メアリーの総て:作品を観た感想(8)

メアリーの総て Mary Shelly
★★★★ 物語としては後半から面白くなる。バイロン卿が出てくるあたりから。それまでは正直、だるい。それと映画の性質として仕方がないのだが、映像が全編暗く、物語も暗いので、気分的には鬱々とした時に見るタイプではないと感じた。だが、まだ十代のエル・ファニングの演技は素晴らしく、彼女を見るだけでこの映画の価値はある。但し、顔つきは現代的な雰囲気がした。
映画!That' s Entertainment
2020年6月13日

メアリーの総て
メアリー・シェリーが駆け落ちして「フランケンシュタイン」を書き上げたのが18歳というのが驚きだったし、女性作家だと本が売れないからと匿名で出版されたとか、妹がバイロン卿の子供を生んだとか、波乱万丈の彼女の人生に目が釘付けになった。
エンターテイメント日誌 
2019年3月10日

メアリーの総て
★★★★ 19世紀初頭が舞台のこの作品に、新鮮な空気を吹き込んだのは、ズバリ21世紀を生きる女優エル・ファニングに違いない。文学的な才能あふれる信念と情熱の少女、これほどメアリーにぴったりなハマリ役のエル・ファニングの存在感に驚くばかりであった。
映画に夢中
2019年2月11日

「メアリーの総て」:現代につながるテーマ #メアリーの総て #エル・ファニング
まあ(時代のせいもあり)彼に限らず、出て来る男にドイヒーな人が多くて、だからこそメアリーの父親のアティテュードのカッコ良さが心に残ります。とは言え、やはりこれはエル・ファニングを見る映画。普遍的な話を描いていると思ったら、現代的なテーマや作り手の強いメッセージを打ち出しており、それは映画の力にもなっております。古風な身なりをしながらも、実は今作られるべき作品として、輝いています。
大江戸時夫の東京温度
2019年1月3日

『メアリーの総て』 怪物の声は女性たちの声?
男性優位の社会において不当な扱いを受けている女性たちの声として、怪物の声を読むことができるというのがこの映画の解釈ということだろう。
映画批評的妄想覚え書き/日々是口実
2018年12月23日

ショートレビュー「メアリーの総て・・・・・評価額1650円」
★★★★ エル・ファニングが素晴らしく、緻密に作りこまれた200年前の世界観の中で、映画は非常に丁寧に彼女の感情を紡いでゆき、それはそのまま小説の読み解きとなる構造。正直「フランケンシュタイン」という作品に対する、この作品の視点は考えたことすら無かったのでとても新鮮。「フランケンシュタイン」という作品には、たしかにメアリーの想いの総てが描かれている。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2018年12月22日

『メアリーの総て』孤独な怪物を生み出すもの
★★★★ 一代記のように濃密なこの2年間に光を当てて描かれたのは本当に良かった。これ以上、見たくはない。きっと、もっと苦しいから。監督から音楽から、スタッフの多くをしめる女性たちが訴えかけてくる叫び。切なく美しい名作。
映画@見取り八段
2018年12月22日

メアリーの総て
エル・ファニングはメアリー・シェリー同様にまだ若いにもかかわらずかなりの経験値を積んでてマジで感心させられる。なんにせよこのまま地道に着実にキャリアを積んで今以上にイイ女優さんになることを期待。同様に女性の人権と同じテーマということもあって本作に持ってこいの人選かもしれない。
風情の不安多事な冒険 Part.5
2018年12月16日


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