を飽きさせなかったのは、ストーリー展開が上手かったのでしょう。大きなスクリーンで鑑賞するのが...
日々“是”精進! ver.F
2017年8月26日

関ヶ原
歴史には刻まれていない女性軍の活躍がこの映画のみどころのひとつ。尺は長いけど退屈はしない。安定感のある原作を豪華キャストで描いた堅実な作品だが、歴史のおさらい以上の意味は見いだせずに終わった。
あーうぃ だにぇっと
2017年8月24日


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