キッチン・ストーリー:作品を観た感想(5)

キッチン・ストーリー
爺ストーリーの中でもひょっとすると1位?・・・・って感じのそれは見事な爺ストーリー。孤独を知る、或いは齧りかけた・・・貴方にお奨めです。
映画に耽溺
2014年6月23日

『キッチン・ストーリー』
北欧の田舎村を舞台に、人と人とのあいだに芽生える友情を賛歌した、ほっこり温まる物語。被験者イザックの無言の抵抗がなんとも愛らしく、表面上は無表情なフォルケの心の内のやるせなさ、途方に暮れた感がなんともいじらしい。ゆったりと進む物語に身を任せながら時にくすぐったく、また時にもの悲しく、最後にはじんわりと感動する作品に仕上がっている。淡々とした品のよいコメディという路線ではあるが、スウェーデンとノルウェーにおける価値観や食べ物の違い、進化と歴史の違いなどもたびたび感じる。
シネマな時間に考察を。
2010年3月19日

キッチン・ストーリー
キッチン・ストーリーを観てきました。ほのぼのとしていて、所々笑いのエッセンスが沢山つまっていて劇場でも笑い声が絶えませんでした。全体的にとってもゆったり、のんびりとお話が進行していくので、こういう映画を見ていると心がほっとします。ストーリーはというと、これまたものすごく奇妙で、家庭調査の一環として”独身男性の台所での行動パターン”とやらを大真面目に研究・調査しようということになって、調査員となるスウェーデンの男性フォルケが、調査対象となるノルウェーの独身男性イザックのもとを訪れ、二人が交流していくおはなし。話の過程では、ノルウェーとフィンランド間の確執のような面もさらりと見せていて、両国民に..
東 京 キ ノ コ
2004年5月31日

映画評:キッチン・ストーリー
★★★★ 公式サイトに書かれていない、第2次大戦前後のノルウェーとスウェーデンの歴史と2国の国民間の微妙な愛憎の関係。それがこの映画を、単なるヒューマンコメディーとしてではなく、より風刺の利いた喜劇として観るために必要な知識だ。キッチンの隅に置かれた脚立の席は、中立国としてナチスのノルウェー占領を見殺しにしたスウェーデンの「傍観者」の立場を象徴する。
【きまぐれ偏拾帖】
2004年5月30日

[映画] キッチン・ストーリー
邦題:キッチン・ストーリー原題:KITCHEN STORIES監督:ベント・ハーメル出演:ヨアキム・カルメイヤー、トーマス・ノールストローム、レイネ・ブリノルフソン製作:2003年、ノルウェー、スウェーデン受賞:2003年トロムソ国際映画祭 批評家連盟賞劇場:渋谷 BUNKAMURA ル・シネマ評価:・ストーリー1950年代初頭のノルウェーの片田舎に...
Pocket Warmer
2004年5月23日

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