仁義なき戦い・広島死闘篇:作品を観た感想(2)

深作欣二と犬喰い
私が強い印象を受けたのは、手ブレいっぱいのアクションシーンでも広島弁の応酬でもなく、実は犬を食べるところだった。[仁義なき戦い 広島死闘篇]では犬肉を食べて犬に吠えられる。[犬と猫と人間と]に登場した前川医師はこう云った。「世の中が平和で、豊かでなければ、動物の愛護なんて気持ちにはならないんですよ。」…深作映画の世界は、犬を食べ物としか見ないほど貧しくすさんでいるということか。
映画のブログ
2009年11月7日

仁義なき戦い 広島死闘篇 (1973)
★★★★★ 北大路欣也、千葉真一が若々しい姿でドッタンバッタン大暴れ!!(笑) しかもヤクザ映画という名をした恋愛映画。北大路欣也と梶芽衣子の悲恋が切々と綴られています。上のゴタゴタに振り回され、ボロ雑巾のように…。太く短い花火のような人生。最後のシーンは涙なくして見れません…。千葉真一さんはとにかくやりたい放題、暴走機関車なみ。梶芽衣子さんは美しく妖艶です。ギラギラした男の物語の中にちょっとウェットな恋愛物語を挿入、大きな物語の流れの中では番外編のような感じですが、すばらしいバランスで出来ている怪作です。
肩ログ
2009年7月10日

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