クワイエットルームにようこそ:作品を観た感想(6)

クワイエットルームにようこそ
精神科閉鎖病棟の話ですね。でも暗くならずに明るくポップなイメージがあるのは、監督の手腕かキャラクターの個性か。主人公が経験したオーバードーズ(OD)とは大量に薬を飲むことですが、洗浄はすごく苦しいです。作品では意識のない状態だったのですが、自殺未遂と間違われて拘束されてしまっていました。ここに収容されている他のメンバーがまた個性的。明日香には、そこにいた14日間で自分を見つめ直す経験になった、そして「現実」へと戻っていく。とめられない現実もあったけれど。アルコールと薬はほんとに相性最悪ですのでやめましょう。
いやいやえん
2011年6月11日

【クワイエットルームにようこそ】みんなどこかが病んでいる
笑いはあるけれども、果てしなくブラック。笑っちゃっていいの?って感じ…。そして後半に映画は全く違った色を見せ始める。夢と現実と、狂と静。みんなが苦しんだり笑ったりそして、どこか寂しさを抱えて生きている。自分とは無縁の世界に飛び込んでしまったつもりだった明日香も、結局は入院患者たちと同じなんだと気付かされる。病院の中の人たちと同じくらい異様な病院の外の人たち。人間なんて、どこかみんな狂ってる。誰もがみんな、あの白い部屋に繋がれる資格を持っている。
映画@見取り八段
2009年9月28日

クワイエットルームにようこそ (2007)
★★★ 普通に面白かったような…(笑) 主役に内田有紀というのが意外な感じがしてたんですが、かなりの体当たり演技でがんばってましたね。閉鎖病棟の中だけで進むのでまさに舞台劇のようです。ただ、時間の関係か、個々のキャラクターを生かしきれなかったような。チョッと勿体無かったような気がします。それでも基本路線は"佐倉明日香の人生再生物語"なので本筋はしっかりと見せてくれていたと思います。ただ今回松尾ワールドには、はまりきれなかった。
カタヤマ 無断でブログ
2009年5月18日

クワイエットルームにようこそ
★★★★ちょっとでも触れたらプツンと破裂してしまいそうな問題を抱えた個性的な女性の患者さんたち一人一人それぞれの強烈な色を放っていて、閉鎖病棟の真っ白い部屋、空間に良く映えていた気がします。主人公のザクっとした奔放な感じがよく似合っていてカッコよくてキュートでした。しかし…そんなブラックユーモアに小笑いして気楽に構えていたら後半…ズドンっと谷底へつき落とされてしまいました。
MOVIE FLOWER 映画の記録と感想と
2008年7月4日

☆ 『クワイエットルームにようこそ』
松尾スズキ監督は『恋の門』という、かなり面白いコメディを作った実績もあり、前半はギャグを中心に面白く、徐々にリアルな現実の世界に近づいてゆくという方法で、うまく処理していた。 精神科病棟へ強制入院させられた患者は、自分が正常であるにも関わらず、周囲の人々の無理解や診断ミスによって自分自身がここにいるのだ、と思う傾向にあるらしいが、それを少しずつ現実的になってゆく演出で描き出す物語には、怖ろしいものがあった。そこそこに面白い作品。
映画の感想文日記
2007年11月4日

クワイエットルームにようこそ (2007)
個性的なキャスティングに加えて決して軽くないテーマをテンポよく楽しく時には切なく松尾スズキ監督は描かいています。長編監督第2作品目になる松尾スズキさんは他にも劇団「大人計画」の主宰者で、演出から脚本、俳優までこなしているからすごい方です。松尾スズキの芥川賞候補となった小説「クワイエットルームにようこそ」を自らが映画化した異色コメディー。内田有紀、宮藤官九郎、蒼井優、妻夫木聡、人気と実力を兼ね備えた豪華キャストが顔をそろえる
MOVIEクラブ
2007年10月4日


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