ゼロの焦点:作品を観た感想(2)

ゼロの焦点
★★★★ 高千穂ひづるの怪演が素晴らしい。幸せ薄い有馬稲子、典型的な両家の娘風ではない久我美子のキャスティングも的を得ていたのではないか。短い映画だが個人的に謎解きに苦労した一作であった。
映画!That' s Entertainment
2020年9月27日

「ゼロの焦点」戦後は終わったのか、改めて考える
★★★ 消せない過去が明るみに出そうになり、そのことを隠そうと狂気に走る人間。滑稽でありながらも悲しい。犯罪を憎めても誰でもが当事者になったかもしれないと思うと、ボケボケの平和な現在がいかに幸せか再認識させられるのだ。映画は手堅く演出されていて、冬の北陸の鉛色の空に閉じこめられた閉塞感が見た目の寒さと相まって余計と喪失の悲しみを深く感じさせる。広末涼子よりも中谷美紀の様々な表情が印象的だった。それほど大作ではないけど、見応えのある映画だった。
soramove
2009年11月19日

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