その手に触れるまで:作品を観た感想(2)

その手に触れるまで
★★★アメッドが敵意を抱いたのも、救いを与えてくれたのも、学校の先生で恩人のイネスだったって所、とても良かったです。親しい指導者がいて、その人に感化されちゃったんだね。大人よりも子供のほうが、感化されやすいんだろね。
いやいやえん
2021年2月16日

「その手に触れるまで」
「その手に触れるまで」に至る過程のこと…何故「その手に触れる」ことが無かったのか…そして「その手に触れ」てからどうなっていくのかを、何の解も示さず、何が正しいのかを導くこともせず、余韻をもって観客に示す。全て赦しの気持ちを持つべきだ、寛容の気持ちを持つべきだ、と強制している訳ではない。私はここに、大人としての感情の発露を見るし、心根の優しさとはどこから来るのかを考える事になる。或いは「導き」という事に関しての難しさを。「その手に触れ」てから以降どうなるのか、アメッドは考えを変えるのか、そうでないのか、正解を特に示さない余韻が、ダルデンヌ兄弟作品の素晴らしさだと思う。
ここなつ映画レビュー
2020年7月13日

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