あしたのジョー:作品を観た感想(29)

『 あしたのジョー 』立てーー立つんだーージョーーーー!
アニメを愛している人間にとっては「まんま」だったし。と言っても原作は当然もっと長いので「アニメのダイジェスト版を作って実写にしてみたよ」という感じだった。昭和40年代の下町風景の再現はよく出来ている部分もあるけれども、何となくツルっとして感じられる。言ってみれば作り物感。伊勢谷さんの力石の完成度が素晴らしいのだった。原作比較に留まる感想しか書けない感じの映画でした。って事で。
映画@見取り八段
2015年1月6日

あしたのジョー
山下智久さんのジョーには残念ですが最後まで違和感は拭えなかった。一方力石を演じた伊勢谷さんの減量苦の絞り込んだ肉体の悲壮感はなかなか合っていたと思います。ボクシング映画ですからやはり試合のシーンが肝ですが、これもスローモーションによる顔面が歪む様を見せたり、殴打戦がそれらしく見えたり。何より物凄く鍛え抜かれた肉体に、にんまり。ただ、ボクシング技術に差がちらほらみえたのは残念ですが…仕方ないよね。それぞれの背景とキャラ同士の係わり合いがどうしても浅くなってしまっている、そこは残念な点です。
いやいやえん
2011年8月7日

映画『あしたのジョー』を観て
力石役の伊勢谷友介のボクサー並みにシェイプアップされた肉体は、プロ根性の塊のような役者魂と感じさせられました。この映画のハイライトは二人の激闘シーンなのだが、段兵役の香川照之の成り切りぶりには感心させられた。段兵のメイクもそっくりで驚くのだが、もはや香川のは演技を通り越して段兵そのものであった。この映画のセットは実によく出来ていた。昭和の雰囲気をそのままに再現しており、CGは使わずにオープンセットを組んだそうだ。特に、泪橋とおんぼろジムの出来栄えは素晴らしかった。
kintyre's Diary〜Goo Version
2011年4月17日

『あしたのジョー』 なぜジョーは立ち上がるのか?
あの痩せ過ぎた力石の体や、パンチに歪んだ矢吹丈の顔が、本物だとは驚いた。素晴らしい役者たちである。撮影、照明をはじめとしたスタッフの方々も素晴らしい仕事ぶりである。東北地方太平洋沖地震の衝撃、私たちは戦後最大の危機の渦中にいる。かつてこの国は、戦後の焼け野原から復興し、高度経済成長を成し遂げた。その高度経済成長期に発表された「あしたのジョー」は、どんなにダメージを受けても必ず這い上がる物語だ。今こそ、ギャグじゃなくてホントに盛り上がるセリフが必要とされているのだ。
映画のブログ
2011年3月25日

「あしたのジョー」に明日はない
主役がダメで足を引っ張った。矢吹丈にはボクシングに熱中しているとき、丹下段平に接するとき、力石と対峙するとき、ドヤ街の子どもたちと一緒いるとき、それぞれに表情が違うのであり、そのいずれもが彼が生きていること、個性を表現しているのであり、その総体が矢吹丈の魅力なのである。その丈の魅力を表情の変化の出来ないこの山下智久がダメにしてしまった。セット美術もよく、香川照之、伊勢谷友介、香里奈は良かった。カメオ出演のような倍賞美津子が印象に残る。続編を創るつもりなら、主役を変えてやるべきであろう。
映画と出会う・世界が変わる
2011年3月20日

『あしたのジョー』 山Pの頑張りはすごい伝わってくるけど寡黙すぎないか!?
★★★ 山Pには大して興味ない熱狂的な原作ファンからは賛否両論。飛び抜けてスゲー!という感じじゃなかったけど、無難に映画化されてるという感じ。山Pのジョーは今の観客の好みに合わせているためか、クール・キャラに変えられてる。でもジョーってイキがってるところが魅力なのに!それをなくしちゃったら面白くないじゃん。伊勢谷友介の力石っぷりはすごい。あれこそ役者魂だな。試合シーンももっともっと燃えさせてほしかった!正直、燃え足りない。それこそ[ロッキー]を超えるぐらいのものでないと…。
ブルーレイ&シネマ一直線
2011年3月6日

あしたのジョー
拳をかわした者同士にしかわからないことがある。セリフになってなくてもいい。ジョーがあれほどにバンタムにしがみつく、その元となった力石との死闘を感じさせてほしい。それだけあれば…。感じました。受け取りました。よかったです。それ以外はいい…といいながら、それ以外もよかったです。やっと同じリングにあがることができて戦った二人。映画も観ないと同じリングにはあがれない。やっとあがれたよ…何を受け取るかは個人で違います。わたしは満足です。ありがとう、あしたのジョー。
ハクナマタタ
2011年3月2日

「あしたのジョー」感想
全然ダメ!まったく「あしたのジョー」になってない。特殊効果バリバリのスタイリッシュ映像満載。「漢と漢が己の拳に魂の込めてぶつけ合う」ボクシングにはまったく適しておらず、しかもその撮り方を心得ていないので、リアリティも何もあったもんじゃなし。我々が観たいのは、血と汗にまみれながら、それでもどん底から這い上がろうとギラギラと闘志を燃やす、男の泥臭いまでの熱いドラマのはず。それを何故あんな小奇麗でスタイリッシュな感じに仕上げてしまったのか。正直センスを疑う。香川照之氏演じる丹下段平、本作で褒められるのは正直そこだけ。
狂人ブログ 〜旅立ち〜
2011年3月1日

【あしたのジョー】
結構面白かったです!とにかく山下くんと伊勢谷くんのボクサー体型はすごいですね!力石が激しい減量をして計量するシーン、ガウンを脱いだ時周りの人たちが「うっ!」っていうんだけど、それ本当にそのまま納得!っていう状態。香川さんの丹下段平って本当にアニメみたいなキャラ!何だか浮いているように感じたんだけど、もしかしたらあれが原作そのままなのかもしれないです。本物のボクシングや格闘技って見ないので違いはよく解らないんだけど、本物のようにすごかったように感じたなー。
日々のつぶやき
2011年2月24日

「あしたのジョー」 二人の求める明日が今は見えない
★★★ 矢吹丈(山下)と力石徹(伊勢谷)の宿命の対決に重点をおいたことがこの映画を分りやすくしていて成功している。きっと描きたいサイドストーリーも多かったと思うが、力石の鬼気迫る減量とリング上での力を尽くした戦いは見ごたえがあって、「結構スゴイじゃん」と。ただ、心の底まで熱くなれたかというとそこまでじゃなかったな。何が不足かといえば「今、何を求めるか」だと思う。人は何を求めるのか…というか、求めない時代に熱いリング上の試合がなんだか絵空事のように思える。決定的に「熱く」なれないのだ。
soramove
2011年2月23日

あしたのジョー
劇場版アニメを忠実に再現したとしか言えず。全然悪くはないのだけど、スゲー!という驚きはなく。話も展開も知ってるわけだし。体づくりが大変だったのはわかるがそれはボクシング映画なんだから当然の話。ボクシング映画も大好きだし今まで泣かなかったことはないほどどれも秀作だったが、今回はさすがに泣けなかった。力石徹役の伊勢谷友介はバッチリ、丹下段平も香川照之さんのルックスはコミックすれすれだけど、演技力に力があるのでOK。そして矢吹丈役の山下智久さん。彼の演技は観たことが無かったと思うが、特に印象に残らなかった…。
ゴリラも寄り道
2011年2月20日

面白いんかだ面白くないんだか・・・。『あしたのジョー』
★★★ 面白いんだか面白くないんだか…何だかよく分からない。物語に登場する力石のインパクトは微妙。ましてや矢吹丈の不良ぶりも微妙。俳優陣はマンガのキャラクターに近づく為に凄く頑張っていたと思いますし、上手く実写版化されているシーンも多々ありましたが、人物像の背景やドラマの描き方が浅いのです。ストーリー的に面白さはイマイチ感じられず映画は終了。映像的には楽しめる部分もありますが、何だか俳優陣の努力が物語に反映されていないように感じられる薄っぺらで残念な映画になっていました。
水曜日のシネマ日記
2011年2月18日

映画『あしたのジョー』の観所や面白さと不足感
★★★ 楽しめたけど、惜しいと思う。「熱血ボクシング映画」としては充分楽しい。けれど「あしたのジョーの物語」の映画版としては、惜しい力作。スタッフもキャストは健闘してる。
鍼原神無 さんのブログ
2011年2月18日

『あしたのジョー』 映画レビュー
☆矢吹と力石のキャラがとても魅力的。それだけにあの有名過ぎる結末をどうにか回避して欲しくて、丹下や葉子さんに無性に感情移入してしまった。☆カメラワークが素晴らしかった。スローモーションによって臨場感たっぷりに表現されている。ドヤ街のセットもしっかりしていて、アニメの映画化としては申し分ない出来。★正直、試合の描写はロッキーVSアポロの劣化コピーという感じ。本気の殴り合いを強調したいのならば、たとえジャニーズ役者だろうがもっと顔をボコボコに腫らしてくれないと説得力がない。
さも観たかのような映画レビュー
2011年2月18日

[映画『あしたのジョー』を観た]
面白くって、何度も体に鳥肌を立てさせられたし、ホロリとさせられた。丹下段平のビジュアルは、ハイスピード展開の中で力押しされ、いつの間にやら馴染んでしまう…演じる香川照之が見事で、特に瞳の演技の懐の深さには参った。今回の物語は、ジョーと力石の二人の主人公の物語でもあり、そのキャラクターの起伏においては、力石を演じた伊勢谷友介、凄まじいイメージを発散させていた。山下智久の矢吹丈も良かったよ。ボクシングシーンの数々は、見ている私の気持ちを最大限興奮させてくれたので文句はない。私は続編を期待する。
『甘噛み^^ 天才バカ板!』
2011年2月17日

「あしたのジョー(2011)」 今、この作品を作る意味
「あしたのジョー」を現代で作るにあたり、時代設定を原作に準じたのは正しかったと思います。現代ではジョーのようなハングリーさを持つような人物は非現実的なのかもしれません。現代の若者は打たれ弱く、また消極的とも言われています。彼らが本作を観た時にどのように感じるのか興味がありますね。伊勢谷友介さんの力石徹がやはりスゴい、一見の価値ありです。作品については完コピを目指すあまりに、作っている人々の思いのようなものがやや薄かったかもしれないと思いました。今、この作品を作る意味のようなものがもう少し感じられればと。
はらやんの映画徒然草
2011年2月17日

あしたのジョー
ボクシングのシーンの圧倒的な迫力に飲み込まれました〜。それにしても、ボクサーとしての身体作りは本当に頑張りましたね〜。あの身体つきと試合のシーンだけでも拍手を贈りたくなりました。主演の二人がどれだけこの映画に情熱をかけているかが感じられました。そして、試合のリアルさを捕らえたカメラワークも見応えがあって良かったです。正直、ボクシングも格闘技も全く観ない私でしたけど、最後まで引き込まれました。主題歌を聞きながら、ボクシングの世界の厳しさをしみじみ思った1本です。
とりあえず、コメントです
2011年2月16日

あしたのジョー あしたのためにその1
ボクシング好きな香川さんが、嬉しそうに演じてるのが伝わって来ました。山Pの「あしたのジョー」だと思ってましたけど、違ってました。どのキャラクターを見ても、これが実写版だって感動しましたもん!2時間11分もあったんですねぇ。長くは感じなかったのに、振り返るとほぼ戦うシーンだから?そしてさっぱりとした終わり方だったから?物足りなさも感じます。でも矢吹丈の始まりはここからなんですよね。夢も希望もなかった彼が、力石との出会いで見つけた生きる意味。「力石!力石!…」そう叫び続けるシーンには思わず涙が溢れました。
美容師は見た…
2011年2月15日

あしたのジョー、あぁ、あしたのジョーや!
原作のイメージを大事にして欲しいなってな、俺らみたいな奴にとって、ほんとに期待を裏切ることがない、もの凄く丁寧な出来映えやった!ほんとボクシングのシーンがすごいんだ、基本的にはCGは使っていないそうだけど、しかし顔面にパンチがインパクトするシーンなどではさりげなく特撮が入り、そしてあの超長回しのカットがたいへんな迫力で、今まで見たどのボクシング映画のシーンより数百段勝っている。アニメやマンガを原作として映画で実写化、自分にとって納得のいくいい出来映えだった最高傑作に一気に上り詰めたということでいいっす!
労組書記長社労士のブログ
2011年2月14日

曽利文彦監督 「あしたのジョー」
あの長い原作から前編の山場、対力石戦まで、丈と力石に重点を置いてストーリーを上手くまとめていたとは思います。試合シーンもマンガを意識しながらも、結構リアルに殴り合ってて上手く撮ってたなぁ〜と。ただ山下智久くん、ん〜〜〜彼がどうも矢吹丈にはお上品すぎて…。この映画だと山下くん、力石を演じた伊勢谷友介、丹下段平を演じた香川照之に完全に主役を奪われちゃってた感じ。実際、力石戦までの映画だと、どう終わらせるのか?結構難しいだろうなぁ〜とは思ってました。まぁ無難に逃げたかな?ただこのままじゃ、丈は燃えつきないよ。
映画と読書とタバコは止めないぞ!
2011年2月14日

あしたのジョー
山下智久はじめ、丹下段平の香川照之、力石徹の伊勢谷友介らが素晴らしく良かった。でも主演の山下智久は伊勢谷友介と香川照之に完全に喰われてしまってたかな。丹下段平なんて周りの人間に普通に溶け込んで途中から特殊メイクしてるとは思わずに見入ってしまってたし、力石徹の伊勢谷友介も自分の中ではジョーよりも凄く印象に残ってる。個人的には山下智久にはジョーの髪型を真似て欲しかったけど、さすがにあの髪型はさすがに無理か。後、映像と宇多田ヒカルの歌がマッチしてて思わず見入ってしまった、あのエンドロールはイイ!
だらだら無気力ブログ
2011年2月14日

映画『あしたのジョー』 | 原作、あにメに遠く及ばず。
山下智久という人を見たのは初めてです。ボクサーという感じはしませんでした。ランニングフォームもアスリートのそれではなく、肝心のボクシングも推して知るべしといったところです。私のお目当ての香川照之は、そのままマンガから抜け出たよう!ボクシング愛、映画愛、ダンペイ愛、ともにビンビンに感じられて大満足です。他の皆さんもがんばっていましたが、原作やアニメを超えるまでには至らなかったように思います。原作、アニメを知っている者としては、もっと果敢に攻めてもよかったのではないかという気がするのですが…。
23:30の雑記帳
2011年2月14日

あしたのジョー
★★★ 倒されても何度も立ち上がって敵に挑む姿は,不屈の強さを伝え,明日を生きるエネルギーへと変わり,ちょっとだけ感動。 なのに,それを盛り上げないドラマがなぁ…。溜め息つきかけた頃にやってくるクライマックス「矢吹丈 VS 力石徹」のシーン。ここ最高!臨場感と迫力に満ちた映像が素晴らしい!興奮した!それまでの不満を帳消しにするまでは言わないが,束の間,忘れさせてくれたのは事実。みごとな劇画の再現力に拍手。彼のボクシング魂に火をつけた力石との戦いが甦るエンドクレジットが好き。
Akira's VOICE
2011年2月12日

あしたのジョー
★★★ これは全編通して言えることなのですが、少し綺麗過ぎるかなと感じました。本来「あしたのジョー」は、もっと泥臭い絵で泥臭い漫画だったように思うのです。昭和40年代を描いたボクシング漫画としては"出来すぎ"にも思えます。香川照之は難しい役を見事にこなしていました。それはアニメのキャラクターではなく一人の人間として存在していました。壮絶な打ち合いのシーンは演出・俳優・技術のポテンシャルの全てを極限まで高めた結果と言えるかもしれません。主な見所をストーリー以外に求めることで十分楽しめる作品だと思います。
LOVE Cinemas 調布
2011年2月12日

あしたのジョー(2011)
★★★ 死をも厭わず熱く燃え尽きることを自己目的化する一種のニヒリズム。ボクシングのマットは"空虚の中心"だ。ジョーこと矢吹丈(山下)も力石徹(伊勢谷)も互いに相手を倒すことに文字通り必死だが、「世界チャンピオンになる」という第三者には分かりやすい目的は脇に置いてしまっている。「あした」のためにジョーは立ったのではない。今ある至福のためだけに立つのだ。ジョーが姿をくらますという原作になかったらしい設定はジョーの喪失感を表し、むしろ説得力があるのかもしれない。ど根性タンポポには感心しなかったが。
佐藤秀の徒然幻視録
2011年2月12日

あしたのジョー
「立つんだ、ジョー」という丹下会長の叫びに記憶がある人にはツボにはまる内容だった。山下智久と伊勢谷友介はしっかりとボクサーの身体を作り、トレーニングや試合のシーンも様になっている。漫画の世界がそっくり再現されている。期待を裏切らない出来栄えだ。力石徹演じる伊勢谷友介がジョーとの試合の前に行う計量シーンが凄まじい。ボクシングの試合の展開は、いかにも漫画的だけど原作に忠実であるから許せる。香川照之があまりにも様になっているので、楽しくなった。
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
2011年2月11日

あしたのジョー(2010)
★★★★★ 思ってた以上に素晴らしかったです。ノースタントでの試合シーンは見応えありました。汗はきれいに飛び散るわ、クロスカウンターはバッチリ決まるわ〜で臨場感たっぷり。とにかく山下智久/伊勢谷友介のお二人がちゃんと矢吹丈、力石徹に見えたことがすごいと思いますよ。力石の減量シーン、そして計量シーンはすごかったわ。俳優根性を見ました。香川さんの丹下段平も、最初は笑えたけどちゃんとなりきってたし最後は違和感なくなってました。実は始まってちょっとした頃から泪目で見てました。原作の世界をここまで違和感なく観られた感動で…。
映画鑑賞☆日記・・・
2011年2月11日

【映画】あしたのジョー
肉体改造をした山Pと伊勢谷さん。山Pの腹筋も相当凄かったけど、ジョーに対する思いだけであんなに減量した気迫ある力石、という思いで観てしまうと、伊勢谷さんの肉体が…もう、マジ凄すぎるんです!正直どっちを応援していいのか分からなくなっちゃいました。弱冠浮き気味の丹下段平役の香川照之さん…。まぁ、画像で観ると違和感あるけど、実際はそうでも無かった…すよ。アニメを実写映画化するとコケる…といわれてますが、この作品はなかなか良かったんじゃないでしょうか?私は楽しめました。
☆紅茶屋ロンド☆
2011年1月30日

「あしたのジョー」 難しいよな
観終わって、「まあ、こんなモンかなあ〜」って感じました。原作が持つ"画独特の凄み"って、どれだけ忠実に再現しようとしても実写ではやはり難しいと思います。特に、あの"クロスカウンター"のシーン。原作が偉大すぎると、リアリティを追求すればするほど、おかしなことになっちゃうんですね。ジョーが本来持っているであろう"ギラギラした感じ"が彼からは殆んど感じられませんでした。山Pは優しすぎるんです。おっつぁん役の香川さん、演技はいいんですが、いかんせんあの"禿げヅラ&アイパッチ&すきっ歯"は滑稽に見えてしまいました。
シネマ親父の“日々是妄言”
2011年1月19日


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