黒い家 :作品を観た感想(3)

黒い家 (2007)
★★★ 森田芳光監督、大竹しのぶ、内野聖陽主演で1999年に公開されてましたね。最近の韓国ホラーお得意のゴアスプラッターでエグい描写満載、シン・イファ役のユソンが物静かで華奢な感じ、なのに…とにかく残酷で冷徹な“心をもたない人間”を演じ切り、線が細いだけに不気味さと怖さは倍増です。ホラー作品という意味ではコチラの方がストレートでラストに向っての爆発力はなかなかのものでした。しかし恐怖描写というモノはコミカルな部分が入っていると一層引き立つ所もあるようで、全体的なインパクトで言えば森田芳光版の方に軍配が上がるのかな?…と。
肩ログ
2012年12月4日

背中の蟲
身体的障害を持ち、非力な身でありながらも、成人男性を引き摺る怪力。地面がぬかるんでいたことは云い訳にならない。姿勢を崩さずに鎖を手繰り寄せる姿は、正しく怪物である。本作主人公の狭い視野と凝り固まった観念とが、サイコパスの怪物と心を通わせようと努力するも、最後まで失敗してしまうのは当然だ。言葉の遣り取りはできても、意思の疎通は叶わない。
MESCALINE DRIVE
2008年9月10日

『黒い家』(韓国版)
この再度リメイクされた韓国版。面白かったデス。かなり…楽しめました。忘れかけていたアノ原作を思い出させてくれた程に、意外にも良く出来てました。サスペンスからホラーへの展開、そのクライマックスへかけての恐怖感が、原作を読んで感じた時のイメージにかなり近かったデスネ〜。新鮮さやホラーとしてのショッキング描写には欠けるものの"怖いですねアワー"大好き人間からみても合格の一本でした。
trashnote
2008年4月19日

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