木の上の軍隊:作品を観た感想(2)
『木の上の軍隊』を新宿ピカデリー9で見て、
★★★★戦争映画で「戦争なんてもうやったらあかん」という映画だから、鬱がうんざりするほど累積してるのは、大変つらいのだけど、まあ、それでいいんだろう。それが正しいんだろう。戦争映画で楽しくなるのは基本的に間違えている。でも、心が疲れた。とは言え、語り口が上手いので「見終わったあ」と充足感が残って悪くない。後悔はしない。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2025年8月17日
木の上の軍隊・・・・・評価額1700円
★★★★ 自分のよく知る故郷が、否応なしに戦争という理不尽な暴力に巻き込まれてゆく恐ろしさがよく描かれている。終盤になると徐々に狂気が二人を飲み込み、与那嶺とその亡くなった家族を絡めて、映像でしか描けないような幻想的な描写もある。唯一セイジュンをこの世に踏み止まらせ、山下の頑なな心をも変える力が、幸せだった時の記憶と、どんなに変わってしまっていても「家に帰りたい」というシンプルな願いなのは切ない。願わくばモデルになった二人の戦後が、心身ともに平和なものだったら良いのだが。2025年、戦後80年の夏に相応しい、大変な力作だ。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2025年7月31日
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