遥かなる山の呼び声:作品を観た感想(1)

遥かなる山の呼び声(’80)
島田の母子への誠実で男気ある接し方からして、罪を犯してしまい、問われるのがどうにも苦痛で不本意にしても表社会から逃げ惑う身。というのがどうもしっくりこず。彼の心情吐露を最小限にして余計な科白のなさが、健さん本人のイメージと相まって、お伽噺のような話がヒューマンドラマになってた。健さんは乗馬姿も颯爽、物腰もやはり概して渋かった。色んな顔ぶれの脇役陣が大方良い人。北海道の四季の美しさ、雄大さの中の、この頃の山田作品の風味+健さん・倍賞千恵子カップル軸の、恋愛は抑え目に隠し味にした人情ドラマでした。
Something Impressive(KYOKOV)
2011年9月4日

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