リライト:作品を観た感想(2)

『リライト』をシネクイント1で見て、
★★★一冊の本を介在して発生するタイム・リープによるパラドックスだが、その本で答え合わせが出来ようが、例えば主人公の人生は本のパラドックスとは別に既定路線から変わってしまっているのだから、そういうの未来に影響及ぼしてパラドックスにならないのってのは「ならない」と決まっている世界観である、としか言えない。釈然としない物があるはある。橋本愛のモノクロっぽい地味さがとても良いのだけど、それ以上にあの部屋が映された時の衝撃はなかった。美術スタッフよくやった。褒めたい。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2025年6月24日

ショートレビュー「リライト・・・・・評価額1650円」
★★★★ 端的に言えば、細かな時間の断片をパズルの様に組み合わせた映画で、やってることは恐ろしく複雑。夏祭りの花火大会の所とか、画面だけで笑いが止まらなかった。しかし、何度も繰り返すことになるその動機が、ちょっと切ないんだよなあ。オリジナル「時かけ」からの尾美としのり、「ふたり」「あの、夏の日」の石田ひかり、新旧尾道三部作からのゲストキャストも嬉しい。昭和から令和へ、幸福な創作の連鎖で出来上がった作品だ。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2025年6月22日

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