プロミスト・ランド:作品を観た感想(14)

[映画][☆☆☆☆☆]「プロミスト・ランド」感想
★★★ 石油に代わる次世代エネルギーの問題を軸にしながら、地方の財政難や、そこに生まれ育った者の想い、そして一人の人間としての良心に、深く切り込んだ内容は非常に好印象。だがそれだけに、どこを主軸に置くかで、捉え方が大きく変わってしまう、ある意味もったいない出来と言える。マット・デイモンは不思議な俳優だと思う。軽いアメリカンジョークまじりの会話劇も、なかなか小気味よくてグッド。正直、マット主演でなければ、本作はここまで絵が持たなかったと思われる。
流浪の狂人ブログ〜旅路より〜
2014年11月5日

「プロミスト・ランド」
心から素晴らしい作品だったと思える。生い立ち、思い出、プライド、仕事に対する姿勢、積み重ねた生き方…そんなものをまとめた自分自身という名の胸倉を掴まれ上に持ち上げられ、ぐらぐらと揺らされた挙句にパッと手を放されたような感じ。パッと突き放された割には余韻が残るのも又良い。しかし、そこここに含まれる人々の心の葛藤、生活のバックグラウンド、人生を振り返るに足る要素が含まれ、丁寧に描かれている。良い作品を良いと伝えるだけの事がこれ程難しいとは。心の中に深く静かに余韻が残る作品。友人になら、必見、とだけ伝えよう。
ここなつ映画レビュー
2014年9月17日

プロミスト・ランド
人々の心をじっくりと映し出しながら展開される物語に、何となく街の人々と一緒になって、主人公の言葉を聞いてしまうような作品でした。少しでも人々の未来が明るくなればいいなと思いながら観終わった1本です。
とりあえず、コメントです
2014年9月16日

プロミスト・ランド
★★★ 見終わると拍子抜けしてしまいます。とはいえ、あまり紹介されることのない米国内陸の農村地帯の広々とした様子を垣間見ることができたのは収穫でした。
映画的・絵画的・音楽的
2014年9月7日

「プロミスト・ランド」:正義と信念が難しい時代
真面目で良心的な古典的アメリカ映画らしさを持っているのですが、それだけじゃなくてニュートラルな批評マインドに満ちた佳品。登場人物それぞれのキャラクターが実によく描かれていて、ドラマを活性化していきます。いい脚本です。現代において正義や信念を扱うことの難しさを、けっこう上手にさばいている作品だと思いました。
大江戸時夫の東京温度
2014年9月3日

フライト・ゲーム」何もかも怪しげ
映画の半分は座席に座っている乗客たちと、右往左往するリーアム兄さんの密室劇なので、そろそろ飽きてきた・・・・と思ったころに急展開。怒涛のラストまでは、違う意味で心臓バクバクになる。
ノルウェー暮らし・イン・原宿
2014年8月31日

プロミスト・ランド・・・・・評価額1650円
★★★ 様々な自己矛盾を抱え込んだ主人公の成長ものとして優れた作品であり、同時に物語を通して、観る者の価値観を鋭く問われる作品だ。社会派の問題を巧みにパーソナルなヒューマンドラマの枠組みに包み込み、娯楽映画として非常に観やすく作られている。終盤物語に驚きの一捻りを加えてくるのだけど、これには唸らされた。日本でこそ、より切実なリアリティを感じさせる秀作である。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2014年8月29日

プロミスト・ランド / Promised Land
世は、“シェールガス革命”と言われていますが、その【革命】の負の部分を描いた社会派作品。マット・デイモンが、良いですねぇ。重くはないですが、しっかりと社会・世の中を描いたいい作品だと思います。
勝手に映画評
2014年8月24日

映画・プロミスト・ランド
ラストに向けてマット・デイモン、カッコ良すぎます!深刻な問題提議ではなく、スティーヴたち登場人物が、目の前の問題に取組み、決断を下す過程を描くヒューマンドラマです。よい映画を観ました。
読書と映画とガーデニング
2014年8月23日

プロミスト・ランド〜シェールガス革命の攻防
★★★ シェールガス環境問題はテレンス・マリック監督の「トゥ・ザ・ワンダー」で暗示的に描かれていたが、本作は顕示的に描かれている。
佐藤秀の徒然幻視録
2014年8月22日

映画:プロミスド・ランド Promised Land
この映画のテーマは、なかなかに旬なネタ。今作の脚本は、マット・デイモン & ジョン・クラシンスキーの共作。本来マット・デイモン が自分で監督も考えたが結局はガス・バン・サントが引き受けた、と。という点で、ガス・バン・サント新作でもあるが、そっちが主導権を持つ物語ではある。という点を理解すると、十二分に満足な出来、と言えようか!
日々 是 変化ナリ〜DAYS OF STRUGGLE〜
2014年8月17日

『プロミスト・ランド』 (2012)
丁寧につくられた、高品質な社会派ヒューマンドラマではあるのだが…。詳しくは書かないが、当仕掛けは、こうした問題も実は大きな権力によって知らず知らずに結論が導かれているのかもしれない、という恐怖をまざまざと突きつける。これには心底ゾッとした。スティーヴのブーツ、レモネード売りの少女、エンジンのかからない車、とキャラの心情を表すメタファーもスマートに効いている。ただ、ソツなくまとめ過ぎているだけに、逆に地味な作品になってしまった感は否めない。シェールガス問題についてもあえて背景に留め、踏み込まなかったこともインパクトを限りなく薄めていよう。いい映画だけに、ちょっともったいない。
相木悟の映画評
2014年8月16日

プロミスト・ランド
★★★ 会社のために働くか良心にしたがって行動するか?色々考えさせられるところの多い映画だった。
あーうぃ だにぇっと
2014年8月13日

『プロミスト・ランド』お薦め映画
★★★★ 火力(石炭、石油、ガス)、太陽光、風力、水力、地熱、原子力等、様々な発電方法が脚光を浴びては、いつの間にか人気がなくなっていく。私たちは今後、何をエネルギー源として生きて行くのが一番いいのだろうか? シェールガス開発をひとつの例として、私たちに物事を見極める目、知ることや選択することの難しさを教えてくれる問題作。
名機ALPS(アルプス)MDプリンタ
2014年6月17日


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