1911:作品を観た感想(23)

1911
辛亥革命の話ですが近代史に疎い私にはちょっと難しかったかな。駆け足感は若干あります。ジャッキー・チェン出演100作品目の作品(凄いね!)。 革命の父といわれる孫文、彼の腹心である黄興、二人の革命の姿を描いた作品ですね。ジャッキーがその黄興を演じていました。 ジャッキー・チェンが100作品目に選んだという事で、かなり気合が入っているように思えます。現在の中国は、少なくとも孫文の目指した中国とはちょっと違うものに思える。そう考えると彼の革命の意義や結果には感慨深いものがありますが…中国の方はこの作品を見てどう思ったのだろうか、そちらのほうが気になる作品になっていました。 激しい戦闘に参加する者や汐.
いやいやえん
2012年6月19日

『1911』 世界同時公開にした裏事情?
まずは中国国内で公開し、映画見本市を経て順次各国で……なんて悠長なことをやっていたら、どこかでつぶされてしまうかもしれない。そこで、同時といっても時期に少しのズレはあるし、世界といっても上映国は限られているが、とにかく一つでも多くの国で上映したかった。 孫文が梅屋庄吉たちから支援されたように、映画の作り手も外国の観客に支持してもらい、中国政府が手出しできない状況に持っていきたかったのではないか。
映画のブログ
2011年11月29日

1911
映画を観終えてしみじみと思うのは、革命によって時の政権を倒さなければならない社会の不幸、あるいは、そうでない社会のありがたさ、ということです。同じ血を流して戦うにしても、相手が侵略者であるならまだいい。本来、国民の幸福をこそ目指さなければならないはずの為政者を、武力でもって排除しなければならないなんて、不幸以外の何物でもないです。
キノ2
2011年11月20日

「1911」感想
★★★ 若干ダイジェスト的で、サクサクと進み過ぎる部分もあるにせよ、全体で観ればキッチリと起承転結のつけられた、この手の史実モノにしては非常に観やすい仕上がりだったと感じた。 戦場で散っていく同志達を想い涙する孫文や、その親友であり志を同じくする黄興の苦悩と揺るぎない精神、革命に賛同した多くの若者達の純真たる愛国心など、胸が熱くする人間ドラマも、また素晴らしい。
新・狂人ブログ?暁は燃えているか!?
2011年11月19日

「1911」 ジャッキー・チェンの想い
孫文は私利私欲がなく志の高い人物だったようですが、袁世凱は逆のタイプであったようです。若者たちの自由のための活動を封じ込めようとしたのが袁世凱なのです。この姿は現代中国にも重ねて見ることができるような気がします。本作で倒れていく若者たちの姿は、天安門事件の姿とも重なります。ジャッキーはそういう現代中国への問題提起を本作を通じて行っているような気がします。それを中国政府が表立っては批判できない孫文という人物を通して。
はらやんの映画徒然草
2011年11月19日

1911
著名な歴史上の人物を描くとこうなってしまうのはやむを得ないところでしょうが、ジャッキー・チェンの100本目の記念すべき作品にしては、国外で外国政府に働きかけることに尽力する孫文と、国内で武装蜂起を企てる黄興とが車の両輪となって辛亥革命を成功に導くという筋立てを追うのに精一杯で、すこぶる平板な出来上がりになってしまいました。
映画的・絵画的・音楽的
2011年11月16日

「1911」記念すべき100作目だけど
ジャッキーが主役とサイトではうたっているが、孫文が主役ともいえる。歴史を追うと、勿論たった一人のヒーローなど有り得ないのだから、誰が主役でもないのは確かだけど、どうもこのあたりがピンボケになってしまったようだ。戦闘シーンは素晴らしい かなりお金を掛けたと思われる迫力の戦闘シーン。 私も寝ないで観られたくらい☆
ノルウェー暮らし・イン・原宿
2011年11月16日

映画「1911」ジャッキー・チェン出演作100作記念作品
★★★★ 今年は辛亥革命から100周年、そしてジャッキー自身の100作目ということで彼の祖国への想いや自身のキャリア等々相当思いこみが入った映画だと感じた、なんとか高い評価を得たいと思ったのか史実に忠実という点に重点を置いたため映画のエンタメの部分では不満が残った、しかしお隣の中国という大きな国を改めてその歴史について考えてしまった
soramove
2011年11月14日

1911(辛亥革命)
ジャッキー特有のユーモラスはなさそうだなと思ってましたが、予想通り、ありませんでした。ジャッキーの100本目の映画と言うよりは、辛亥革命100周年と言うことで、国策的に作られたものかなとも感じました。内容も英雄的なものではなく、ほぼ内戦に等しい状態だった革命の際の悲惨さが強調された非常にまじめな映画ですね。
シネマクマヤコン
2011年11月14日

1911
無残に流された若者たちの血とその後のすっきりとしない展開が史実を伝えていると感じると共に、これだけ高潔な信念も現代まで受け継がれることはないことに哀しさを感じました。 この作品と重なるような時代で『新少林寺』が描かれているのもなるほどと思うと同時に、革命の難しさをしみじみと実感した感じた1本です。
とりあえず、コメントです
2011年11月14日

1911 この映画を見てあらためてなぜ中国はあーなの?と素朴な疑問が…
2時間の尺で、革命の端緒となる1911年10月10日夜に発生した武昌起義から、1912年2月12日の宣統帝(溥儀)の退位までの期間をすっぽりと納めてしまうのは無理があるようで、人物の掘り下げが浅く、感情移入がし辛いし、おそらくジャッキー演じる張振武をもっともクローズアップしたいというのがねらいのはずだったのにそれがボケボケになっていた。 しかし、テンポの早い展開で、時々、チェンジアップも織り交ぜながらというのは逆に見やすかったとは言える。
労組書記長社労士のブログ
2011年11月13日

*1911*
映画の冒頭、多分日本向けにつけられたアニメでの簡単な背景説明があり、少しは助かりましたがう〜ん。それでもこれはやはりかなり知識がないと理解できない作品ですね。 孫文は海外戦略をし、黄興は国で戦闘指揮にあたり・・とそれぞれの役割などはわかったのですがもう少し感情的なものまで感じさせてほしかったです。 逆に敵方である清朝内部の軍人の袁世凱の方がはるかに魅力的。滅びつつあるとわかりながらも権力の座をつかみとろうとする強欲な人なのですが、なんだかどことなくユーモラスでした。 また奥行き感と迫力ある映像、クラシカルで厳格な音楽は見事でした。
Cartouche
2011年11月10日

1911
戦闘場面はリアルで迫力あるものだが、基本的には歴史的事実を中心に、たくさんの要素がある出来事を、淡々と、駆け足状態で描いている。また、途中、何度となくナレーションで入る解説も、それが、鑑賞の助けになる一方、よくも悪くも物語の中にある気持ちのスイッチが一瞬切れる。 もし、これをご覧になるなら、ほんの少しでも、清朝末期に登場する人物だとか、もう少し前あたりの事情を知っていると楽だろう。ジャッキー・チェンが、この年齢になったから、このタイミングだから、是非作りたかったのだろうな、と勝手に想像してしまうような、彼の熱意を感じる作品。
悠雅的生活
2011年11月10日

1911
★★★★ “ジャッキー・チェンの映画と国への愛情や優しさにあふれた記念すべき映画” 短い時間軸の中で、国内だけではなく欧米にまでステージが広がり、しかも状況が激変していくこの歴史的事象を扱っているだけに、広く浅くという感じは否めないのがちょっと物足りなかったです。共和制を樹立し中華民国は建国したものの、その後も列強脅威や、日中戦争や文化大革命など長い間混乱が続き、結局は国民は権力に抑圧され続けたのではないかと思います。 そんなことを考えると、彼らの革命の志や理想とした国家像は受け継がれているのか?と思ってしまいます。彼らの革命はゴールではなく、スタート地点に立つことだったのかもしれません。
映画とライトノベルな日常自販機
2011年11月10日

1911
これは戦争に巻き込まれた人たちの話ではなく、自ら革命に命をかけたひとたちの闘いを史実に沿って描かれたものなので、ひたすら淡々と孫文を中心としたその時代を追っていくものでした。 映画的感動とかっていう感じではないですね。 せっかくリー・ビンビンが出ていながら黄興との絡みがちゃんと描かれず、というのも勿体無かったです。 歴史ものですから登場人物も多いし、その立場の説明字幕とセリフの字幕を同時に追っていくのもかなり大変で、画面を堪能するまでいかなかったというのもあり、この作品ばかりは「吹き替え版」にすれば良かったかな〜と。
to Heart
2011年11月10日

1911
私利私欲のない孫文の言葉に嘘はなく、若者たちがついていく理由がはっきりと描かれている。革命から100年経過しても大陸中国では理想が現実になっていないと考えるのは、深読みしすぎだろうか。日本との関係を描かないでアメリカやヨーロッパだけとの関係しか登場しないのは、中国国内への配慮だと思う。 孫文がかかげた理想は若者を勇気付けるものであったし、建国の父と呼ばれるのも理解できる。ジャッキー・チェンは、中国を愛しているのだろう。孫文の考えが中国で実現するのを願っているのだと思う。
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
2011年11月9日

1911☆1911年10月10日、辛亥革命。
登場人物は多く、サクサク話が進みますので歴史背景や人物など少しはお勉強しておかないと何がなんやら?状態になるかもしれませんが、割と整理され、映画から清朝・袁世凱・孫文・イギリスの関係が分かれば充分じゃないかな? 黄興さんと奥さんの徐宗漢さんの姿を中心において観れば、信念を貫こうとしつつも、相次ぐ失敗に揺らぐのも人間として当たり前の事だし、叱咤し、優しく包み込むことで人を強くさせる事が出来ると思わせてくれる人の強さ、弱さを描いているドラマですから、歴史背景とかそんなことはどうでもいいかも…とも、思います。
☆お気楽♪電影生活☆
2011年11月8日

『1911』
★★★ ジャッキーを始め出演者の熱い演技もあって、戦闘シーンは緊迫感のあって素晴らしかったですし、当時の若者たちの革命の情熱と想いは伝わってくるものがあったけど、辛亥革命を2時間ちょいで描く必要性からか、はしょってる部分も多そうで、一つ一つのエピソードが薄くなってるので、いまいち盛り上りにかける感がある。ジャッキー映画ということで観に行くと、ちょっとつまらないかもしれない。
だらだら無気力ブログ!
2011年11月8日

『1911』
革命、未だ成らず。辛亥革命100周年に世界を見てきたジャッキー・チェン総監督の愛国心が中国の若者に語る、100年前の若者たちの熱き魂。世界中の映画ファンよりも現代に生きる中国人の若者たちに見て欲しいという想いが強すぎるゆえに、どうしても内向きの演出が多々見受けられますが、ただこれを自身の映画出演100本目に選んだジャッキー・チェンの愛国心だけは世界中が注目すべきだと思いました。
こねたみっくす
2011年11月7日

1911
長い出来事を122分にまとめてあるので、駆け足気味であらすじっぽく感じてしまいました。しかし、辛亥革命や孫文という人物を知るにはとても勉強となる作品でした。 戦場や市街戦シーンはさすが『レッド・クリフ』のスタッフか関わってるだけあって臨場感あふれるリアルな映像でした。そのほかセットや皇族の衣装が金かかってるなーと。 孫文役のウィンストン・チャオは何度も孫文を演じてるそうで、独特の話し方やリズムまで自分のものにしているそうです。本人にも似てるような...。そんなこともあって、存在感あるし演技に惹かれるものがありました。ちょっと素敵と思ったし(笑)
新・映画鑑賞☆日記…
2011年11月6日

革命には尊敬されるリーダーが必要。『1911』
★★★★ ドラマチックなエピソードも少なく革命軍の激しい戦闘の様子と孫文の功績を描いただけの作品です。でも過去にあった中国の歴史を知るにはとっても参考になる作品であったのも事実です。なのでジャッキー・チェンがこの映画を自身100作目の記念作として選んで出演した意味は分からんでもありません。私が強く実感した事は革命には尊敬されるリーダーが必要だという事。知識が豊富で広い見聞を持ち卑しさが無く強い道徳心の持ち主こそが民衆を率いる事が出来るのだと改めて思い知らされた作品でした。
水曜日のシネマ日記
2011年11月6日

劇場鑑賞「1911」
孫文と黄興が対照的に描かれており、興味深いオープニング。全体を通して描写は極めて説明的。それを2時間ちょっとで見せるので、随所随所のエピソードが描き切れていない印象。個人的には革命の混乱を利用する袁世凱の策略が面白く…思わず笑ってしまった。ジャッキーが中心人物として登場するものの、あくまで主役は孫文であり、孫文を演じたウィンストン・チャオの演技は強く印象に残る。戦場シーンは圧巻!!迫力満点!!スケール感のある作品…その中にも強いメッセージを残している。最後に孫文が"革命とは?"を語るシーン…その言葉が胸を打つ。
日々“是”精進! ver.A
2011年11月5日

1911
★★★★ ジャッキーの国を想う迸るような熱い気持ちが感じられる作品。孫文は政治担当、黄興は軍事担当として国内外で分担して革命を推し進めてゆくことになる。薄めの描写ながらも思わず引き込まれて見入ってしまうのは、政治と軍事の2面で孫文と黄興を軸としたぶれない物語展開があるからだろう。それぞれを演じるウィンストンとジャッキーがまた素晴らしい演技を見せてくれる。脇を固める俳優も素晴らしい。それにしてもここまでの情熱をもって君主制を打倒したにも拘らず行き着く果てが現在の中国…、孫文たちにしてみたら一体どう思うだろうか。
LOVE Cinemas 調布
2011年11月1日


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