ヒトラーの忘れもの:作品を観た感想(11)

「ヒトラーの忘れもの」
★★★★ 罪を憎んで人を憎まず、にのっとれば、罪を問われるべき戦争犯罪人を憎んで、戦争に駆り出されただけの少年兵を憎まず、とでも言いたいような話だ。それにしても、タイトルに「ヒトラー」とつけるのは、うんざり。
或る日の出来事
2018年12月16日

『ヒトラーの忘れもの』をギンレイホールで観て、
★★★★ より立場の弱いものに重圧は皺寄せされる。それにしても扱いがひどい。取り出した地雷を再利用する訳でもないのなら、ローラーみたいな重しをつけて爆破させてしまうほうが安全だと思う。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2018年1月12日

【映画】ヒトラーの忘れもの
登場人物に対する思い入れが増すことで観客の緊張を高める本作の狙いは王道にしてホンモノ。しかし、緊張するだけでは映画は面白くならないわけで、そこに指導のデンマーク人軍曹と少年兵の指従関係を盛り込み、映画に厚みを与えているのがいい。この軍曹さんがいい味出すんだ、また。戦争で受けた心の傷、未来への渇望、人と人の繋がりなどが深く描かれている点で、ヒューマンドラマとして大変見ごたえがありました。
アリスのさすらい映画館
2017年9月23日

『ヒトラーの忘れもの』('17初鑑賞56・劇場)
★★★★ 実話ベースの作品。救いようのない展開、ラストは映画ならではの創作かもしれませんが、生き残った4人の少年兵が無事、ドイツに戻れたと信じて、4人の走る後ろ姿をみるカール軍曹の表情にかすかな希望を感じました。この作品は、観ておくべき作品です。
みはいる・BのB
2017年6月2日

ヒトラーの忘れもの
★★★★ 少年達にしっかりと名前を名乗らせて、彼らも一人の人間だと観客に分からせます。みな汚れていて、僕から見ると見分けにくかったのだけど、それぞれちょっとずつエピソードがあり、背景をきざませています。だから、どんどん犠牲者がでてくると、こちらの心もどんどん重くなっていく一方。一方で、ラスムスンが犬を飼っていたり、近隣の幼い少女との交流など、心をなごませる部分もあって、緩急がついているのも、こちらも緊張感を保ったままでいられないので、助かります。徴兵されただけの10代の少年たちが過酷な目にあっているのをみると、戦争の悲惨さが実感されます。
映画好きパパの鑑賞日記
2017年3月15日

「ヒトラーの忘れもの」
★★★★ どこまでも広がる青い海が、いつも背景にある点も効果的である。軍曹を演じるローラン・モラーがいい。この映画が素晴らしい点は、逆転現象的発想にある。本作は史実をベースにしているが、こんな秘話があった事はまったく知らなかった。デンマークが舞台というのも珍しい。戦争は悲劇であり、恐ろしい。それでも世界中に、今も戦争は絶えない。人間は、かくも愚かしい存在なのか。考えさせられる、これは素晴らしい秀作である。「ヒトラーの忘れもの」という邦題はソフト過ぎて、ハードな作品内容にそぐわない。
お楽しみはココからだ〜映画をもっ...
2017年1月15日

ヒトラーの忘れもの / Under sandet
この作品は、邦題あるあるに巻き込まれてしまっていますねぇ。英語のタイトルだと、“Land of Mine”なんですが、こっちの方が適切かな。邦題の『ヒトラーの忘れもの』だと、なんか牧歌的で、中身にそぐわない気がします。
勝手に映画評
2017年1月6日

「ヒトラーの忘れもの」
邦題の「ヒトラーの忘れもの」はちょっと低俗過ぎてドラマに不適当かと思った。史実では多くのドイツ兵が亡くなったと記され胸を打たれる。
ヨーロッパ映画を観よう!
2017年1月1日

「地雷と少年兵」第28回東京国際映画祭 (日本公開タイトル「ヒトラーの忘れもの」)
実際にデンマークでは、ドイツ軍が埋めた地雷の撤去をドイツの少年兵にさせていたという史実があるとのことだ。過ちを過ちと認め描き切った勇気が、観客に自己を省みさせ、感動を与える作品となったのである。
ここなつ映画レビュー
2016年12月20日

ヒトラーの忘れもの
こういう歴史があったことを初めて知ったと同時に、リアルな展開に胸が痛みました。昨年の東京国際映画祭で出会った映画の中でも、特に心に残り続けた1本でした。厳しい歴史を伝えてくれる作品でした。観た時も忘れられない作品になったと感じましたけど、1年以上過ぎてもやっぱり思い出せるなと感じました。せめて、こんな少年たちの歴史があったことを知ることが出来て良かったと思った1本です。
とりあえず、コメントです
2016年12月18日

【TIFF_2015】『地雷と少年兵』 (邦題『ヒトラーの忘れもの』)
★★★★★ 作品としてのまとまり、映画的な部分、映像の余韻まで完璧でしたね。前例のない緊迫感と不条理と対照的な、少年たちの無邪気さが哀しい。第二次大戦後デンマーク西海岸で起こった史実に基づく。あどけない少年兵が強いられる際限のない緊張感、死と生の微かな耐えられない境界線。人の残虐性に敵味方はない、そしてどれもが哀しい。
Nice One!! @goo
2016年12月12日


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