マラソン:作品を観た感想(2)

マラソン
★★★★ 前評判に違わず見事な出来栄え。 チョン・ユンチョルの演出力は熟達の域に達しており、とても初監督作品とは思えない。 とくにタイトル前後の素晴らしいショットと、主人公が走る喜びを感じるところの映像処理の上手さには舌を巻いた。 この作品を成功に導いた最大の功労者は母親役のキム・ミスクではないだろうか。 一つ間違うと薄っぺらなお涙頂戴映画になるところを、キム・ミスクの作り過ぎないリアルな演技が作品に深みと感動を与えた。
レンタルビデオ一刀両断
2006年4月22日

「マラソン」韓国映画歴代ナンバーワン
自閉症の青年が走ることで自己表現を勝ち取る 完走したからって、そこにゴールがあるわけではない。自閉症が治るわけでもない。 しかしこの爽やかさはどうだ。 人の幸福は誰にも決められない。長い長いずっと先の「ゴール」にいかにして向かうか、その術の日々のささやかな達成に喜びを見出すことが幸せなのかもしれない。
soramove
2005年7月4日

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