上意討ち-拝領妻始末-:作品を観た感想(2)

『上意討ち 拝領妻始末』を早稲田松竹で見て、
★★★単純に司葉子はメンヘラと言ってしまうと可哀そうだが、問題になるのはメンタルな部分だけ。殿様の「愛」が足りない。権威側もそうするしかないという手を打つ。それは事務であって愛はない。城が打つ手は全て事務である。その事務を行う役人が戸浦六宏だったりするから悪辣に見えるだけだ。彼等は事務を行っているに過ぎない。愛でしか物を見れない司葉子とは全く噛み合わない。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2025年7月19日

映画「上意討ち 拝領妻始末」(1967年、日)
☆ あまりの藩の非道に、武士は怒り、反旗を翻す・・・・・・ 現代ならばいざ知らず、この時代、上意にはむかうことは死を意味する。あえて人間としてのプライドを選んだ武士を三船がうまく演じている。 三船と仲代は、ともに藩で一、二を争う武芸の達人で、互いに相手を尊敬している。 その二人が戦わねばならない決闘シーンは鬼気迫るものがある。
富久亭日乗
2008年1月3日

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