あのこと:作品を観た感想(2)

ショートレビュー「あのこと・・・・・評価額1650円」
★★★★ 本作とビジュアル演出のスタイルが極めて似た作品に、アウシュビッツ絶滅収容所で、ユダヤ人でありながら収容所の労役を担うゾンダーコマンドとして生きる主人公を追った、ネメシュ・ラースロー監督の「サウルの息子」がある。おそらく本作にも強い影響を与えていると思うが、どちらも演出は徹底的に観客に主人公と自己同一化させようとするので、臨場感が凄まじい。出ずっぱりで主人公を演じるアナマリア・バルトロメイが素晴らしい。色んな選択肢がある社会であることが、一番大事。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2022年12月14日

「あのこと」
私は極端なフェミニストでもないし、逆にジェンダー至上主義でもない。だが、この作品を真に理解して共感できるのは、産む性を持つ女性であると言いたい。キャンパスでの、寮での、そして実家でのアンヌの行動に、逐一胸が押し潰されそうになる。その理不尽さに共に怒りを感じる。そして「放っておいて」という気持ちも判る。
ここなつ映画レビュー
2022年12月5日

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