ポエトリー アグネスの詩 :作品を観た感想(5)

ポエトリー アグネスの詩
★★★★ ドギツさが売り物のいわゆる韓流映画とはまるで違う、実に落ち着いた素晴らしい出来栄えの文芸作品。基本的には、主役の60代の女性が、カルチャーセンターの講座を受けて、詩作をする話ながら、娘から預かっている孫がしでかした事件に真剣に向き合う内に、作成に困難を覚えた詩を自分のものにするという展開には感動を覚えます。
映画的・絵画的・音楽的
2012年3月28日

ポエトリー アグネスの詩
★★★★ 正直言って物語そのものはそれほど面白いものとは言えない。今考えてみても寝てしまってもおかしくないような話だった。ところが、スクリーンから伝わる不思議な空気感、それは日常でありながらどこか非日常であり、それと同化するようなユン・ジョンヒの演技に何故か目が吸い付けられてしまい、スクリーンに魅入られた139分になってしまった。本作自体が静かに、そして切なく哀しい一編の詩だった。
LOVE Cinemas 調布
2012年3月6日

ポエトリー アグネスの詩
……この映画を観て、なんと言ったらいいのか、あまりの衝撃に、泣くよりもまず、息ができなかったです。眉間が痛くなるほど力が入って、ただ立ちすくむしかなかった。何より胸に染みるのは、詩作の教室で「人生に於ける最も美しい瞬間」を語る、という場面で、幼い頃の何気ないエピソードを語りながら、涙声になってしまうミジャの姿です。どんなに酷いことがあっても決して泣かなかったミジャが、こんなさり気ない逸話を語りながら涙声になる。一体このひとの人生は、何を、どれだけのものを、抑えに抑えて生きてきたものだったのだろう。
キノ2
2012年3月4日

『ポエトリー アグネスの詩(うた)』 (2010) / 韓国
★★★★★ タイトルにもあるように「詩」なんですね。 ポイントは。詩作する人なら、この作品、胸に迫ると思います。言葉を超えて生まれてくる心の「詩」。それは、様々な要因によって失われた「単純に映画を作る、観ることの喜び」を取り戻したときに、観客それぞれの中に生み出されるものではないだろうか。1人1人にとっての映画。 制作を離れた時から映画は観客全てのものになる。どうかそれぞれが心で感じてほしいという監督の切なる願いがひしひしと伝わってくる。
Nice One!! @goo
2012年2月25日

ポエトリー アグネスの詩・・・・・評価額1750円
★★★★★ 果たしてこの映画をどの様に解釈するのか、観客一人ひとりが見ている、世界の本質が問われそうである。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2012年2月15日

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