アイリッシュマン:作品を観た感想(4)

アイリッシュマン The Irishman
★★★★ この映画を観たくて、Netflixに加入した。なにせ上映館が少ない上に3時間30分ノンストップは体力が持たない。インターミッションを設けず3時間半の作品を劇場で掛けるのは人間の生理を無視している。よってスコセッシも言う通り、これは手元のデバイスで止めたり動かしながら理解しつつ観る「動画」とみれば良いのではないか。私はそうして見て、シーランという男の背景にあるアメリカの裏社会の日本どころではない闇の深さに恐ろしさを感じた。テンポが遅い長い映画なので時々眠くなる。セリフが多いし、聞き慣れない人名が多く出てくるのも難点で、一回見ただけでは分かりづらいかもしれない。
映画!That' s Entertainment
2020年3月14日

アイリッシュマン
★★★★ 巨匠マーティン・スコセッシが新境地を拓いたマフィアものの秀作である。ジミー役のアル・パチーノは、始終ドスの利いた声を張り上げ貫禄充分の演技です。フランクのデ・ニーロは、よきパパであり、と同時に殺し屋。この男の中では、暴力と日常生活が同居している。それはアメリカ社会の裏表のあらわれになっているようだ。
映画に夢中
2020年2月2日

「アイリッシュマン」
マフィア物としてはありきたりと言えばありきたりな話なのだけれど、この豪華キャストは全くありきたりではない。ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシ、ときたもんだ。マフィア物ファンにはこたえられない。更にアル・パチーノなどは、超絶はっちゃけたパチーノ節を炸裂させる。やっぱり素敵だ。極上のキャストに極上のストーリー。楽しみにしていた甲斐があったというものだ。
ここなつ映画レビュー
2019年12月23日

アイリッシュマン・・・・・評価額1700円
★★★★ デ・ニーロが見事な演技で魅せるシーランのキャラクターで、イタリアンマフィアの主流でないアイルランド系でありながら、彼らの便利な殺し屋となり、なおかつホッファの友人で、労組の幹部にもなるという、ややこしい立場。どっぷりインサイダーで、同時にアウトサイダーなのだ。シーラン、ホッファ、ラッセルの奇妙な三角関係の背景に、カストロ支配下のキューバに、マフィアの息のかかった亡命キューバ人部隊が上陸したピッグス湾事件から、ケネディ暗殺などの同時代に起こった様々な事件が透けて見える仕組み。日本では殆ど知られていない内容も多いので、ある程度の時代背景の学習は必要になってくる作品だ。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2019年11月19日

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