リヴァプール、最後の恋:作品を観た感想(2)

「リヴァプール、最後の恋」
現在と過去の、ふたりの関係を描いていく。「現在」編は、「病気療養」の頃の話なので見ていてつらいところも多いが、アネット・ベニングさんが長年熱望していたという、この役柄を、グロリアが亡くなった年齢に近くなって、見事に演じ切ったと思う。
或る日の出来事
2020年5月3日

「リヴァプール、最後の恋」
グロリアの「終活」は、彼女にとって満足のいくものだったのだろうか?緞帳が下りるのが早過ぎはしたけれど、ギリギリまで現役で、新しい恋もして…。離れて暮らしてはいるけれど最後には頼る子供もいる。幸せな人生だったように見えるけど、画面上の彼女の笑顔には、常にそこはかとない寂しさがつきまとっているように見える。
ここなつ映画レビュー
2019年4月22日

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