ｻﾞﾘｶﾞﾆの鳴くところ:作品を観た感想(3)

映画『ｻﾞﾘｶﾞﾆの鳴くところ』湿地に生きた彼女の人生譚：真実は１つ
母は､ｶｲｱに､危険なときは“ｻﾞﾘｶﾞﾆの鳴くところ”まで逃げよと言ったらしい｡子供の頃から､たくましく生きてきたｶｲｱは幸せをつかみとり生き切って､私は､ｿﾚでいい｡
yutake☆ｲｳﾞの《映画☆一期一会》
2023年6月26日

ｻﾞﾘｶﾞﾆの鳴くところ
★★★★★ 映画だけ観てもわかりにくいところがあるだろう｡たぶん原作を読んでから観た方がｱﾀﾏにすっと入っていくだろう｡全体を通してみると長大な原作をうまく省略して映画化したとはいえやや駆け足感は否めない｡原作の文章を読むだけではｲﾒｰｼﾞのわきにくい湿地や火の見櫓のようすが映像化されて良かった｡
あｰうぃ　だにぇっと
2022年11月22日

｢ｻﾞﾘｶﾞﾆの鳴くところ｣
ﾉｰｽｶﾛﾗｲﾅの沼地の自然美と過酷な生活の対比｡幼い頃からの苦悩と青春のほろ苦さ｡色彩豊かなｶｲｱが描く生き物の姿｡どれも美しく切ない｡犯人探しの映画ではないというものの､｢沼地の娘｣が証拠とも言えない証拠によって､偏見により悪意的な犯人像に当て嵌めさせられる前段から､｢沼地の娘｣にならざるを得なかった過去を紐解くことによって彼女の気持ちに寄り添うようになる過程は､ﾐｽﾘｰﾄﾞという点では同じであり､その手法は見事である｡私は好きな作品であった｡
ここなつ映画ﾚﾋﾞｭｰ
2022年11月20日

このﾍﾟｰｼﾞは､象のﾛｹｯﾄﾊﾟｿｺﾝ版の『作品を観た感想ﾄﾗｯｸﾊﾞｯｸ』のﾍﾟｰｼﾞと連動しています｡

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