パリ、テキサス:作品を観た感想(4)

パリ、テキサス Paris,Texas
★★★★★ 普通ではない映画ではあるが、男の悩みなど人生の周辺が哀愁と困惑を交えつつ俗社会と、そこを超越した生活とが、心に染みる一編だった。ナスターシャ・キンスキー、綺麗だったが、とにかく主役のトラヴィスを演じたハリー・ディーン・スタントンの味わい深い演技がたまらない。
映画!That' s Entertainment
2020年8月26日

『パリ、テキサス』 (1984)
生涯のベスト10にランクインするほど愛してやまない一作である。本作はとことん“自分”を見つめる映画なのだ。魂の放浪者トラヴィスに扮したのは、名バイプレイヤーのハリー・ディーン・スタントン。己の過去により、記憶があやふやになった霞のような男を、これほどリアルに演じられる人材はそうはいまい。これぞ名演!ライ・クーダーによる音楽も内容に完璧に合致!本作は感覚的な一作であり、雰囲気で観るというレベルをも越え、DNAに直に訴える稀有な作品であると僕は思う。計算では生まれない、神の意志すら感じる至高の一本といえよう。
相木悟の映画評
2014年9月14日

『パリ、テキサス』
マジックミラーを通して見えたもの。暗いところから明るいところは見えるけど、明るいところから暗いところは見えない。辛い時には幸せがはっきりとどんなものだったか分かるのに、幸せだと思っているあいだは、すぐそこまで迫っている不幸の予兆さえ見破ることはできない。「男は女を想像を絶して愛していた」「女は男が去った後もずっと話しをしていた」近くに居すぎて壊してしまった愛。少し離れてやっと思いやることができたのに、その時にはもう相手はそこに居ない。もう傍には誰も居ない。
シネマな時間に考察を。
2010年3月26日

マジックミラーをはさむふたり -パリ、テキサス-
たどってみれば昨年の11月。ある映画レビューサイトに私はこんなコメントを載せた。青い空と乾いた荒野が鮮烈な、ヴィム・ヴェンダースの作品「パリ、テキサス」についてのレビューだ。__ここで言うパリは、テキサス州内の小さな町のこと。でも、その名がゆえのエピソードが結構重要な意味をなしてもいる。ある事件のショックで放心状態のまま4年も放浪を続けた主人公が数年ぶりに弟夫婦の元に帰ってくる。弟夫婦に我が子同然に育てられ、父のこともほとんど忘れてしまった主人公の幼い息子。この父と息子の不器用な交流。別れた妻、その幻想を探す旅。多面体であり、奥行きがあり、...
日常と映画の関係
2004年10月21日

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