プライベート・ウォー:作品を観た感想(3)

プライベート・ウォー A Private War
キャメラ、編集の上手さがとても良かった。もちろん映画全体が引き締まったもので、ドキュメンタリー映像作家出身のハイネマンらしくリアリティとそうでないところの観客に見せるための術を心得た演出が見事。全体的に暗いが独特のテイストを持っている。それはメリーという女性が放つ人間性であり、彼女の行動を見て観客の心に去来する様々な想いの断片から来るものであろう。少なくとも私はそうであった。
映画!That' s Entertainment
2021年12月6日

プライベート・ウォー
主人公は戦場での経験からトラウマに苛まれ精神的な危うさの瀬戸際に立ちながらも、紛争地に舞い戻らずにはいられないのだ。使命感と、恐怖と紙一重の激しさにしか生きている証が感じられない者の行為だと感じた。この複雑な人物をロザムンド・パイクが見事に演じきっていた。
映画に夢中
2019年10月12日

『プライベート・ウォー』をトーホーシネマズシャンテ2で観て、
★★★ドッカンドッカンガツンガツン響く戦場の音はかなり怖い。臨戦気分がバリバリに上がっていく。面倒くさいのは主人公の戦場ジャーナリストメリー・コルヴィンの見ている筈の戦場が切り取ったアングルからはあまり見えてこない所にある。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2019年10月6日

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