百万円と苦虫女:作品を観た感想(29)

そして若者は旅に出るII 「百万円と苦虫女」 DVD
蒼井優の独壇場。結構クセと個性のある俳優が出てくるパートでも彼女は苦虫を持ちつつ構ってやりたい女という雰囲気を発散し続ける。彼女の場合、傍目からは良い感じで人間関係も深まっていくように見えるのに、彼女からするとややこしい事発生⇒ハイ、サヨナラてなもんで刹那的もいいところ。不器用ではあるが、人がいい奴ってなことが問題で、決してネガティブな逃避にはなっていないと言えるのかな。若さは勇敢であり恥ずかしくも面白い。
しぇんて的風来坊ブログ
2009年11月9日

百万円と苦虫娘(126作目)
★★★ ルームシェア関係あり無しで刑事と民事に分れる意外だが、完全に男の方が悪いけども仕返しヤリ過ぎたよね。海の家&桃園で働き100万を溜める大変と思うし、最後のホームセンターで最後に予想通り引越したね。最後は予想通りも亮平の留め方は下手でダメと思うけど、蒼井優に合う役も好きじゃなく…。
別館ヒガシ日記
2009年8月15日

『百万円と苦虫女』’08・日
苦虫女って感じちゃうかったな。「シャバか」♪シャバダバシャバダバ〜。20歳そこそこの子が、なんで知ってんねん(笑) 監督でもギリぐらいやろ^^; 弟が頭良いのに、自分は出来が良くないから犯罪を等根も葉もない陰口を言われてもめげず、同級生に絡まれても「お前らだって名誉棄損で捕まるんだよ、ブス!」と啖呵をきる姉の姿に、いじめられっ子の弟は羨望の眼差し。
虎党 団塊ジュニアの日常
2009年6月21日

映画『百万円と苦虫女』を観て
映画としては明確なストーリーがあるようで無い様な不思議な一種のロードムーヴィーと解釈出来る。こういうタイプの主人公って最近の若い女性に多いのだろうか?そうだとしたら鈴子を演じている蒼井優はまさにはまり役と言えるし、どこか何を考えているか分からず遠くを眺めているような表情は上手かった。脚本と監督の演出の上手さと蒼井優の演技力が結集した作品でした。
KINTYRE’SDIARY
2009年5月31日

百万円と苦虫女  彼女は何を乗り越えるべきなのか?
なかなか面白かった。100万円になったら次の場所へ引っ越すというルールを設定して、それを忠実に守って生きていることが非常にユニーク。それが奇をてらったものではなく、物語としての説得力があるのは、未知の土地で自分と向き合い、納得できるペースで自己を発見し再生しようとしている。その姿勢を真摯に描いているから。ラストは少し苦いし、せつないが、ヒロインにとっては実はどうでもいいことかもしれない。
映画と出会う・世界が変わる
2009年5月24日

【映画感想】百万円と苦虫女(蒼井優/森山未來)[2009-021]
やっぱり蒼井優さんは魅力的ですね。細くてか弱そうな体の奥に芯の強い心が潜んでいそうな、そんなアンバランスさが妙に気になります。それになんといっても「あんたほどんど化粧してないだろ?」と思うほどのナチュラルな美しさに目は釘付け!とりあえず蒼井優さん好きにはたまらん仕上がりの映画です。主人公鈴子の「他人と上手く付き合えない」という気持ちがとっても共感持てました。
映画+小説+家族=MyLife
2009年2月22日

百万円と苦虫女
★★★★ 唯一人鈴子のことを理解してくれ、唯一人鈴子が心を許せる中島くん。若い2人の恥ずかしくも勇気を出して告白する雰囲気や心情がとても伝わってきます。それだけに、中島くんが鈴子に頼みをした時には、「そんなばかな!」と耳を疑いました。結末は人によって受け止め方が異なると思われるこの作品。私は鈴子の晴れやかな表情をみる限りハッピーエンドと受け止めたほうがいいと思っています。
LOVE Cinemas 調布
2009年2月4日

自分、探しません 「百万円と苦虫女」
100万円貯まると別の場所へ引っ越していく女というプロットは、いろんなエピソードを乗せていけるしオリジナル脚本ならではの展開になりそうで期待大だったが、あまりハッとすような物語は拾い上げられておらず、結局、やりとりの可笑しさだけに終始してしまった気がしなくもない。そうは言ってもエンディングなどは可愛くまとめてくれるし"人生、そんなに上手くはいかないよ" という感じは素敵。
シネマ走り書き
2008年12月1日

百万円と苦虫女
蒼井優が可愛い。蒼井優の魅力が満載の映画でした。この映画、蒼井優じゃなかったら成立しないです。ところどころ笑えるところがあったりして、面白かったです。蒼井優が好きな人には是非とも見てもらいたい。
だらだら無気力ブログ
2008年8月29日

百万円と苦虫女
この映画では蒼井優ちゃんが出ずっぱりなんですが、まあ、そこがイイんですよねぇ。優ちゃんの存在感、演技力もさることながら、タナダユキ監督の演出、そして脚本が、とても現実味があってイイのですよねぇ。脱力系の優ちゃんがなんとも魅力的ながら、ぶっとい芯がドシリと通っているかのような、監督の強い意思が感じられる作品でございました。
サムソン・H・トマトマスバーガー
2008年8月16日

『百万円と苦虫女』
いかにも女性の視点(女性監督らしい)から描かれた映画。桃のもぎ方、かき氷の作り方、なんでもないことを褒めることでバイト定着を狙う雇用者のべんちゃらは監督のバイト経験から来ていることなのかなぁ(笑) 最後に出会いと別れはエピソードとしてはあまり欲しいものではなかったが、不器用な二人の恋愛としたら、ああいうエンディングしか仕方ないのかなと思う。
京の昼寝〜♪
2008年8月11日

映画:百万円と苦虫女
手作りのカーテンがかわいい。それに確かに台所用品とかより引越しには必需品かも。誰かに踏み込まれそうになると苦笑いをして変えていく。彼女のように転々とはしてないけど、心は根無し草のような不安定さを一緒に感じました。自由なのに何だか生きにくい世界、姉は放浪する勇気、弟は立ち向かう勇気。自分って探すんじゃなくて選んでくのかな、と思いました。
駒吉の日記
2008年8月8日

『百万円と苦虫女』 @シネセゾン渋谷
探さなくても嫌でも自分はココにいる。逃げてるだけ。そんなことはわかってた鈴子が初めて胸の内を打ち明けられた相手が中島君。本当不器用すぎだわ、この二人。弟との姉弟愛も結構いいなぁと思いました。特に二人が手をつないで歩くシーン。鈴子も弟もがんばれ!と応援したくなりました。人生そんなにうまくはいかない、だけど前に向かって歩いていく鈴子の潔さが爽快でした。そして今度は逃げる旅ではなくて、自分を見つける旅が始まるのかな、と思いました。
映画な日々。読書な日々。
2008年7月31日

『百万円と苦虫女』(2008/タナダユキ)
映画は現実とは違うので、ありえないロマンティックな映画もいいんですが、そんなのばっかりでもしらけてくるというもの。その点、この映画の優ちゃんと森山未來の会話、むちゃくちゃリアル。優ちゃんの台詞にあった「所在ない」って一言を除けば、普段そんなこと言わないよって言葉は全くありません。そして、凡百の恋愛映画を一網打尽にする、ラストシーンが圧倒的に素晴らしい。ある意味、このラストのための、この優ちゃんの表情のための映画と言っても過言ではないでしょう。
愛すべき映画たち
2008年7月30日

「百万円と苦虫女」100万円貯まったら出て行きます
こんなふううに深みにはまるのを慎重に避け、人と深く交わらず、ヤバクなったら別の場所へ・・・、出来るわけないと思いつつ、そうだったら随分と生活はシンプルだろうなと思う。人は自然に愛想笑いを反射的にするけど、目まで笑ってないのはすぐに伝わる、心底大口をあけて笑うシーンが無かったことに気づく、映画は「なんとなく」終わるが、その後の何処かで主人公が心の底から笑っているといいな。
soramove
2008年7月29日

*百万円と苦虫女*
見ている私たちも最初は自由な彼女が"いいな〜、強いな〜"なんて思っているのですが途中から・・これは違うっていうことに気づいていくのですね。しかも変わったアルバイトをすることで成長もしていました。・・人間っていつしかちゃんと"居場所"が見つかるものです。逃げているようだけれど、自分に同情せず、淡々と生きてる。生命力に溢れた鈴子でした。平行して描かれるのが弟クン。彼の手紙には泣かされました。
Cartouche
2008年7月29日

【映画】百万円と苦虫女
とても面白い。大きな感動があるわけじゃなく、かといって何もないわけじゃない。ただそこにいるだけの自分を、どうやって見つめ、認めていくか。そんな単純で当たり前の事を、ついつい忘れがちになってしまうそういう事を、ふと思い出させてくれるような映画だった。なんだか色々とあったかい感じがして好感。ラストの解釈は色々ありそうなところだけれど、苦虫女が見せたまっすぐな視線が、ほのかな希望を持たせてくれた。
新!やさぐれ日記
2008年7月27日

百万円と苦虫女
自分の事を知っている人が誰もいない所へ行きたいと思う気持ちなんかよく分かります。自分を探さない旅に出た鈴子、街で1人の大学生で出会うことで恋をして少しだけ変わったのかな?鈴子の苦虫を噛み潰したような顔がとっても印象的でした、カキ氷や桃の収穫の才能があると褒められた時の。いじめっ子に勇敢に立ち向かう鈴子とその姿を見て励まされ強くなろうとする弟の姉弟関係もなんか胸に響いてきました。
Diarydiary!
2008年7月27日

百万円と苦虫女
★★★★頑張らないロードムービー風で好感が持てた。ホームセンターのバイトは一番現実味があるけれど、彼との恋愛関係には現実味がなかった。もどかしい。煮え切らない男だぜ。
映画初日鑑賞妻
2008年7月27日

百万円と苦虫女☆独り言
一体彼女は何をしたいのか?答えは彼女自身にもわからない。人とかかわることを避け、実は現実から逃げている鈴子。辛い現実から逃げたいけど、踏ん張っている弟。逃げ続けていることを自覚している鈴子に届く弟からの手紙が心にすとんっと入り込みじんわり広がってきます。まぁ鈴子の旅はまだまだ続くようなんだけど^^;見上げた空は・・・暗くはない(笑)
黒猫のうたた寝
2008年7月26日

百万円と苦虫女
それにしても鈴子のモテ方と言ったら。大っぴらであれ、さりげなくであれ、とにかく行く先々で必死のアプローチが試みられる。なぜか言い寄る、言い寄りたい男性側が頼りなげ。「自分探し」なんて言葉も男性側にあり、鈴子にはそんな甘い言葉は受け付けない。その点、この映画は女性の強さが際立つ映画でもある。従来、こういう放浪遍歴というのは男性が主人公が定番のはずなのに時代はジャンプしたものだ。そして彼女は非正規社員だからと言って決してめげていないところにさらに強さを感じる。
佐藤秀の徒然\{?。?}/ワカリマシェン
2008年7月26日

【百万円と苦虫女】
何を訴えたいんだろう?、なんて思いながら観ていたけど、何事にも積極的にかかわろうとしない「鈴子」自分の意思を消すことで、平穏な生活を送ろうと考えていた。でも、どんな土地に行っても、その場所での生活がある限り、かかわりあいはできる。その頃、弟の拓也は学校でイジメにあっていた。いつも自分の中で折り合いをつけながら、現実から逃げていた拓也がある日・・・いやぁ、いい映画でした。監督にしてやられた"感"たっぷり
じゅずじの旦那
2008年7月26日

『Theショートフィルムズ』「百万円と苦虫女」映画館レビュー 未来
なぜタナダ監督作品が好きなのか。あらためてこの作品を通してわかったような気がした。どう演出してるのかはうかがい知れないけど、そこには素敵な人たちがいて、カッコよくなくて飾らなくて、かわいくておもしろい。その上で生きることについて嘘をついている、ということに嘘をついていない。ただ、そんな深層を見つけられるかどうかは観客次第。
長江将史〜てれすどん2号 まだ見...
2008年7月25日

☆「百万円と苦虫女」
あーー、やっぱり恋愛・人付き合いは面倒だわーっ…てな感じ。中島君。すれ違いで鈴子には会えなかったのねー。でも、弟の勇気を知って、次の町では自分と向き合って生きていけるのかなっ。まっ、そんな自己逃避バイトねえちゃんの話でした。バイト先のコスプレが、どれを着せてもドンクサさが滲み出せる演技力。これほど「苦虫を噛み潰す」演技ができる若手は他にはいないのでは??と、絶賛しておきましょう。蒼井優ちゃん…いなかっぺ姿がよく似合うんです。
☆☆ひらりん的映画ブログ☆☆
2008年7月25日

百万円と苦虫女
100万円貯金ができると、他の地へ引っ越しという生活。人間関係のわずらわしさから解放されたいのにうまくいかない。自己表現のうまくできない鈴子(蒼井優)それでいて結構くじけない。 不器用な性格の中島(森山未來)二人の心のふれあいはフワッとした感じ。鈴子の衣装もゆるーい感じ。ラストはちょっぴり余韻を残す終わり方でした。蒼井優ちゃん、とっても笑顔の可愛い苦虫女でした!
花ごよみ
2008年7月24日

【百万円と苦虫女】
家族から離れて、自分から逃げて転々とした鈴子が、少し変わって自分を好きになって、とても爽やかでしたー。こんな風に誰も知らない場所で、体を動かして働くのって、みんな短期間ならしてみたいのかもしれないですねー。とにかく蒼井優ちゃんがキュートでした♪
日々のつぶやき
2008年7月23日

百万円と苦虫女
★★★★ほろ苦いこの青春映画の地味な蒼井優は、圧倒的に魅力がある。不器用な女の子がポツリと言う「自分を探したくない。探さなくてもいやでもここにいるから」というセリフが深い。人と距離を置きながらもどこかで人を求めてしまう気持ちが切なくてリアルだ。印象的なのは弟や恋人と遠慮がちに手をつなぐしぐさ。ほんのり希望があるラストも秀逸だ。
映画通信シネマッシモ☆プロの映画...
2008年7月22日

百万円と苦虫女
★★★★冒頭いきなりのサプライズ!があって、予告なんかで観てたのとトーンの違いにビックリ。 人と同じことをするのが苦手で、出来るだけ目立ちたくないのにそれでも浮いてしまって結局目立っちゃったり、自分の気持ちをうまく言葉に出来なくって、人と深く関わることを避けてきた。でも、やっぱりちゃんと落ち着いて誰かと向き合って、自分をそのまま受け入れてもらいたいと思っていたりするんだよね。
☆彡映画鑑賞日記☆彡
2008年7月22日

百万円と苦虫女
人とのしがらみは、付き合えば付き合うほど、イヤでも出てくるもので、面倒に思うようなことがたしかに多いです。かといって避けたり、否定してばかりいると、まわりに誰もいなくなってしまう。だから少しでもいいから、認めるというか、受け入れる気持ちは、持っていたいなと、あらためて思いました。結局、この映画を観て苦虫を噛み潰していたのは私なのかもしれません…。誰かお友達になって下さーい。ぶはは
へでいくっ!
2008年7月21日


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